全部おじゃん(°▽°)

お久しぶりでございます。

パッチングワーカーです。

インドネシア出張でホテル隣のSOGOが火事になったり、同行者が入院したりと大変だった事を書きました。

今回はコロナ明けで台湾へ行きました。

色々と動き回って疲れたのは事実ですが、仕事的には充実していて何もかもがうまくいった感じでした。

大型案件は調印に近づいたし、SDGsがらみの新規案件も舞い込んできたし、最終日に挨拶に行った業務提携先の社長様は久しぶりの再会に大歓迎してくれたしと、前回の出張とは打って変わって良い旅になったのでした。

いえ、なった筈でした(°▽°)

台湾の最終夜、外ならばリスクも減るということでビアガーデンで会食をセットしてくれました。

日本でも手に入らない響21年を持ち込んでくれて、歓迎の気持ちが伝わってきました。

タバコに厳しい台湾でもオープンエアーなら吸えるんです(私は吸いません🙃)
転売ヤーから買うと10万円近くする代物です

そんな素敵な旅はトラブルも無く(地震はありましたけど)帰国できたのでした。

9月24日(土)に帰国して、1週間後の10月2日(日)から1週間沖縄に滞在すべく準備をしていました。

この1週間は絶対に仕事が入らないように気をつけてきたし、出張も避けてきました。

???

26日(月)に大きな会議があるため杉並に出社したのですが、昼ごろから寒気がして頭がボーッとします。

まさか?と思い、会議を欠席することを覚悟して帰宅しました。

念のため医療用の抗原検査キットで確認。

帰国時も確認して陰性でしたが、今回も陰性。

ホッとしたのですが、翌日は38度の熱が出てしまって嫌な予感。

すぐにかかりつけ医に連絡をしてPCR検査をして頂きました。

翌日(28日)に結果が出てなんと陽性!!

名誉のために、一緒に食事をしていたメンバー全員問題なしです。

どこで貰ってしまったのかは不明なのです。

まあ、そこそこ満員電車にも乗ってるからリスクとは常に隣り合わせなのですが。

帰国時に検査して陰性だったので迂闊にも家内と同じベットで寝ていました。

家内もPCR検査をして陽性!!

家内の陽性が判明したのが30日(金)でした。

二人とも高熱と咳、強い喉の痛みで最悪の老老介護状態。

娘に来てもらうわけにもいかず、二人で耐えたのでした。

家内は高リスク患者ということでコロナ治療薬であるラブゲリオが処方されました。

でも、私と感染した時間差のまま症状が出てきました。

ってことは効いてない!!

2日の沖縄へのフライトと帰りのフライトも同時にキャンセル。

航空券も1週間分のホテルもキャンセル不可のものでしたが、陽性証明の提出で全額戻ってきました。

これは想定外の嬉しさでした。

家内がずっと楽しみにしていたので本当に申し訳なくって。

罪滅ぼしの旅行仕切り直しとご馳走

罪滅ぼしの意味も込めて月末に伊豆に、12月に宮古島に行って来ようと思います。

熱川の憧れていたホテルで、かなり高価なのですが今回戻ってきた沖縄の旅費を考えれば(ほとんど戻ってこないと思っていました)全然ありです😂

公式ホームページから拝借

もっとびっくりなのは、憧れのこのホテルは昨日の全国旅行なんちゃら開始とともに一気にキャンセル待ちとなったのでした…平日さえも。

2週間の闘病生活で何も書く気力がなかったのですが、書く気力も食欲も戻ってきました。

味覚も戻ってきて、寿司(自作)とおでんを食べたいと思います。

ポン酒もね。

食べ切れるわけないですね、作りすぎました。

味覚って有難いですー。

お刺身と海鮮天ぷらを巻いてみました

久しぶりの台湾

こんにちは、パッチングワーカーです。

久々の台湾です。

普段はビザなしで入国できるのですが、Covid-19の影響でビザが必須になっています。

ビザ申請時に直前の台湾渡航についての質問があって、

『前回の訪台はビジネスでしたか?観光でしたか?』

というものでして、

辿っていったら観光でした。

びっくりです。

だって台湾には50回以上は来ていて、観光で来たのはたった1回なのです。

それ以来台湾に来ていなかったなんて。

娘がまだ大学研究室の時代(大学院に行く前です)で、家内と私が沖縄の日航アリビラに行ったついでに台北に移動して、娘が研究室の発表を終えて台北合流したのでした。

3年半前?

