「五虚」とは?東洋医学が教える5つの”虚”を知って、慢性疲労の根っこを見つめ直す

はじめに:「虚」という考え方

西洋医学では「異常なし」と言われたのに、なぜか体がだるい。眠っても疲れが取れない。そんな経験はないだろうか。

東洋医学には、こうした「検査では見つからない不調」を説明するための枠組みがある。そのひとつが**「虚(きょ)」**という概念だ。

「虚」とは、簡単に言えば**「足りない」状態**。体を動かすエネルギーや栄養、潤い、温かさ、生命力の源——これらが不足しているとき、東洋医学では「虚している」と表現する。

そして、この「虚」には5つの種類がある。それが今回紹介する**「五虚(ごきょ)」**だ。


五虚とは何か

五虚とは、以下の5つの「不足」を指す。

虚の種類何が足りないか主な症状の傾向
気虚(ききょ)気(エネルギー)疲れやすい、息切れ、声が小さい、汗をかきやすい
血虚(けっきょ)血(栄養・潤い)顔色が悪い、めまい、動悸、爪がもろい、髪がパサつく
陰虚(いんきょ)陰液(体を潤す成分)手足のほてり、寝汗、口や喉の渇き、便秘
陽虚(ようきょ)陽気(温める力)冷え性、むくみ、下痢しやすい、元気が出ない
精虚(せいきょ)精(生命力の源)老化現象、腰や膝のだるさ、耳鳴り、記憶力低下

これらは単独で現れることもあれば、複合して現れることも多い。たとえば「気虚」が長引けば「陽虚」に進むことがあるし、「血虚」と「陰虚」が同時に存在することもある。


西洋医学との違い

西洋医学は「何があるか」を診る医学だ。腫瘍がある、細菌がいる、数値が高い——こうした「存在するもの」を見つけて対処する。

一方、東洋医学は**「何が足りないか」**にも目を向ける。検査で異常がなくても、体が訴える不調には理由がある。その理由を「虚」という枠組みで捉えようとするのだ。

これは優劣の問題ではない。視点の違いだ。


なぜ五虚を知ることが大切なのか

五虚を知る意味は、自分の不調のパターンに名前がつくことにある。

「なんとなくだるい」「原因不明の疲労」——こうした曖昧な状態は、本人にとっても周囲にとっても扱いにくい。しかし「これは気虚かもしれない」「陽虚の傾向があるのでは」と仮説が立てられれば、対処の方向性も見えてくる。

養生の第一歩は、自分の体の「傾向」を知ることだ。五虚はそのための地図のようなものだと思っている。


乗り越えられない試練はない

50代、60代になると、若い頃のように無理が効かなくなる。それは当然のことだ。しかし「年だから仕方ない」と諦めるのは早い。

東洋医学の知恵は、不足を補い、バランスを整えることで、体を本来の状態に近づけようとする。完璧な健康を目指すのではなく、今の自分にとっての「ちょうどいい」を探る。

五虚を知ることは、その探索の出発点になる。


まとめ

  • 「五虚」とは、気虚・血虚・陰虚・陽虚・精虚の5つの不足状態
  • 西洋医学で「異常なし」でも、東洋医学では「虚」として捉えられることがある
  • 自分の不調のパターンを知ることが、養生の第一歩

次回以降、それぞれの「虚」についてもう少し詳しく掘り下げていく予定だ。


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春のイライラは「肝」のSOS——気を巡らせる食材で心を整える

パッチングワーカーです。
美しくも、特定の方々には憂鬱な季節ですね。

新年度が始まり、仕事や人間関係の変化に追われる4月。

「なんだか最近イライラしやすい」「ちょっとしたことで落ち込む」「夜になっても頭が冴えて眠れない」——そんな自分に戸惑っていませんか?

「ストレス耐性がないのかな」「メンタルが弱いのかも」と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。でも、東洋医学の視点から見ると、それは心の問題ではなく、身体の問題かもしれないのです。

今日は、春のメンタル不調を「食」で整える方法をお伝えします。


西洋医学では「自律神経の乱れ」と言われるけれど

春先のメンタル不調について、西洋医学では「自律神経の乱れ」と説明されることが多いですね。

気温の寒暖差、気圧の変動、新生活のストレス——これらが自律神経のバランスを崩し、イライラや不眠、倦怠感を引き起こすとされています。

対処法としては「規則正しい生活」「適度な運動」「ストレスを溜めない」などが挙げられますが、「それができれば苦労しない」というのが正直なところではないでしょうか。


東洋医学では「肝」の働きを見る

東洋医学では、春のメンタル不調を**「肝(かん)」の失調**として捉えます。

ここでいう「肝」は、西洋医学の肝臓とは少し異なります。東洋医学の「肝」は、気(エネルギー)の流れをスムーズにする働きを担っています。川の流れを管理するダムのような存在だと思ってください。

