コブクロ

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

台湾で大きな地震がありまして、震源地近くでは震度6を超えたようです。

驚きなのは台湾全土が揺れた事です。

台中もそれなり揺れました。

ホテルの隣にカラオケ(KTV)があるのですが、沢山の人が飛び出してくるのが見えました。

台湾のカラオケは日本のカラオケボックスと違ってキャバクラ状態なので、

『ここで被災はやばい!』

って思ったのでしょうか?(想像です🤗)

さすが私のチームの優秀な女性達から

『そちらは大丈夫でしょうか?』

っていうメッセージ(Teamsです)が何件もきました。

超保守的で情弱気味の会社なのですが、私のチームの女性達は嘘みたいに優秀で常にアンテナを張っているのです。

本当に助かっています。

その時は台湾に地震専用のYoutubeチャンネルが開設されていたのですが、

震源地の震度4で、周辺が震度2?

そんな感じで、

『もしかして別の地震?』

なんて思ってました。

時間とともに台湾全土に震度がつき始めました。

家内からもメッセージが届いて、ものすごく心配しているのが分かりました。

『揺れたけれど大したことないよー』

そう返しておきました。

イメージです

一夜明けて

結局何回か余震が続きましたが興奮が冷めて寝ることができました。

朝起きて我が家とFacetimeを繋ぎました。

私の出張中留守を守ってくれている娘と家内としばらく話しました。

今日は娘が大宮の友人に泊まりがけで会いにゆくので、家内が寂しそうです。

揺れているのはこっちなのですが、情けない表情で家内が心配しています。

災害時は家族で居たいものですが仕方ないのです。

1時間くらい話してバイバイ。

今日も余震が頻繁に発生していますが、大事には至っていません。

午後から仕事だったので朝からジムへ行って、そのあとは部屋で仕事してました。

BGMをかけようと思い立ち選曲を…

家族全員が聞けなくなっているコブクロを聞いてみようかと思い、少しだけ聞いてみました。

かなり辛い!!

実は倒れる前の家内が大好きで、いつも聞いていたコブクロなのです。

現地の方々に日本を紹介する日本人補修校のイベントで、琴の奏者と共に娘がピアノを弾いていたのもコブクロの曲。

家内が意識不明の最中に、看護師の承諾を得てICUの病室で常にコブクロを聴かせていました。

『あっちに行かないで戻っておいで!!』

って。

意識が戻ってからは、1時間離れた家に身の周りのものを取りに行く時や子供達を学校に連れて行くときに車の中で常にコブクロを聴いていました。

今日ちょっと聴いただけなんですけど、

自分の周りの光景も時間も、あの日の病院に逆戻り。

『きついわー』

次のステージを歩んでいるのですが、

あの時のあの場所に何かを置いてきてしまっているようです。

娘も息子もコブクロは絶対に聴かない。

まだまだ超えなければならない何かがあるのだと、台湾の地震で気がつきました。

以前、トイレの神様について書いたことがあります。

これは巨額の病院代を払って帰国して、無職でリハビリをサポートしていた頃の話。

気が狂いそうなくらい不安で仕方がなかった頃の話。

子供達には絶対に悟られまいと必死でした。

トイレの神様を聞くと決まって涙が止まらなくなるのですが、

コブクロは胸が苦しくてダメでした。

そんな曲とかアーティストってありますか?

でも今は幸せなんですよ。

コブクロ” への7件のフィードバック

追加

  1. 台湾で地震があったようですね。
    ご無事で何よりです。

    東京の友人が津波を心配してメールをくれました。
    その時に、台湾で地震があったことを知りました。

    音楽と記憶ってすごく結びつきますね。
    だから、私は好きな曲はツラい時に聴かないようにしています。。
    それでも、無性に切ない気持ちになったりする曲はありますね。
    大変な経験を乗り越えて、仲の良いご家族として支え合い今に至るのは、本当に素敵なことだと思います。

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    1. 好きな曲を辛い時に聴かないんですね。
      学びました。

      辛いことは打ち止めだって思っていても、押し寄せてくるんですよね。
      だったら楽しんで乗り越えてやれって思っているので、その時は好きな曲は聞かないことにします。

      ユーミンの作品に『静かなまぼろし』というマイナーな曲があるのですが

       昔の恋を懐かしく思うのは
       今の自分が幸せだからこそ

      というフレーズがあります。
      その通りだって思います。

      いいね: 1人

  2. 台湾の地震日本でも大きくニュースで取り上げられていました。
    日本は九州の台風報道があるため、ニュースをご覧になっている方も多いのではと思います。ご無事で良かったです。
    日本の台風も、台湾の地震も被害がおこらないよう祈るばかりです。

    音楽のお話。つらい記憶の中にある曲が、今後すこぶる楽しいシーンでどこからか流れて来て、いつの間にか幸せな記憶に上書きされると良いですね。
    今が幸せと言い切れる幸せって、とても希少で偉大なことですね。
    これからもご家族皆さまに良い思い出が数多くできますようお祈りします。

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      1. 私は日常から逃避したい気分の時も、途中で嫌なことがあった時も旅の間に『来てよかったなあ』とか『楽しかったなあ』とわざわざ声に出していうようにして、旅をポジティブ思考の材料にするようにしています。
        効果のほどはわかりませんが、自分で自分に思い込ませることも大切かもしれないなと思いますので、無理はなさらず声に出せそうな時にはぜひお試しください。

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  3. パッチングワーカーさんに被害があまり無かったようで、安心しました。
    いつもはあまりTVを付けていない我が家ですが、台風情報を見る為に珍しくずっと付けていたため、台湾地震に関してもかなり目にしました。
    M7.2であったことと共に、激しく倒壊した建物や倒れた橋脚、脱線した列車など、悲惨そうな映像を繰り返し流していたので、ご家族の心配も尤もなことかと思います。
    以前の火災もですが、離れている時に起こる災害は家族として切ないものがありますね。
    台湾で直接地震の被害を受けた方々が、軽くするよう、また少ないことを祈ります。

    音楽には過去にタイムスリップするパワーがありますね。私にも亡くなった母に関連して聞くと涙腺が決壊してしまう歌があります。ちょうど先一昨日が母の命日でした。
    おそらく何年たっても変わらず泣けてしまうだろうなぁと個人的には思います。

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    1. KYOさん、コメントありがとうございます。
      お母様の命日だったとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
      思い出は色褪せないことと思います。

      私は今、台湾の東側にいて詳しいことはニュースで確認するしか無いのですが被害は拡大しそうです。
      コロナ禍のこのタイミングで台湾にいることは、何かの意味があるのだと思っています。
      通信費をかけることなく顔を見ながら話せる技術のおかげで、遠方でも意思の疎通や安否確認が簡単になりました。
      それでも物理的に側にいるということの大切さを思い知りました。

      音楽のちから、本当にすごいです。
      動画がある訳でも無いのに、聴覚だけで全てを思い出すのですから。
      まとまりがないコメントバック、失礼いたしました。

      いいね: 1人

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