お久しぶりです。
パッチングワーカーです。
トラブルに見舞われたインドネシア出張の最後に、オートグラフコレクションのサリ・パシフィックホテルに滞在して、とても満足したお話を書かせていただきました。

今日は同じマリオットグループのラグジュアリーコレクションホテルに滞在したお話をさせていただきます。

実はインドネシアから帰国後も激動で、仕事で台湾に行って来ました。
台湾帰国の翌々日から、おじゃんリカバリープラン第二弾の宮古島旅行が控えていたので気が抜けない出張になりました。
前回は台湾から帰った直後にCovid-19感染が発覚して、泣く泣く沖縄本島にあるルネッサンスリゾート滞在を諦めたのですから、ある意味今回も同じシチュエーションなのです。
でも、同じウイルスタイプであれば罹患後1年程は抗体が守ってくれるというデータを信じていたのでそれなりに安心できました。
台湾の目的地は台中と新竹の2箇所で、両方とも観光客にはあまり馴染みがないエリアです。
台中は前回MOXYホテルをご紹介したので(今回も同じホテル)割愛させていただき、新竹滞在を少しだけ紹介させていただきます。
新竹は台北と台中の間(厳密には台湾桃園国際空港のある桃園市の南に位置しています)にある新興都市であり、今話題のファウンドリ企業(半導体チップの製造を専門に請け負う企業)であるTSMCの本拠地がある地域で、台湾のシリコンバレーと呼ばれている製造工場がどこまでも続く巨大エリアです。

この一角にある勢いのあるベンチャー企業(とは言っても年商400億円くらいあります)から、オフィシャルサプライヤーとして大会に招かれたのです。
新竹市の中心的なホテルであるシェラトン新竹でセッションやプレゼンテーションが行われ、その後晩餐会が催されました。



ディスプレーや大型看板、値札から車のボディカラーまで、文字やデザインを自由自在に変えることができる技術で躍進している企業です。
液晶とかELディスプレイを思い浮かべるかもしれませんが、どちらの技術も電気を通し続けなければ色を表示し続けることができません。
この会社の技術が飛び抜けているのは、電気を通さなくても表示し続けられること。
ハイビジョン並みの高精細で、最新技術ではビデオも流せる応答性。
車のボディが豹柄だったり、鮫肌だったり、ラッピングカーになったりと面白い技術なんです。
普通は出張で宿泊しないランクのホテルなのですが、同行させて頂いた社長様の同意を得てこのホテルに宿泊することにしました。
シェラトンホテルはマリオットグループですから、使いきれないスイートナイトアワードを利用してスイートルームをお譲りすることにしました。
私はダブルルームでしたが、クラブフロアでラウンジを使うことができました。

ラウンジはとても静かで落ち着きがあります。
マリオットがコロナでエリートを乱発したためにごった返している日本のラウンジとは違って、仕事にも集中できるほどの静粛が保たれています。
今年からクレジットカードの特典を含めてプラチナ会員数を絞る取組みを開始しているので、日本のマリオット系ラウンジの静寂も緩やかに戻ってくると思いますが、航空会社のラウンジも含めてエリートの乱発は真の顧客を失う結果になると言う教訓を与えてくれたと思います。
こちらは私が泊まったダブルルームですが、十分というか一人では広すぎる印象です。
最上階だったからかもしれないのですが、天井も高くて広く感じます。






こちらはスイートルームです。
撮りきれなくて枚数が増えてしまうほど。
これは一人で泊まる部屋ではありませんね。











宮古島
ここからが本題です。
宮古島といっても1泊目は来間島にあるシーウッドリゾート、2泊目と3泊目は伊良部島にあるイラフSUIに宿泊したので宮古島には泊まっていません。
次回は宮古島にヒルトン宮古島が完成しているでしょうから、宮古島にも宿泊すると思います。
今回は宮古島空港ではなくて下地島空港を使いました。
理由は簡単で、スカイマークが羽田からの便を運行していてキャリアと比べて断然安価であったからです。
下地島空港は日本航空や全日空がパイロットの訓練施設として運用していた空港です。
2002年6月に、全日空の訓練生が767-200型機で着陸に失敗して機体が中損(後日解体)という事故も発生しています。
2006年に宮古島と伊良部島を繋ぐ伊良部大橋が開通したことも手伝って状況は少しづつ変化します。
2016年三菱地所の提案で下地島空港に旅客ターミナルが作られることになり、2019年3月にターミナルが開業して旅客便の運行が始まりました。
Covid-19で全ての定期便がなくなってしまう事態にも遭遇しながら、着実に進化している様です。
12月17日(土)に降り立った時は、嵐のような強風でしたが問題なく着陸できました。
パイロットの腕が良いのはもちろんですが、便数の少ない地方空港でありながら訓練施設として使われていたことで滑走路の両サイドにILSが完備されているのも大きいと思います。


