疼痛
妻の疼痛は厄介です。
長きにわたって痛みを我慢しているためか、脳がその痛みの信号を覚えてしまって痛みが幾重にも重なるミルフィーユ状態になっているのです。
本来の痛みに作用する薬があったとしても、脳が作り出しているなんちゃって痛みには効かなかったり、その逆もあったりして今に至るわけです。
本人の痛みは酷いものですから、何とかしなければと思いつつ非常識な方法を次から次へと試してはガッカリする繰り返しです。
男だったら気絶するレベルの痛みだそうで、一番近い痛みの例が我慢できない歯痛が24時間365日続くイメージです。
こんなことをブログに書いても仕方がないのですが、まだ試していない方法についてのアドバイスや情報をいただけるので、こうやって書かせていただいているわけです。
THC
このキーワードをブログに書くと
「問題がある内容が含まれている」
というマークがGoogleからされるようですが、正しい知識として書かせていただきます。
3月中旬に、母親が通う整体の先生から紹介をしていただいた高橋龍三先生という有名な治療家の先生が
「完治は難しいけれど緩和はできる。高純度のCBDオイルを試してみてください」
そう教えてくれました。
WordPress.comのブロガー様から信頼できるブランドをご教授いただき、注文を試みたのですが日本では欠品中とのことで、仕方なく別のブランドを選びました。
CBDオイルのCBDとはカンナビジオール（Cannabidiol）のことで、麻に含まれる成分です。
あまり情報を持っていない人からすると「怪しい世界」に感じるのも仕方のないことです。
日本のメディアがイメージづくりをやっているからです。
大麻はラリって変な音楽聴いて淫らな世界…みたいな感じです。
そんなイメージのおかげでCBDオイルでさえも怪しいイメージが定着している感があるのは残念なことです。
CBDオイルの40％（多分日本での市販レベルでは最高濃度）というやつを手に入れて試してみました。
熟睡できる、心が落ち着く、身体が暖かくなる…良いことがたくさんあります。
これは事実でしたが、残念ながらこのオイルを30ml使い切った段階では痛みには全くと言って良いほど作用しませんでした。
大麻の成分の中で痛みに作用すると言われているのは「THC」ですから、致しかたない気がします。
大麻成分から抽出できる純混合物はカンナビノイドと非カンナビノイドの２種類に分類されます。
どちらも100種類以上が発見されています。
医療効能が認められるのはカンナビノイドで、その中で「向精神作用なし」として日本でも認可されているのがカンナビジオール（Cannabidiol）です。
痛みに作用すると言われているのは「向精神作用あり」として日本では認可されていないデルタ9-THC、デルタ 8-THC、カンナビノール等です。
コロナ禍でも逸早く独自の政策を最高速度で実施して平穏な日常を取り戻している（マスクがいらない世界）イスラエルは、やはり逸早く医療用大麻に着目してそれを生かしています。
以下、引用しております。
今日、イスラエルの 50 以上のあらゆる大学や学術機関の研究所において医療用大麻の研究が行われている。包括的な科学的知見と科学的・産業的発展の機会の探究は、他の薬物の扱いと必ずしも同じでなく、イスラエルを大麻改革の道に導いている。同国は1992 年に大麻の医療目的の使用を認め、やがて大麻品種や工業製品の科学研究・開発の中心となった。法令の行使権は特別に設立された保健省医療用大麻局（IMCA）にあり、イスラエル警察、農業省、経済産業
省と連携し、科学研究の第一人者であるメシュラム教授率いる運営委員会を創設した。IMCA は栽培・抽出・梱包・流通に関わる様々なライセンスを発行する。IMCA はまた、激痛やその他の症状に悩む患者に対し特別に医療用大麻を処方することのできる臨床医の認定も担当。その他にも、臨場試験の一貫で、病院で大麻を使用することのできる病気もまた認められている。2017 年までの時点で、4 万人程の患者がすでに医療用大麻を処方されている。
引用元 世界各国の医療用大麻の政策と実践 IDPC
以下は全文を見ることができるサイトです。
THCの効能に激痛緩和とあります。
私はここに期待したいと考えていて、合法に処方される方法を模索したいのです。
そう思う理由は
妻の痛みの半分は脳が痛みを作り出しています。
飲み続けなければ効果が上がらないとされる漢方を服用しても３０分以内で痛みが倍増します。
これはリリカやトラムセットなどの最低な薬漬けになった過去から脳が学んでいるためと考えています。
『その薬はダメだぜ！！』
そう、脳が訴えているのでしょう。
