全員がチェックアウトギリギリまで滞在するホテル第一話

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

伊豆下田の下田東急ホテルに続いて、熱川温泉の伊豆ホテルResort&Spaに滞在してきました。

2020年6月開業の新しいホテルです。

かの有名な赤倉高原ホテルや東府やResort&Spa-Izuを手掛けるR&Mリゾート株式会社の作品とあって期待しまくりの滞在でした。

老舗旅館のリノベーションの達人が、まっさらから作ったリゾート旅館式ホテルなのです。

下田東急ホテルが想定外に素晴らしかったので、がっかりしないといいね!!って家内と話しながらの訪問なのでした。

気持ちにもお金にも余裕がない時には旅という選択肢が浮かばなかったのですが、次の展開につながる貴重な可能性が開けるかもしれないからこそ、特別旅という人生の小さなマイルストーンを置きに行くことの大切さを感じた旅になったのでした。

子供たちにも一定期間の思い出の空白期間ができていて、暗い闇の中を彷徨っていた時にこそ旅に行くべきだったと思っています。

子供達が独立して始まった二人旅を大切に続けられるよう頑張ると誓ったのです。

ナティエブルー

前回書き損なってしまったので少しだけ触れさせていただきたいお話。

下田東急ホテルの海に向かって右側の海の色はナティエブルーという色。

フランスの王室付画家であったジャン=マルク・ナティエが好んで使った青。

東急ホテルのコンセプトカラーは黄金色なのに対して、下田東急ホテルはナティエブルーを多用しています。

さりげなく外観のサイドルーフやベッドのワンポイントライン、カーテン、グリーティングカードの文字の色にもナティエブルーが用いられています。

とてもリラックスできる色だと思いませんか?

私は大好きな色です。

圧巻

2日目の昼に大好きな『うな瀬』でランチしようと思っていたのですが、夕食の予約が17時半だったので予約を入れていなかったこともありパスしました。

その代わり翌日の昼に予約を入れました。

土曜日は混むだろうな!!って思ったので念の為予約です。。

伊豆ホテルResort&Spaに行くには、国道135号線の熱川温泉入口とは少し違うところから入ってゆきます。

R&Mリゾートが運営するリゾートパーク伊豆あたがわの入口です。

角にファミリーマートがあるのが目印で、ホテルの看板は出ていませんでした。

温泉が潤沢に湧き出る眺めの良い山を一つ買って別荘地を作り上げて、その上にホテルを建設した感じです。

海抜300メートルのところにあるホテルに向かって、海抜数メートルのところから登って行きます。

くねくねと曲がる道に点在する別荘はとても素敵です。

テニスコートやプールを比較的低い海抜の土地に作り、別荘地は眺めの良い高地に作られています。

高いところはなるべく自然を破壊しない工夫がなされているのを感じます。

別荘地は、眺めを得るために木を伐採するというより、眺めのある場所に家を建てるという感じ。

温泉が運ばれるそれなりに太いパイプも、目立たないように工夫された施工になっています。

横浜に引っ越す前は23区に住んでいたため車は持たずにカーシェアで事足りていたのですが、今の地では車は必須で注文したのですが、入荷まで半年以上を要するということでそれまでのつなぎとして中古で購入した非力なコンパクトカーが悲鳴を上げながら坂を登ります。

まだ?

そんな不安が募るくらい長い坂を上り詰めたところに伊豆ホテルResort&Spaが顔を出しました。

坂を利用して建てられているためか、今一つ建物の構造がわかりません。

事前にお願いしていた障害者用の駐車場はエントランスの真前で、坂を登ることなくロビーに向かえました。

ロビーからの圧巻の景色をご覧ください。

ガラスの外に出たところでチェックインを待つこともできます。

日差しが強く、風がとても心地良い日でした。

15時のチェックインでしたが、14時には到着していました。

素敵なカフェがあるので、そこで時間を潰そうと考えたからです。

しかしながら、部屋の準備は完了していて直ぐに入ることができました。

21時間滞在できたことになります。

あっという間でしたけどね。

ベルボーイさんに案内されて素敵な回廊を通って宿泊する西棟に向かいます。

初めての滞在で自分達だけでは絶対に部屋にたどり着けないと思います。

回廊も素晴らしいので、時間を変えて撮った写真をご覧ください。

柱の左側と右側の景色が別物に見えませんか?
水面が眩しすぎて情けない顔になる…

伝えたいことが多すぎるので、今日はこのくらいで止めにしておきます。

この景色、如何ですか?

波の音が漏れなくついてくる下田東急ホテルも捨て難いし、ゆったりとした気分で過ごせる伊豆ホテルResort&Spaも素晴らしすぎる。

頻繁に行きたい下田東急ホテル、年1回のご褒美滞在としてリストアップしたい伊豆ホテルResort&Spaなのでした。

次回はパティオや食事の紹介をさせていただきます。

全員がチェックアウトギリギリまで滞在するホテル第一話” への9件のフィードバック

追加

    1. ありがとうございます。
      本当にまた行きたくなってます。
      12月にシーウッドホテルとイラフSUIに予約を入れているので、こちらも期待しています。
      でも、1週間後にはまたインドネシアに仕事で出張です。
      沖縄に行くために頑張ります^ – ^

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  1. 最高のロケーションですね〜。
    目の前の絶景はもちろんのこと、ホテル側の広さや設えもまた素晴らしく、高級リゾートならではのホスピタリティの高さが伺えます。リベンジ大成功でしたね。
    次の記事も楽しみにしています(^-^)

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    1. ホスピタリティが素晴らしくて、全員が会うたびに名前を呼んでから挨拶します。
      インフォシステムが働いているのでしょうけれど、このサイズだからできるおもてなしだと感心しました。
      JALのCAさんがビジネスクラスのお客様の名前を覚えるって教えてくれたけれど、決まって席に座っているお客の名前を覚えるのと、どこで合うかわからないお客の顔と名前を覚えるのとでは違う気がします。
      もしかしたら、私たちは特殊な境遇だから覚えやすかったのかもですが、感動しました。

      いいね: 1人

  2. 東急のナティエブルーも癒しに感じますが、伊豆ホテルResort&Spaの青を感じる景色は、最高の天気でもあり圧巻ですね。
    計算された切り取り方が、素晴らしいと思います。
    海だけでも凄いのにこれで温泉だと一泊では足りない気持ちとなって皆さんチェックアウトギリギリになるのですね。
    続きも楽しみにしています。

    いいね: 2人

    1. そうなんですよ。
      絵の切り取りが巧みで、海も山も温泉もグルメも高い次元で手に入れられるのは感動です。
      たった26組のお客に対してここまでやる事ができるのは素晴らしいと思います。
      減価償却大変だろうな❗️って思うけれど、アメリカを中心に寿司店を3000件以上展開している社長ですから、こだわり抜いても失敗しても倒産しない自信があるのでしょう。
      うまくいき出すと全てがプラスに働くんですよね。
      また行きたくなってます^ – ^

      いいね: 2人

  3. 下田って、そんなにステキなところだったんですね。東京にいた頃、フランス人のボスが三連休があるごとに下田に行っていたのを思い出しました。なんで下田なんかに行くんだろう?って知りもしないのに思ってましたが、なるほど、今ごろになって納得しました。

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    1. 私も下田まで足を伸ばした事がありませんでした。
      熱海エリア、熱川エリア、下田エリアと海の色が全く違います。
      下田は海の青さが南国チックです。
      次回の伊豆から下田は必ず泊まる場所としてチェックです。
      下田の辻さんと、片瀬のうな瀬は必ずいく店としてチェックです。

      いいね: 1人

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