懐かしい写真です。

この時は中山駅近くのALOFTに泊まって、娘の合流に合わせて松山のマリオットに移動したのでした。

中山駅近くのALOFT

グルメの旅でした。

楽しそうでしょ。

今回の旅

今回はもちろん仕事です。

成田のラウンジで朝食を食べていざ出陣!!

明太子と漬物を食べてしまって我に帰って写真撮りました

台北桃園空港に到着するとまずは台湾SIMの確認。

持っていない人はここで購入します。

事前に登録した入鋏検疫系統のスクショを確認後、入力内容を台湾の電話番号にSMSを送ってきます。

それを受け取れれば合格です。

下記の画面が表示されたらスクショして持っておきます。

ここまではマンツーマンで教えてくれます。

次のステップでHealth Declaration Certificateのバーコードを読み取って、自主隔離時に使用する抗原検査キット2個と、手荷物受け取り後に行うPCR検査容器と書類をもらいます。

その後は通常の入国、荷物を取って税関を抜けて建物の外に誘導されます。

唾液を規定量、貰った容器に入れて提出すると検疫シールがもらえます。

これです

このシールを服のどこかに貼れば防疫タクシーに乗ることが許されます。

Health Declaration Certificateに隔離ホテル情報があるので、何も言わなくてもホテルまで運んでくれます。

私の選んだALOFT TAIPEI BEITOUは台北市なのでメーターに関わらずTWD1000が上限です。

オーバーした分は政府負担だそうです。

防疫タクシー内に貼ってあります

私の場合はメーター読みでTWD1450でしたが請求金額はTWD1000でした。

どこかの国みたいにぼったくりを警戒する必要がないのもリラックスできる理由です。

前回滞在した中山駅近くのALOFTも隔離指定ホテルですが、どうせ外出できないのだから少し位遠くても自然に囲まれて癒されたいと思ってALOFT TAIPEI BEITOUにしました。

センスの良いビジネスホテルです

創作意欲

皆様お久しぶりです。

パッチングワーカーです。

2度目の自主隔離中の身でありますが、10日間の隔離が7日に減免されましてあと3日で自由になります。

前回の自主隔離の時は気にしていませんでしたが、隔離アプリにしっかり書いてある。

「(やむを得ず)外出するときは公共交通機関は使わないでください」

だそうです。

コンビニにも寄らないし、人とも接することがない散歩なら良いでしょう!!

ってなわけで、間違っても人と会話するとか近くですれ違う事が無いように注意して早朝散歩で健康管理です。

寒いけれど気持ちが良いボッチ散歩なのです。

こんな感じで美しい景色を楽しんでおります

あとは料理を作ることですかね、楽しみは。

出張中はホテル飯か外食ですから、料理好きには辛いのです。

サクッと牡蠣のパスタ(緑豆のパスタを使ってノー小麦ですよ)

牡蠣出汁満載のスープパスタ

寿司を握ったりとかね。

豊洲市場ドットコムからのお取り寄せネタです

焙煎したてのコーヒーを淹れて新鮮な膨らみに感動したりもしております。

新鮮の極みでしょ

創作意欲

家内が福祉会館でプチ展示をやらせていただいた話を書きましたが、それなりに売れた。

場所柄人なんて滅多に来ないのに、それなりに売れた。

本人は創作意欲は湧き湧きです!!

無くなってしまったがま口の制作や

パッチワークで洋梨の何かを作り始めております。

結構でかい!!

取り止めもなく内容のないブログでごめんなさい。

何気ない隔離生活を切り取ってみました。

そうだ!!どこかの作品展を探してみよう!!