あそぶーこさんのブログで12月は晴れる確率が低いと書いてあったので覚悟はしていたのですが、さすがに嵐とは驚きでした。
北風が吹き荒れて寒い寒い!!
天気予報も最悪の様子でテンションが下がります。
初日は来間島にあるI Preferホテルズ加盟のシーウッドリゾートに宿泊したのですが、天気が悪すぎてネガティブな印象でしたが、ホテルに罪は全くありません。
シーウッドリゾートは建売住宅で有名な飯田産業が運営するホテルです。
モルディブの大規模リゾートを意識しているのではないでしょうか?
ホテル棟である首里ハウスと、コテージが立ち並ぶヴィラハウスで構成されています。
広大な敷地内は車の通行は禁止(ホテルのワゴン車は走っています)で、徒歩かカートで移動することになります。
今回は一番安価な首里ハウスのツインルームを予約していたのですが、I Preferホテルズのエリート特典でプール付きコテージにアップグレードしていただきました。
寒くてプールは使えませんでしたけどね。
気持ちはリッチになれました😀
部屋に入った後はレストランに食事に行く事も難しいくらいの雨と風でした。
それを予想して、空港からホテルに向かう途中のスーパーマーケットで食べるものを調達してきて正解でした。


クリスマス用に成城石井でまとめ買いしたワインを何気にスーツケースに入れたのですが、本当に正解でした。
宮古島まで来てお篭りステイになるとは悲しすぎます。



翌朝は相変わらず風が強かったのですが雨は止んでいました。
朝ごはんを食べに行くにも風が邪魔をして家内が歩くには危なすぎたので、50メートル程でレストラン棟だったのですがカートに来てもらいました。
朝ごはんのクオリティは高くてオムレツも本格派でした。


食事のあと風も少し収まってきたので、散歩してみました。
曇っても沖縄!!
美しい海を見ることができて幸せです。



エリート特典でチェックアウト時間も伸ばして頂き、静かになった時間にチェックアウトさせて頂きました。
優しいスタッフが声をかけてくださって記念撮影をしました。
厚着でもこもこです😀

朝ごはんでお腹いっぱいでお昼はパス!!
ランチに伊良部島の名店かめさんの伊良部蕎麦を食べる予定でしたが、翌日にリスケです。
イラフSUIのチェックインまで時間があったので、下地島空港の滑走路端17END(ワンセブンエンド)に行ってみました。
中学生の頃からパイロットに憧れていたので、いつか行ってみたかったんです。


イラフSUI
イラフSUIはマリオットグループであるラグジュアリーコレクションブランドのホテルです。
ゆきたびとんさんのブログを読んでいつか行ってみたいと思っていたホテルなんです。
景色も美しくて伊豆ホテルリゾート&スパと同じようなコンセプトの高級ホテル。
森トラストが運営するホテルです。
実は今回2泊なんですが、マリオットBonvoyで溜まったポイントを使って部屋を予約して、スイートナイトアワードを2泊分利用したコストフリーの滞在なんです。
伊豆マリオットホテル修善寺に泊まる時もそうなのですが、ポイントで泊まらせていただく時はレストランでお金を落としてホテルに貢献したいと考えています。
天気がまだイマイチで外出するのも大変そうだったのもあって、1泊目にレストランで食事をすることにしました。



真っ青なシーザーとクリスマスツリーが迎えてくれます。

何というか、事前に学習してはいたのですが部屋の素晴らしさに感動しまくりでした。
オーシャンビュージュニアスイートルームです。
下の写真は曇っていて天気がイマイチだったのにこの素晴らしさ。

後はもう天気の良い翌日以降の写真も含めて是非ご覧いただきたいです。
ウエルカムフルーツがメロンまるっと1個なんて衝撃的すぎて、横にあった箱入りのウエルカムスイーツにチェックアウト寸前まで気が付かなかった始末!!
ウエルカムレターも素敵です。


ゆったりとしたシャワー独立型バスルーム、掘り炬燵っぽい段付きベランダに設置されたクッション、景色を独り占めするための大きなソファ、大きなテレビ(夜中にワールドカップの決勝を観ただけでした)、そして伊豆ホテルリゾート&スパと同じように大きな景色という切り取られた芸術作品が飾られています。
冷蔵庫の飲み物は全て無料と伺っていたのですが、結局ビールもコーラも飲まずじまい。
レストランや近くの居酒屋で味わいたいし、部屋でアルコールを飲んで寝てしまうのが勿体無いと思ってしまいました。

























夕方5時からサンセットを見ながらシャンパン(リアルシャンパーニュです)を味わうシャンパンディライトが開催されます。
フリーフローと言って、好きなだけいただくことができます。
これも追加料金が発生しません。



良い気分になったらレストランへ!!
アラカルトで好きな料理をお願いして、ソムリエの方にワインをセレクトしていただきました。
担当のギャルソンはフランス人でToulouse出身の方。
フランスのお話で盛り上がりました。
楽しすぎておしゃべりと飲食に集中してしまって写真を撮るのを忘れた料理やワインがいくつかあります。












朝食も同じレストランでいただくのですが、全く違う景色に見えました。






続いてはホテルから見える景色や庭の写真です。






伊良部そばの名店かめさん




宮古島ヒルトンホテルの進捗チェック。
2回行ったので天気が違います。
半年後にはオープンですね。
絶対に泊まりにきますよ!!



最後の晩餐は龍宮さんで舌鼓です。
予約必須のお店です。














最終日は素晴らしい天気だったので16時までのレイトチェックアウトをお願いして近くの渡口ビーチに行ってきました。





最後に撮った記念撮影はインフィニティプールの前で

また来たいホテルが増えました。
心身ともにリラックスできました。




空港ターミナルの天井がコンクリート打ちっぱなしに見えますが、コンパネにペンキを塗っているだけでした。
コストダウン、ウエイトダウンがよくできていました。
下地島空港のおかげで宮古島に安く行けるようになって感謝感謝!!
しっかりリカバリーできた気がします。
ありがとうございました。