春は自然界で「木」が芽吹き、上へ上へと伸びていく季節。人の身体でも「気」が上に昇りやすくなります。この動きを調整するのが「肝」の役目なのですが、肝の働きが追いつかないと、気が上に昇りすぎてしまいます。

これを**「肝気上逆(かんきじょうぎゃく)」**といいます。

気が頭のほうに上がりすぎると、イライラ、頭痛、目の充血、眠れないといった症状が現れます。逆に、気が詰まって流れなくなると、憂うつ、ため息、胸のつかえ、食欲不振といった症状になります。

つまり、春のメンタル不調は「気の巡り」の問題であり、それを司る「肝」を整えることが養生の基本になるのです。


肝を整え、気を巡らせる食材たち

では、具体的にどんな食材が「肝」を助けてくれるのでしょうか。東洋医学の「性味(せいみ)」と「帰経(きけい)」という考え方に基づいてご紹介します。

1. セロリ(芹菜)

  • 性味:涼性・甘辛
  • 帰経:肝・胃・肺

セロリは肝の熱を冷まし、気を降ろす働きがあります。イライラして頭に血が上る感じがするときに最適。独特の香り成分「アピイン」には鎮静作用もあるとされています。

食べ方:生のままスティックで、または浅漬けに。加熱しすぎると香り成分が飛ぶので、炒め物なら仕上げに。

2. 春菊

  • 性味:平性・甘辛
  • 帰経:肝・肺

春菊は気の巡りを助け、肝を養う代表的な春野菜です。独特の苦味が「肝」に入り、滞った気を動かしてくれます。

食べ方:鍋物の定番ですが、この時期はおひたしや胡麻和えがおすすめ。さっと茹でて香りを残すのがコツです。

3. 柑橘類(みかん、レモン、グレープフルーツなど)

  • 性味:涼性〜平性・酸甘
  • 帰経:肝・脾・肺

柑橘類の酸味は肝に入り、気の巡りを助けます。特に皮の部分(陳皮)は「理気(りき)」——気の流れを整える——作用が強いとされています。

食べ方:そのまま食べるのはもちろん、皮を少し削って料理に加えたり、お湯に浮かべて香りを楽しんだり。朝一杯のレモン白湯もおすすめです。

4. 三つ葉

  • 性味:平性・辛
  • 帰経:肝・肺

三つ葉は香りで気を巡らせる「芳香性理気薬」のような働きをします。お吸い物に浮かべるだけでも、ふわっと気持ちがほぐれるのを感じませんか?