薬の効能以前に、脳のブロックを交わさないといけないわけです。
高濃度のCBDオイルは違いました。
痛みには作用しなかったものの、悪い反応はありませんでした。
それがTHCに着目した理由です。
ナビキシモルス
ナビキシモルスという薬があります。
CBD：THC=1:1の激痛に作用する医薬品です。
海外ではこの薬で疼痛患者が救われていますが、日本では認可されていません。
大塚製薬が海外で研究を重ねているようで妻のホームドクターが確認してくれていますが、今現在では国内で研究することすら認められていません。
日本という国は石橋を叩いて渡らない（政治家が責任を取らない）国ですから、認可は数十年後になるかもしれません。
脳卒中後疼痛は自殺率の高い疾患です。
メディアの方、ぜひ実態を調査して正しく報道してください。
先読みをしないで放置した結果が今なのですから、今を面白おかしく報道してもYoutubeには敵いません。
是非イスラエルや台湾のように、時代を先読みをして各国のお手本になれる国づくりの先頭を走るのがメディアなのだと感じてください。
個人の意見です。
メディアの方御免なさい。
白米
昨日、娘に物凄くめでたいことがありました。
大枚を叩いて近海もののマグロや白身魚を使った寿司と刺身を買ってきて白ワインを開けました。
昼食を抜いて夕方５時くらいからかんぱーい！！おめでとう！！
我が家で寿司を作るときは玄米半分のシャリを作るのですが、昨日は買い物なので白米。
仕事をしたのは、イカゲソ等を天ぷらにしただけ。
白米を食べたせいだと思いますが家族３人眠気が襲ってきて、８時半には寝たのでした。
玄米を常食していると、白米とか漂白小麦粉のパンを食べると眠気が襲ってくるのです。
美味しかったからよし！
外食も行けないので精一杯のお祝いでした。
Treasure of life 
お嬢様、何か頑張ったことが実ったのでしょうか。おめでとうございます!!
お食事の豪華さで、皆さんの嬉しさが伝わってきます。早目に乾杯して早寝する日も贅沢で良いですね♪
昔、外資系医療メーカーで働いていたことと、子連れの海外生活を経たことで、治療法、予防接種の種類や処方される薬など、他の国と比較する機会も多くありいろんなことに「どうして？」と良い意味で疑問を持っています。なので、「日本人って無防備すぎる」と感じます。医療費の負担額が少ないせいもあると思いますが、医者から受ける処置や薬も自分や家族の身体のことなのに調べもせずに受け身であることが不思議でなりません。
そういう「受け身」状態が当たり前になっているので、本当に必要な薬や治療法の認可もなかなか進んでいかないのかと個人的には感じています。だから優秀な化学者・科学者は海外へ行ってしまう。。。ど素人ながら、一つ一つ疑って調べて、自ら「選択」する習慣を付けて行きたいです。
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いつもありがとうございます。娘は妻の病気の影響を受けて大学院で神経再生を研究しているのですが、常日頃からデータサイエンスの重要性を話していました。希望していた医療系のデータサイエンスの会社から無事に内定通知が届きました。コロナで業界の明暗がくっきりしていて、就職先がまだ決まらずに悶々とされている方も多いと思い書きませんでした。
アメリカで長期入院を余儀なくされてので、日本の保険制度の素晴らしさは身にしみてわかっていますが、仰る通り平和ボケの状態であり、患者側は受け身で病院側は如何に保険点数を稼ぐかといった本末転倒傾向だと思っています。
アメリカでは抗がん剤への反省が議論されている中、日本では何もなかったのように抗がん剤でたくさんの患者が命を落としている事実などは、患者側にも責任があると思います。
医療分野でも先端技術分野でも下だと思っていたお隣の国々の方が進んでいる現実をどう考えているのか？多分気づいてさえいないのであろうと悲しくなってきます。
なんて、ブログには書けなくて愚痴をごめんなさい🙏
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このご時世で希望のところに決まったとのこと、本当におめでとうございます。ご家族の力ですね☆
私はど素人ですが、抗がん剤どころか抗生物質も何も考えずに病院へ行って処方してもらって服用しているのが不思議でなりません。
昔と違ってインターネットで検索すればある程度の情報は誰でも得られる時代。英語検索すればさらに多くの情報が入って来る。
お嬢様のような社会人が増えて行って、若い力を発揮できることを願っています。そのためにも微力ながら第二次ベビーブーム世代も良い環境を作っていかなければ!!