茶柱並みに嬉しい事

皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

お正月早々コーヒーを淹れたら泡がハート型になって思わず写真を撮りました。

良い歳をしたおっさんが書く内容ではありませんが、何気に嬉しかったのでアップします。

茶柱の独り占めみたいにしないでお裾分けです。

酸味が生きている浅煎りのコーヒーはカリタウェーブで淹れると美味しいです。

個人の感想です。

ブルーボトルコーヒーで飲んだオータムブレンドが酸味がおいしく引立っていたので、ブルーボトルコーヒーのドリップ器具を真似したら美味しく入るようになりました。

ORIGAMIというドリッパーにハリオV60の濾紙を使っても同じように美味しいと思います。

スタバのように超深煎りの珈琲も美味しいのですが、個人的には選りすぐりの豆をシナモンくらいでローストした酸味が立ったものが好みです。

お湯の温度や豆の挽き方、豆の炒り方、ドリッパーの違いで様々な顔を見せてくれるコーヒーに夢中です。

また隔離中です

年末に隔離を終えたのに、またインドネシアで隔離中です。

今回は10日間です。

明日から7日に減免だそうですが、私は10日間の隔離です。

日本に帰国したらまた14日間の自主隔離ですから

『なにやってんの?』

って言われても仕方ないです。

お買い上げ頂いた生産設備が出来上がって船に乗ってインドネシアに到着している。

コロナがなければ普通に技術者がやってきて立ち上げて、次のお客さまには違うメンバーがやってきて立ち上げて…。

そんな流れなのですが(数億円から数十億円の機械です)、

❶ コロナで長きにわたって足止めをくっていたので、マーケットが開いた瞬間に蛇口が開いて人が足りない

❷ 隔離があるので、コロナ無しの時の3倍時間がかかる

❸ 1つのワーキングビザで2社分の仕事が許されていない

特に❸は問題で、以前はシンガポール等に一旦出国して別のビザで再入国して作業する流れでしたが、今は避難先でも隔離、戻っても隔離というわけで、日本に帰らざるを得ない。

遠隔技術を駆使して立ち上げをおこなっているのですが、100%遠隔ではできないのがリアルマシンの泣きどころなのです。

私の別の仕事であるLMS(大学等の教育機関向け学習支援システム)などは、打ち合わせから導入まで一貫して遠隔でできます。

ICTの凄さである訳ですが、今回の機械のようにリアルで必要なものもたくさん存在します。

全員がバーチャルで仕事をするわけにはいかないのです。

今回の機械は、紙おむつや生理用品には無くてなならないフィルムを作る設備です。

予定通りに稼働できなければ品不足に陥ってしまう。

良質な製品(オムツや生理用品を使用しても、漏れないのに蒸れない秘密のフィルムです)が安定供給されないと、困ってしまう人がたくさん出てしまうのです。

そんな訳で、このご時世に隔離を繰り返す

『側から見たら病気を運んでくる非国民!!』

が存在するわけです。

こんな時期ですから、来たくて来ている人は誰もいません。

よく文句を言われる空港検疫に携わっている人だって、国民を守るために頑張っているのです。

絶対に日本に持ち込まない努力を重ねながら、頑張っている最前線がいることだけは知ってほしいです。

年末から正月にかけても遠隔立ち上げのサポートでパンパンでした。

ブログを書く心の余裕がありませんでした。

変な内容が今年最初の投稿になってしまってごめんなさい。

せめてコーヒーの素敵な香りを想像していただければ幸いです。

コロナ最終正月!!

でありますように。

隔離が終了しました

お久しぶりです。

パッチングワーカーです。

14日間の隔離が終わって、やっと自由の身になりました。

隔離中は時間を持て余してブログを描きまくれる、なんていう考えは甘かった。

インドネシアに置いてきた残件処理を遠隔で行うのですが、あちらの8時半即ち日本時間の10時半から大体日本時間の21時くらいまで繋ぎっぱなし。

インドネシアにいる間にちょい置きしていた仕事が爆速ブーメラン状態でやってきて、朝5時から仕事を始めて10時半からはライブでインドネシアのサポート、合間に色々なweb会議に入るという経験したことのないプレッシャーでした。

家族が近くにいるのに何もしてあげられないなんて。

あちらからすれば私は『暇を持て余している隔離おじさん』なわけですから、さっさとやってくれるだろうと思っているフシがある。

実務をアシスタントに丸投げして体制を構築する仕事に慣れきった私は、実務に追い回されてみて良い歳こいて自分の無能さに恐れ入ったのでした。

4番バッター1人だけいても試合には勝てない!

なんて言いますが、

9番ライトだけ守っていたダメな私でさえも、チームのありがたみを身に染みたのでした。

身も心も休めています

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

ただいまインドネシアのジャカルタです。

客先の工場に入るために24時間以内の陰性証明書を求められているため、毎朝5時30分にホテルを出て徒歩で最寄りの駅まで行ってMRTで日本人の多い街まで移動して、車で拾ってもらって検査を受ける病院に行きます。

なんで日本人の多い街に宿泊しないのか?