食べ方:加熱しすぎると香りが失われるので、仕上げに添えるのがベスト。卵とじや和え物にも。

5. 緑豆もやし

  • 性味:涼性・甘
  • 帰経:心・胃

緑豆もやしは熱を冷まし、気持ちを落ち着ける働きがあります。イライラして熱っぽいとき、口が渇くときに。安価で手に入りやすいのも嬉しいですね。

食べ方:さっと茹でてナムルに、または炒め物の具材として。


今日からできる「肝」を助ける食べ方のコツ

食材選びと同時に、食べ方も大切です。

ゆっくり噛んで食べる

早食いは気が上に昇りやすくなります。一口30回を目安に、ゆっくり噛むことで気が落ち着きます。

香りを楽しむ

香りは「気」を動かします。セロリや三つ葉、柑橘類などの香りを意識して嗅いでから食べてみてください。

酸味を取り入れる

酸味は肝を養い、気を収める働きがあります。お酢を使った料理や、食事の最後にレモン水を飲むのも良いでしょう。

夜は消化の良いものを

夜に重たいものを食べると、肝に負担がかかり、睡眠の質が下がります。夕食は腹七分目を心がけて。


まとめ

春のイライラや落ち込みは、あなたのメンタルが弱いのではありません。それは身体が「気の巡りを助けて」とサインを出しているのです。

病院に行くほどではないけれど、なんだか調子が悪い——そんなとき、東洋医学の知恵を借りて、食卓から身体を整えてみませんか。

「治す」のではなく「整える」。それが養生の基本です。

今日ご紹介した食材——セロリ、春菊、柑橘類、三つ葉、緑豆もやし——はどれもスーパーで手に入るものばかり。今日の夕食に一品、取り入れてみてください。


※本記事は東洋医学の考えに基づく養生の知恵を紹介するものであり、医療行為の代替を推奨するものではありません。症状がある方は必ず医療機関を受診してください。

なぜ私が養生を語るのか——原点ストーリーを読む


ストレスで胃が痛い、眠れない——それは「気のせい」ではなく「肝」の悲鳴です

妻の痛みと麻痺の治療法探しで得た知識をお分けします

中医でも治療家でも、ましてや医師でもない私が、偉そうに情報発信することに戸惑いがありました。

ただ、妻の症状を治す方法がないと言われ続けながら、探し回り、学んで効果を感じられた事だけであればご迷惑にならないと思い始めました。

最適な方法に辿り着けないで困っている人が多く、諦める=苦しみ続ける、という選択をしている方が多く存在することを知っています。

痛みや麻痺は本当に辛い症状ですが、花粉症、偏頭痛、アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎、咳喘息、化学物質過敏症、自律神経失調症、パニック障害、慢性便秘、慢性下痢、緊張型頭痛、BPPV、CPSP等々、原因不明であったり、うまく付き合うしかないと言われがちな症状。

リリカの副作用に追い詰められ、薬をやめる決断をした時の気持ち、家族の思い、薬を抜く際の幻覚、見守るしかない家族。薬をうまく抜くことが出来ても、痛みが和らぐわけでもない出口のない不安と怒り。

そんな症状で悩む人につけ込んでくるMLMの、効かないサプリや高価なパッチなど。藁をも掴む思いの本人と家族の希望を粉々にする。

中医学や東洋医学は、西洋医学の限界を感じていない方々にとっては、効果の薄い気休め程度に写っていると思います。実際に私もそんな考えでした。

医者にかかっても治らない、ドクターショッピングをしても同じことを言われる(結局解決しない)。そんな状況で、八方塞がり感をお持ちの方には、希望になるかもしれません。

ここでご紹介する方法は、Amazonなどで買える食材が多く、高価なものは少ないです。
おすすめのブランドや買い方は、コメント欄からご依頼いただければ、できる限りお答えいたしますが、アフェリエイトは設定しませんので、ご自分でお買い求めいただく様お願いしております。

テーマを設定して、知りうる限りを時間をかけてご紹介してゆきます。


仕事のストレスで体調を崩す——よくある話、でも原因は?

「最近、胃の調子が悪くて」「夜中に何度も目が覚める」「些細なことでイライラしてしまう」

こうした不調を抱えながら、「まあ、ストレスだよね」と自分を納得させていませんか? 病院に行っても「異常なし」と言われ、「気のせいかな」と思うこともあるかもしれません。

でも、その不調は決して「気のせい」ではありません。

東洋医学の視点から見ると、ストレスは確実に内臓に影響を与えます。そして、その中心にあるのが「肝(かん)」という臓腑なのです。


西洋医学の「自律神経」、東洋医学の「肝」

西洋医学では、ストレスによる不調は主に「自律神経の乱れ」として説明されます。交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、胃腸の不調、不眠、動悸、肩こりなど、さまざまな症状が現れるとされています。

この説明はもちろん正しいのですが、「では、どうすれば自律神経を整えられるのか」という問いに対しては、「ストレスを減らしましょう」「よく寝ましょう」といった、実行が難しいアドバイスに終わることも少なくありません。

ここで東洋医学の視点が役に立ちます。


東洋医学が教える「肝」と感情の深い関係

東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)がそれぞれ特定の感情と結びついていると考えます。

  • → 怒り、イライラ、ストレス
  • → 喜び、興奮
  • → 思い悩み、くよくよ
  • → 悲しみ、憂い
  • → 恐れ、不安

中でも「肝」は、気(き)の巡りを司るという重要な役割を担っています。気とは、身体を動かすエネルギーのようなもの。肝は、この気を全身にスムーズに巡らせるポンプのような働きをしているのです。

ストレスがかかると何が起こるか

過度なストレスがかかると、肝の気を巡らせる機能が滞ります。これを東洋医学では「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼びます。いわば、気の渋滞が起きている状態です。

この「肝気鬱結」が起こると、以下のような症状が現れます:

  • イライラ、怒りっぽくなる(気が上に昇りやすくなる)
  • ため息が増える(詰まった気を出そうとする身体の反応)
  • 胸や脇腹の張り(気の滞りが物理的な圧迫感として現れる)
  • 胃腸の不調(肝の気が脾胃を攻撃する「肝脾不和」という状態)
  • 不眠、夢が多い(気の乱れが心神を乱す)
  • 女性の場合は月経不順やPMS(肝は血を蔵し、月経とも深く関わる)

「胃が痛い」という症状一つとっても、東洋医学では「肝の気が脾胃を侵している」という具体的なメカニズムで説明できるのです。


今日からできる「肝」を整える養生法

では、滞った肝の気をどう巡らせればよいのでしょうか。薬に頼らなくても、日常生活でできることがたくさんあります。

1. 身体を動かして気を巡らせる

気は動くことで巡ります。デスクワークで一日中座っていると、気は確実に滞ります。

  • おすすめ:散歩、ストレッチ、ヨガなど、激しすぎない運動
  • ポイント:「義務」としてではなく、「気分転換」として行うこと

特に朝の散歩は、肝が活発になる時間帯(午前1時〜3時に肝は血を蔵し、日中に気を巡らせる)と相性が良く、一日の気の巡りを助けます。

2. 深い呼吸で気を下ろす

ストレスで気が上に昇ると、肩が凝り、頭に血が上り、眠れなくなります。意識的に深い呼吸をすることで、上がった気を下に降ろすことができます。

  • やり方:鼻から4秒吸い、口から8秒かけてゆっくり吐く
  • 回数:3〜5回を1セット、気がついた時に

3. 酸味のある食べ物を取り入れる

東洋医学では、酸味は肝に入るとされています。適度な酸味は肝の働きを助けます。

  • おすすめ食材:梅干し、レモン、酢の物、柑橘類
  • 注意:酸味の取りすぎは逆効果。あくまで「適度に」

4. 香りの良いものでリフレッシュ

肝気の滞りには、香りで気を巡らせる「理気(りき)」という方法が有効です。

  • おすすめ:柑橘系のアロマ、ジャスミン茶、ミントティー
  • 食材では:セロリ、三つ葉、紫蘇、春菊など香りの強い野菜

5. 「我慢しすぎない」という養生

肝気鬱結の最大の原因は「感情の抑圧」です。言いたいことを言えない、我慢し続ける——これが肝を最も傷つけます。

すべてを吐き出す必要はありませんが、信頼できる人に話を聞いてもらう、日記に書き出す、など、感情の出口を作ることが大切です。


「治す」のではなく「巡らせる」

ストレスをゼロにすることは、現代社会では不可能に近いでしょう。しかし、ストレスで滞った気を巡らせることは、今日からでもできます。

東洋医学の養生は、「病気を治す」ことよりも「身体を整える」ことを重視します。気が巡れば、胃の調子も、眠りの質も、自然と整っていきます。

「ストレスだから仕方ない」と諦めるのではなく、「だからこそ肝を労わろう」と考えてみてください。あなたの身体は、必ず応えてくれます。


※本記事は東洋医学の考え方に基づく養生の知恵を紹介するものであり、医療行為の代替を推奨するものではありません。症状がある方は必ず医療機関を受診してください。


なぜ私が養生を語るのか——原点ストーリーを読む

痛みという事象に囚われすぎた過去——「消す」ことばかり追いかけて、見失っていたもの

家内が脳卒中後疼痛(CPSP)と診断されてから、私はひたすら「痛みを消す方法」を探し続けました。

男性なら我慢できないレベルの歯痛が、四六時中、休みなく続く。右半身麻痺、失語症、右下視野欠損に加えて、この痛み。目の前で苦しむ家内を見ながら、私にできることは「次の手」を探すことだけでした。

振り返れば、あの時期の私は完全に「痛みを消す」ということに囚われていました。

痛みさえなくなれば、すべてが好転する。痛みさえ止まれば、家内は笑顔を取り戻せる。そう信じて、あらゆる手段に手を伸ばしました。

SCS(脊髄刺激装置)の埋め込み

脊髄刺激療法(SCS)にも踏み切りました。

脊髄に電極を埋め込み、微弱な電気刺激で痛みの信号を遮断する。外科的な処置を伴う、いわば「最後の手段」に近い治療法です。

体に装置を埋め込むという決断は、軽いものではありません。家内の身体にメスを入れることへの不安、それでも「これで痛みが和らぐなら」という期待。手術を決めるまでに何度も話し合いました。

結果についてここで詳しくは書きませんが、脳卒中後疼痛という痛みの根深さを改めて思い知らされました。末梢からのアプローチでは、脳が作り出す痛みには太刀打ちできない。その事実が、また一つ確認されたのです。