改めて、おめでとうございます!!!
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お嬢様おめでとうございます。昨日偶然脳のYouTubeを見ました。たくさんの信号、情報、感情が星のように行き来し、全く脳とは小宇宙だなと思いました。痛みって身体がもうダメなんとかしてという信号、サイレンだから、それがないと気づかず放置されて病気が進みやがて死んでしまう。
痛みが続いてサイレンがなりっぱなしになったら、脳はサイレンがあるのが当たり前と記憶するんですね。でもサイレンが発生したもともとの原因はなんなのか？それを治さないと、サイレンは鳴り止まんのじゃないかな？思いつくまま書きました。無学で申し訳ありません。
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げばさま、メッセージありがとうございます。
おっしゃる通りで、真の原因を掴んで解決しない限り恒久策は打てません。原因は必ず見つかると信じております。視床下部に出血が少しかかっているという事以外は現代医学では不明です。応急策である鎮痛剤も副作用が激しくて諦めたくらいです。
漢方医も鍼灸師も氣功師にもかかりましたし、YNSAやホメオパシー、オーリングテストもトライしました。今のところ決定打がなく、一時的でも良いから痛みが緩和できる薬もありません。
そんな訳で長丁場になりそうな原因究明と恒久策の出現まで繋げる安全な鎮痛効果を放つものが欲しいのです。
MRIでもCTでも血液検査でも異常なし。これが今は1番キツイです。
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カナビスはヨーロッパでも少しずつ規制が緩和される方向にあるようです。
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お刺身もお寿司も、しっとり美味しそうです！魚介にDalila、良いですね～。
そして、お嬢様のお祝いは内定通知なんですね。おめでとうございます😊。
喪失した手や足が傷むとか、頭のというか神経の謎は深く様々ですね。
アレルギーも免疫の過剰反応ですが、人の身体の構造の謎でもありますね。。。
CBDオイル、最近対コロナに効くという話もあってかなり品薄になっているようですね。
お子さんがてんかん持ちの方と一緒にCBDを販売している方から説明を聞いたことがあります。
Vitae CBDという商品でしたが、不眠にも効くと言われ、舌下摂取で試させて貰いました。
確かにその晩はよく眠れた気がします。
痛みの緩和にも効くのですね。
奥様の痛みが少しでも緩和されることを祈ります。
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KYOさん、コメントありがとうございます。
げばさんのおっしゃる通りCBDは応急策に過ぎないのですが、少しでも痛みを緩和できて長期的に副作用の心配が少ない何かを探しています。恒久策が見つかるまでの繋ぎでも良いんです。痛みはキツイですから。
魚介にDalila合います^_^
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お嬢様おめでとうございます。
奥様のご病気の影響を受けて…と、とても感動しました。
歯痛が24時間365日なんて耐えられません。奥様は凄いです。昨日は娘さんのお祝いもあり、嬉しかったでしょうね。少しでも痛みが和らげるようになることを願っています。ブログを読ませて頂いて勉強になりました。
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みかぽんさん、いつもありがとうございます。
娘の人生は何かに導かれている気がします。
武居教授が発見されたLotusというう物質が神経再生に効果あり、という論文を高校生の時に見つけて武居研究室に入るために大学を一本に絞って入学して、何とか研究室に潜り込む事に成功して、Lotusの研究に参加させて頂いて、武居先生の元でマウスと格闘する日々でした。
私は夢を実現させたためしがないので、娘は凄いなあといつも思います。
間違いなく私には似てません^_^
家内も美酒に酔いしれておりました。
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