雰囲気が好きじゃないんです。

海外に出てまで日本人だらけの環境に居たくない。

わがままでごめんなさい。

でも迎えに来させたりしません。

こちらから出向きます。

日本人か多いところはホテルを含めて物価も高め。

コストダウンということでご理解を。

早朝の地下鉄。日本製です

地下鉄に乗るときもスーパーに入る時も、客先の工場に入る時も専用アプリでチェックインとチェックアウトを求められます。

入口に人が立っていて監視しています。

早朝の地下鉄入り口にいるポリスはよく寝てますけど🙃

陰性証明書を手にして約1時間のドライブで客先の工場へ。

生産前(工事中)の現場は灼熱地獄です。

40度以上湿度80%の世界でじっとしているだけで体力が奪われます。

頑張っても夕方7時までが限界で、ホテルに帰ってシャワーを浴びてルームサービスで何かを食べて寝るだけの毎日です。

隔離が終わってたった1週間なのですが、1ヶ月くらいここにいる感覚です。

老体にはこたえます。

今日は日曜日です。

現地スタッフの体力も考えて1日休むことにしました。

朝から雨が降っていて外出もしたくない良い雰囲気😀

雨が止んだら日本のスーパーに行こうと思っていますが、今はゆっくりと身体を休めます。

右斜め前のマンション建設現場では作業員が働いています

ニャンコ天国

隔離が明けて定宿のALOFTホテルに移動して(メリディアンより3駅分ほど北になります)翌朝MRTの駅まで歩いている途中で『歩道の真ん中で寝る猫』を発見。

死んでいるのかと思うほどスヤスヤと幸せそうに寝ていました。

東京のど真ん中ではそうはいかないし、大体冬なんか寒くて寝てられないでしょう。

街中の歩道のど真ん中です

翌朝にも寝ている姿が。

でも少し移動していたから生きているな!!

これでも熟睡状態です

水木は何故か起きていました。

人懐っこいのか寄ってきます。癒されます

金曜日は早朝から台湾とWeb会議があったので、少し遅い出発でした。

既に日が昇っていてあつい!!

どうしているのか少し気になっていましたが、しっかり日陰に避難していました。

暑いよねー

日本が誤解される!!

日本でも本格ミートソース!なんて言って、全く日本人向けなんてことは多々あるのでご愛嬌ですが、スーパー(日本人向けではありません)に並んでいた面白いなんちゃって商品とインドネシアアレンジ商品をご覧いただきます。

これは日清の製品

何か面白いものばかりでしょ!!

ハラル認証マークがついているのでインドネシア人には安心ですが、価格(円にするには100で割って0.9を掛けてください)が高いので富裕層向けだと思います。

70円の地下鉄料金が高すぎて乗らないくらいですから120円の調味料は高価です。

具材は別ですからね。

おまけは変な店の看板です。

弁当とラーメン専門店という変な店。

私はいかないと思います。

これは客先で出していただくお弁当。

お客様は日系ではありませんし、このお弁当も中国系の会社のもの。

なんちゃってです。

フォントの選び方が日本っぽくないです。

揚げ物中心ですがありがたいです。

オミクロン株の影響

私がインドネシアに入国してすぐに隔離が3日間から7日間に変更になりました。

そして数日前からは10日間です。

ご存知のように日本もレギュレーションが変更になりました。

政府が新規の予約を抑制するというアナウンス(すぐに撤回)があったため、ガラガラだった帰り便の予約は満席状態です。

12月末まではJALもANAも満席です。

ガルーダも一部キャンセルが出たようですが、現時点では満席です。

2回ワクチンを受けて、ほぼ毎日検査を受けて、帰国便出発前72時間以内に陰性証明書を取得して、入国時にもPCR検査を受けて14日間隔離ですから、全てが陰性であればそれなりに安全かと思うわけです。

勿論、こんなご時世に海外に出る不届き者が国内でじっとしている方々のご迷惑になってはいけません。

指示に従って公共交通機関を使わずに、14日間の隔離を全うする所存です。

日本入国と隔離については後日しっかりとレポートします。

雨が止んだようなので買い物に出ることにします。

株って本当にバーチャル!!

中国の恒大集団(厳密には海外向けエバーグランデ)の経営危機が連日伝えられています。

一部報道(日本のメディアでは全く報じていない)では、国内債権者を保護して海外投資家を切り捨てる方策に出る模様とのことで余談を許しません。

ただ、この問題は3年くらい前から問題視されてきて、郊外のマンションはゴーストタウンだという話は聞いたことがあると思います。

ネットの世界では7月にはデフォルトの噂が飛んでいて、ついに現実がやってきたという感じです。

ここでは恒大集団の危機分析をするつもりは全くありません。

株式をはじめとする債権は情報戦であるということを言いたくて書きました。

メジャーなメディアしか見ない人にとっては、今回の報道は寝耳に水!!