鍼灸——「効かない」と思い込んでいた

鍼灸にも多数通いました。

東洋医学の鍼灸なら、西洋医学とは違う切り口で痛みに届くかもしれない。そう期待して、何軒もの鍼灸院を回りました。YNSA(山元式新頭鍼療法)も試しました。頭皮のツボに鍼を打つことで、脳卒中後の症状に効果があるとされる療法です。

しかし、どこに行っても劇的な変化は感じられませんでした。施術直後は少し楽になったような気がしても、翌日には元に戻る。その繰り返しで、正直なところ「鍼灸というもの自体が効かないのだ」と思い込むようになっていました。

この思い込みが間違いだったと気づくのは、ずっと後のことです。

整体・カイロプラクティック、そしてサプリメント

カイロプラクティック、整体、KEN YAMAMOTO式の手技療法も試しました。身体の歪みを整えることで痛みが軽減するのではないか。そう期待して通いました。

サプリメントも数え切れないほど試しました。痛みに効くとされるもの、神経を修復するとされるもの。中にはMLM(ネットワークビジネス)で勧められたものもありました。藁にもすがる思いでいると、「これが効く」という言葉がどれほど魅力的に聞こえるか。善意で勧めてくれる人もいれば、そうでない人もいました。

結果は、どれも無意味でした。

なぜ、何も効かなかったのか

これだけのことを試して、なぜ何も効かなかったのか。

今になって思うのは、私が「痛み」という事象そのものに囚われすぎていたということです。

痛みを消す。痛みを抑える。痛みを遮断する。痛みを感じなくする。すべてのアプローチが「痛み」に直接向かっていました。痛みという症状を、ピンポイントで消そうとしていた。

でも、身体はそういうふうにはできていない。

痛みは結果です。身体のどこかが歪み、内臓が弱り、気血の巡りが滞った結果として、痛みが現れている。痛みだけを消そうとするのは、火災報知器の音がうるさいからといって報知器を壊すようなものです。火元はそのままなのに。

私は火元を見ていなかった。火災報知器ばかり叩いていた。

「体を整える」という基本

阿久沢先生と出会って、初めて「体を整える」という言葉の意味を理解しました。

阿久沢先生の鍼灸は、それまで通った鍼灸院とは根本的に違いました。痛みに直接アプローチするのではなく、身体全体の状態を見て、内臓の働きを整え、気血の巡りを助ける。YNSAの手法も治療の一部として使うことがありますが、それは全体を整える中での手段であって、「痛みを消す道具」としてではありません。

阿久沢先生に出会うまで、鍼灸は効かないものだと思っていました。しかし実際には、鍼灸そのものが効かなかったのではなく、「痛みを消すための鍼灸」が効かなかっただけだったのです。

身体を整えるための鍼灸は、全く別のものでした。

私が学んだこと

何年もかけて、複数のペインクリニック、神経ブロック注射、リリカの最大量処方、SCSの埋め込み、多数の鍼灸院、YNSA、カイロプラクティック、整体、KEN YAMAMOTO式、数え切れないサプリメントを試しました。

かけた費用も、時間も、身体への負担も、精神的な消耗も、計り知れません。

しかし、この遠回りがなければ、「痛みを消すのではなく、体を整える」という考え方に辿り着けなかったのも事実です。

もしこの記事を読んでいるあなたが、慢性的な痛みを抱えていて、あらゆる治療法を試しても改善しなくて、もう打つ手がないと感じているなら。一度だけ、視点を変えてみてほしいのです。