情報通にとってはとっくに分かっていたことだからです。

(情報リテラシーが高くないとやばい)

中国国民にとって投資の歴史は浅く、バブル崩壊で多くを学んだ日本人とは違って「ハイリスクハイリターン」を理解していない個人投資家が多いようです。

「絶対に損しないって言っただろ!!」

なんて、『元本保証はありません』っていう文言の入った契約書にサインしておいてよく言うわって感じです。

右肩上がりで不動産価値が上がっているときは、リスクっていうことが頭になくなってしまうのは仕方のないことですけどね。

経験者談です🙃

恒大集団は不動産価格がいよいよ上げ止まりであることをしっかりと理解していたにもかかわらず、銀行からの資金調達停止の穴埋めに一般向けに高利のファンドを立ち上げたのですから、投資リテラシーの低い一般民衆をターゲットにした詐欺と言われても仕方のないことだと思います。

バイバイゲームとはよく言ったもので、急成長の反動は様々な裏の世界を炙り出してしまいます。

中国のスマートシティの杜撰な姿も報道(日本のメディアでは報道されていません)されていて、積み上げられた歴史の重要性を再認識できる時がやってきたのかもしれません。

インドネシアで建てたばかりの証券取引所の空中廊下が落ちたり、シンガポールの有名なホテルが傾いていたり、マレーシアのツインタワーの韓国が建てた側だけが傾いたり。

ちなみにマレーシアのツインタワーは日本が建てた問題のない側に寄り掛かるように渡り廊下を建築して、つっかえ棒の役割を果たしてあげているようです。

同じ形のツインタワーなのに、日本側は満室で韓国側は空室が目立つ有様です。

日本の建築は高価ですが、不動産の名に恥じない技術が土台にあるのです。

工業製品全般に言えることだと思います。

長い歴史を誇る国と、急成長した国の違いが土台の強固さだと思うわけです。

株の不思議

随分と脱線してしまいましたが、株の不思議について気がつきませんか?

例えば今は(テーパリングが始まる前)コロナ対策のバブルマネーが株式投資に集まって、株価が会社の業績にマッチしていません。

でも誰も問題視しない。

四季報読もうが(古い)IR情報を手に入れようが、株価は連動しません。

会社が発行した株式が流通されるようになると、株価は業績だけではない他の何かの影響を大きく受けるようになるわけです。

その株式を組み込んだファンドや、株式価格に連動するけれど実は株式そのものが組み込まれていない怪しいファンド、やばいジャンクな株ばかりをごちゃ混ぜにしてスムージー状態して優良に見せかけたファンドなどやりたい放題。

「時価総額」を担保に有利に金を借りることができるため、各企業は株価を高くするためにヤバい努力を怠りません。

真っ当に正直に申告する企業はダサい銘柄としてそっぽをむかれ、実態のない情報リークするような銘柄がちやほやされる始末。

株式やファンドという名の紙切れ(今は紙でもないですが)を、(一般民衆は)踊らされながら取引しているというのが実態なのではないでしょうか?

でも何故か、その会社が倒産するとゲームオーバーです。

恒大集団なんか損益計算書だけ見れば黒字ですから、素人にとってみれば突然のゲームオーバーに映るかもしれません。

キャッシュフロー計算書をしっかりと見ていればヤバさに気が付いたかもしれません。

たとえ気が付いても「政府はこの会社を潰さない!!」なんていう実態のない過信が実態から目を背けさせていたのだろうと思います。

株式は流通しなくても、資金調達をさせていただいた代わりに発行する約束証(頑張って還元します!!)であるのが本当の姿です。

資金調達をしたときは出資者の顔は見えているわけですから、いい加減なことはできない筈です。

売買で利益を上げようとする、ある意味その会社の業績よりも株価だけを重要視している株主に対して真剣に報いようとは思わないですよね。

アップルのスティーブ・ジョブスは、長きにわたって配当を出しませんでした。

配当するお金を再投資して企業価値を最大限まで引き上げる約束をしていました。

それが嫌なら投資しなくて結構だと。

アップルは押しも押されもしない超優良企業になって株主は大きな利益を手にしました。

それが株式の真の姿だと思います。

仮想通貨

中国政府が突然仮想通貨を違法にすると発表しました。

仮想通貨は将来的には世界共通の通貨になる重要なものですが、一部の投資家にとっては投機的な意味を持ちます。

韓国がデフォルト危機なのをご存知でしょうか?

加工貿易主体のこの国で、コロナを皮切りに企業業績が低迷しています。

さまざまな理由から、韓国の通貨が売られていてウォン安に歯止めがかかりません。

ドル建てで多数の借金をしているこの国にとって、ウォン安は借金が激増することに他なりません。

利払いすら危うい状態です。

上場企業だけをとってみても、人員削減の嵐なのです。

中小企業であればなおさら壊滅的です。

韓国で職を失った若者の間で流行っているのが仮想通貨投資。

お金を借りて投資しています。

でも仮想通貨をはじめとする債権市場(勿論株式も)は基本ゼロサムゲーム。

全員が得をするゲームではありません。

バブルで全員が徳をしたように見えても、バブルが弾けてたくさんの人が損をする。

平均化すれば限りなくゼロになります。

そんなわけで、韓国の若者がこぞって参入している仮想通貨投資はとても危険です。

中国政府は、恒大集団の破綻を皮切りに連鎖的に始まる倒産の嵐で職を失った若者たちが、韓国の若者のように債権市場で泥沼に陥らないように先手を打ったものと考えます。

最先端を行っているように見えて、上手に後出しジャンケンをしている中国政府。

日本のバブルから学び、韓国のデフォルトからも学んでいます。

株式も仮想通貨も、本来の目的を取り戻すことが正常化への近道だと思うのは私だけでしょうか?

勝手にマーケットを作ってボロ儲けして、勝手に暴落してリアルなマーケットにまで迷惑をかけるのは良くないことです。

債権市場がなければ必要以上の被害者は生まれなかったし、恒大集団だって自分たちの経営ミスを一般民衆に付け替えることができなかったわけですから、地に足のついた経営ができたと思います。

株式市場って本当にバーチャルだと思うのです。

大増産時の危険

モデルナのワクチンに混入した金属片の正体は、やはりステンレススチールでしたね。

信じ難いと思いますが、ワクチン接種後に亡くなられた方の死因と混入した金属片との因果関係は薄いと思います。

勿論、医薬品に不良なんて事は許されません。

厳格な品質管理技術を提げて日本の製造業は進化しましたから、私たち世代の人間にとっては不良がないのは当たり前なのです。

ZQC(Zero defects quality control : 不良が出ない品質管理)なんて言葉が出るくらい、品質にこだわってきました。

そんな産業界の中でも、医薬品産業、航空宇宙産業の品質はずば抜けていました。

一度事故が発生すると、取り返しがつかないほどの大事故につながるからです。

私が身を置いていた記録メディア業界では、基本全数検査が最後の砦でした。

若い方はご存知ない既に絶滅したカセットテープやビデオテープは、生産過程でテープの表裏が裏返ってしまう【裏巻き】という現象が存在して、もしもコンシューマーの手に渡ってしまうととんでもない事態になってしまいます。

結婚式のビデオを撮った(つもりだった)のにテープが裏巻きだったら(当時のビデオはテープに記録していました)一生に一度の晴れ舞台の記録が台無しになってしまうわけです。

その為に裏巻きを発生させない工夫を徹底的に盛り込むのですが、それでも絶対にコンシューマーの手に渡らなくするために全数検査をします。

あの大きなVHSカセットは毎秒1個の製品が出来上がるのですが、毎秒録再ヘッドで特殊な信号を録音再生して確認します。

裏巻きならば再生信号はありませんから、ラインの外に不良品として排出されるのです。

不良品が一定時間に一定頻度以上発生するとラインは停止します。

何かおかしいことが発生しているから、恒久対策を打ちなさいという意味なのです。

発生させない、流出させないは手法が違いますが、目的は同じなのです。

買った人を絶対にガッカリさせない。

医薬品ならばもっと責任は重いのです。

最近は中国製品の台頭で、少し毛色が変わり始めました。

一定の不良品は混じっているけど安いから勘弁してくれ!!みたいな空気。

この空気が当たり前になって、製薬業界にまで飛び火したのか?

あとは、成長が激しい国にありがちな傾向なのですが、安全より生産性を優先する風潮があります。

かつての日本は航空事故多発国でしたし、台湾も同じ。

中国も同じですし、新幹線すら事故を起こすしまつ。

急成長に人材が追いつけていないのに、生産性を重視するから事故が多発します。

韓国は成長が穏やかになったのに、相変わらず安定して航空事故や鉄道事故が発生しますね。

これは臭いものに蓋をする文化(揉み消す文化)だから、問題自体が発生していないことになってしまい修正の機会が奪われるからなのです。

意味不明の文章が続いて恐縮ですが、まとめるとこんな感じです

  1. ワクチンは大増産中に発生した起こるべくして起こった事故
  2. 厳格な規格のおかげで、削り取られて混入した物質はステンレスだった
  3. スペイン人の気質は製造には向かないかな?(個人の感想)
  4. 全体的に厳格な品質管理より安価な製品を求める傾向がある

そんな感じだと思います。

現役のときは結構ストレス抱えながら品質を守ってました🙃

何が怖い?

やってもやっても増えるばかりの仕事量に息が詰まりそうな日々ですが、プライベートでも事件は起こります。

我が家は私と家内、娘がワクチン接種を終えました。

明日で全員が2回目摂取から2週間経ちます。

さて、少しだけ離れたところに住んでいる息子は摂取できていないのが心配。

頑張って予約を試みるも全然な日が続いていたのです。

私たちはワクチン最先端の中野区在住で、息子は最後尾集団の練馬区在住。

中野区はいち早く接種券が送られてきて、沢山の病院医院で受けることができました。

私はニュースピックスでワクチン開発に関する競争や秘話をずっと追いかけてきたので、モデルナと決めていました。

最先端のスピードで接種券が手元にあったたため、接種券が無いと受けられなかった自衛隊の集団接種の予約が簡単に取れました。

息子の練馬区はというと、かなり遅れて接種券が届き、近隣県の方々にも行き渡っていたことで、モデルナを希望する人や近隣で予約が取れない東京以外に在住の方々が自衛隊集団接種予約に殺到して、全く予約が取れない状況が続いていました。

家族総出で息子の予約合戦でした。

しかし状況が一変します。

モデルナの比較的広範囲なロットに異物が見つかったニュースが流れるや、キャンセルが続出してあっさりと予約ができたのでした。

スペイン製だったことには驚いたのですが、目に見える金属片ですよ。

医薬品製造ラインは縛りが厳しくて、表面が全てステンレスで覆われている設備しか使えません。

怪しい金属片である確率は低いのです。

徹底管理されていて、最終的に金属探知機やカメラ検査を通るはずなのに不思議ではありますが、ワクチンを打つ選択の方が優先だと考えています。

今まで以上に監視は厳しくなるでしょうし、先を争って予約したのにキャンセルするなんて笑います。

恐れていたのは重症化や命の危険、大切な人へ感染させる事だった筈なのに。

ファイザーは一定期間が過ぎると抗体の量が激減することがわかっているし、半年後の有効性もモデルナには全然敵わない。

副反応がきつい事からもわかりますが、モデルナの方が間違いなく効果が高い。

ワクチン開発競争から冷静に見ていれば当然と言えば当然です。

モデルナ信者でも回し者でもありませんが、今モデルナを接種するチャンスを目先の不安で逃すのはヤバいと思います。

粉のワクチンが出るし、副反応が少なそうだからそれまで待つ!!

副反応が怖いから打たない!!

国産のワクチンが出れば安心だから打つ!!(アンジェスのことですか?)

なんて言っている人が多いですが、決めるのはあなただし自己責任です。

でもね、真実を知ってから判断した方がいいです。

本物の情報やニュースに触れていますか?

テレビや(まさかテレビ◎日?)ネットのヤバいニュースだけ見て決めていませんか?

酸欠でも酸素投与を受けられないんですよ、今は!!

林先生じゃ無いですけど

『チャンスがあるなら今でしょ!!』

まずは怖さの優先順位を決めてください。

それからできる限り客観的な情報を集めてください。

3ミリ先を見るのではなく、3メートル先を見ましょう。

それができるようになったら3ヶ月先を見るようにしましょう。

先回りできないと結局コロナで死んでしまいます。

『目の前にワクチン接種のチャンスあったのにね〜』

って、あなたのお葬式で言われるかもですね。

過激な文章で不快に思われた方にお詫び申し上げます。

自由は尊重します。本当です。

でも、情報はたくさん取るべきです。

PS. 芸術や食の最先端であるスペイン。国民性に得て不得手がありますね。(個人の意見です)

ヨーロッパに住んでいるときに家内がワーゲンポロのキャンバストップを新車で買ったんです。

ピスタチオグリーンのやつで憧れていたんです。

でも手に入れて3ヶ月くらいの時、走っているときに急にショックと共に停止して動かなくなった。

日本で言うJAFを呼んだらエンジンが脱落していた(ステーが折れていました)

ワーゲンに連れて行かれて説明を受けたらびっくりでした。

Made in Spain.

対応も悪かったので、引き取ってもらってトヨタのヤリスを買いました。

一度も故障しませんでした。以上!!

  

本末転倒

ワクチン接種が進む前に手綱を緩める行為が政府によってなされています。

『仕方がない』

とか

『このままだと選挙で負ける』

なんて考えているのでしょう。

私は新宿に近い中央線沿線の駅横を通って歩いて通勤しているのですが、6月1日を境に盛り場が盛り出しました。

20時をとっくに過ぎた時間でも目を疑うほどの明かりが煌々と灯って、満席の店内ではお酒を飲みながらマスクを外した老若男女が楽しそうに大声で語り合っています。

店の外にはタバコを吸いに出てきた人たちが、マスクをしないで語り合っています。

長い間我慢し続けてきた人達は、緊張の糸が切れたかのようにはしゃいでいます。

若い人ばかりではありません。

1月分の補助金すら振り込まれていないのですから、居酒屋のオーナーを責めるのは筋違いです。

政府関係者や、都の上層部の方々は自分の目で実態を見ているのでしょうか?

政府関係者や、都の上層部の方々は、経営にキャッシュフローがどれだけ大切な意味を持つかお分かりなのでしょうか?

歪んでいるかもしれない報告を聞いたり、データというやつを見て判断しているのではないか?

そう思わせるほど滑稽な愚策が続きます。

オリンピックに合わせて緊急事態宣言を解除して….なんてシナリオを描いていて、PCR検査数を制限してデータも捏造して安全をアピールしようと、狭い窓のない部屋で戦略会議という名の井戸端会議で意思決定しているのであれば、それは大きな間違いだと思いますよ。

私の肌感覚で申し訳ないですが、あの盛り場の雰囲気や人々の飲み方を見る限りでは、リバウンドは確実に発生して今週末にはすでに感染者が増え始めるでしょう。

ひた隠しにデータをエクセルマジックでインチキしても、医療崩壊が起きるでしょうから隠し切れない。

観客を入れてオリンピックをやっている横で、病院は医療崩壊と戦う地獄絵図が見えるのです。

ワクチンの摂取率が実際に上がってから手綱を緩めないと…ていうか、もう遅い。

ものづくりに長く携わっていると、本末転倒としか言いようのない愚策をたくさん目にする機会を得ます。

1秒間に3個生産できる機械があったとします。

機械が不調で1%くらいの不良が出てしまうことがあったと想定しましょう。

不良を出荷するわけにはいかないとばかりに、カメラ式の検査装置(画像認識と言います)を導入して対策をしようとするお偉さんやオーナー様がいらっしゃいます。

まずしなければならないことは1%の不良が出る原因を突き止めて、恒久策を打つことです。

そしてこの対策が効果を出しているのかを、QCチームが検証するのです。

それがうまく機能したら、画像認識装置でも特別なセンサでもつけて問題発生を繊細に見張ればいいのです。

それをしないで画像認識装置をつけて、機械を止めたくないからといって自動系外排出装置(不良品をラインから取り出してしまう)を設置してご覧なさい。

1秒間に3個生産できるのですから、この機械は1時間に10800個生産します。

1%の不良発生率ですから108個もの不良品がはじかれるのです。

1シフト8時間とすると、864個の不良品です。

QCチーム、或いは製造の品質チームは864個もの不良品を分析して問題の本質を突き止めなければいけない。

問題の本質を突き止めて修正しない限り、1日2500個以上(24時間稼働の場合)の不良品を生産するのです。

画像認識装置は最後の砦で、マーケットに不良品を出さないためには絶対に必要ですが、まずは不良品が出ない機械に仕上げるのが先です。

機械と書きましたが、品質を掌るのは4Mといって、人(man)、材料(machine)、機械(method)、製法(material)なので、それら全てからのアプローチが必要なのです。

完璧な製品を高い歩留まり(例えば99.9%以上)で生産できるようにしてから、初めて砦を設けるのです。

何が言いたかったのかというと、物事のアプローチの順番を間違えるととんでもない事になるよ!!です。

一般的には「本末転倒」って言いますかね。

目の前数センチメートルしか見ていない応急策の事をアメリカではミッキーマウス、フランスではマクガイバーって呼んでいます。

英国では本質を見極めて完璧に作り直さずに、スペーサーを入れてその場しのぎを繰り返すエンジニアのことを「シーマスシンマーマン(スペーサーのスペシャリスト)」と呼んだりします。

エンジニアの世界では目先ばかりを追う愚かな奴を馬鹿にします。

イギリスでは一昨日、コロナ死者がゼロでした。

イスラエルではマスクの着用義務が外れました。

ニューヨークに活気が戻ってきました。

ワクチンの摂取率が集団免疫に達した事を受けての措置であり結果なんです。

どんなに苦しくても、大切な国民が亡くなっても、ワクチンの接種で集団免疫を作ることがコロナ制覇への道だと考えた政治家は、政治生命をかけて邁進したのです。

達成するまでは厳しい規制を国民に課し続けた。

そして勝った!!

政治生命をかけられないから、常に後追いになるし、ミッキーマウスになってしまう。

来週の今頃、感染者の数が爆発していないことを祈ります。

次の選挙結果がクリアにカラーで見えます。

夢であることを祈るばかりです。

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