痛みを消すのではなく、身体を整える。症状を叩くのではなく、火元を見る。壊れた部分を修理するのではなく、身体全体の巡りを助ける。

それが養生という考え方です。

壊れたところにパッチを当てながら、それでも前に進む。それが、私たち夫婦が今歩いている道です。

私たちに起きた変化

家内の痛みをなんとかしようと悪戦苦闘していたこの数年間に、いくつかの変化がありました。

2025年3月12日、父が93歳の生涯を閉じました。老衰でした。

その数日後に、母親の病気の影響を受けて神経再生研究の道を選んだ娘が結婚しました。

本当に難しい、針の穴に糸を通すような日程のやりくりでしたが、葬儀も結婚式も滞りなく行うことができました。

少し後に大切な仕事の仲間がこの世を去りました。私より一回りも若いのに、癌で亡くなりました。

横浜の自宅から、できる限り埼玉県川越市にある父が眠る墓を参ることにしているのですが、奇しくも彼の墓が高尾にあり、通り道にあります。今日も参ってきました。

そして、体を整える尊敬できるプロである阿久澤先生と、中医学の権威である神山道元先生に出会うことができました。

仕事でも数々の出来事が重なり、昔や現在作った点、すなわち全く別のところで必死に取り組んできた様々な事柄が、次から次へと結び付き始めて、線になり続けています。

そしてそれぞれの線がうまく絡み合いながら、絶妙なタイミングで結び付き始めました。

以前、私と仕事仲間がインドネシアに出張する際に、仲間の方の方角が悪すぎるので注意してください!!と忠告してくださった占い師の予言を書いたのですが、泊まっていたホテルの隣のSOGOが火事になり、重度の脱水症で仲間が入院するという結末が待っていました。

その占い師の予言で、あなたの後ろに雪山が見えて、そこで活躍している姿が映っています!!という、インチキくさいものがあります。
が、ユタ州に本社を置くある企業と、深い事業を推し進めているところです。本社の裏に山が聳え立ち、冬は真っ白に化粧する山です。

もう一社、アメリカの会社と良い関係を築いていて、その会社の本社がある場所は、家内がアメリカで倒れしばらく入院していた病院から程近い場所にあります。

思い出したくなかった深い悲しみを背負ったあの地に、ビジネスパートナーとして戻れる。それはハッピーエンドを意味しているのではと、期待しています。

Connecting Dots 〜 狙わずに目の前の仕事を全力で頑張れば、いつか点と点が繋がり出すよ!!っていう、スティーブ・ジョブスが母校の卒業式に招かれた際に卒業生に送ったメッセージ。

歳を重ねないとわからない事って、たくさんあるんです。

老害と言われる前に、たくさん恩返ししたいと思っている私たちです。


※本記事は個人の体験に基づくものであり、特定の治療法や医療機関を否定するものではありません。治療法の選択は、主治医と十分にご相談の上で行ってください。

※本サイトの情報は東洋医学の考え方に基づく養生の知恵を紹介するものであり、医療行為の代替を推奨するものではありません。症状がある方は必ず医療機関を受診してください。

ご無沙汰しておりました ― 阿久沢先生と神山先生との出会い、そして水戸通いの日々

もくじ

長らくの沈黙、本当にごめんなさい

まずは、本当に長いあいだブログの更新が止まってしまっていたこと、心よりお詫びさせてください。「お元気ですか?」「どうされましたか?」と気にかけてくださった方々、コメントやメッセージをくださった方々、本当にありがとうございました。返信もままならない時期がありまして、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

離れていた理由はいろいろあるのですが、一言で言ってしまえば「自分自身と向き合い直す時間が必要だった」のだと思います。体のこと、心のこと、これからの生き方のこと。ひとつひとつ立ち止まって、ゆっくり噛みしめる時間。そんな中で、どうしても言葉にできないことが多くて、ブログという形で発信するのがしばらく難しくなっていました。

でも、この沈黙の時間は決して無駄ではありませんでした。むしろ、人生でいちばん濃密な「学びの時間」だったと言ってもいいくらいです。というのも、この間に、本当にすばらしい二人の先生と出会うことができたからです。今日はそのご報告を、近況報告として綴らせてください。

阿久沢先生との出会い ― 色彩療法の不思議

まず一人目は、阿久沢先生。先生が実践されている「色彩療法」との出会いは、私の中の「治る」という概念を大きく揺さぶるものでした。

色彩療法、と聞くと、「色で癒される?なんとなくリラックスするやつ?」くらいのイメージを持たれる方も多いと思います。正直に言うと、私もそうでした。きれいな色を眺めてほっとする、アロマみたいな感じのもの、と。

でも、阿久沢先生の色彩療法は、そんな表面的なものではまったくありませんでした。色が体のどこにどう作用するのか、その人の今の状態に何色がどんな形で必要なのか ― 先生は一人ひとりをていねいに視て、必要な色をそっと届けてくださるんです。

最初に施術していただいたとき、正直「えっ、これだけ?」と思ってしまったくらい、やっていること自体はとても静かで、穏やかでした。ところが、終わったあとに体の感覚がガラッと変わっていることに気がついて、本当にびっくりしたんです。ずっと重かった肩の奥のほうが軽くなっていたり、頭の中の霧が晴れたような感じがしたり。目に見えない「色」というものが、こんなにも体に影響するんだ、と。

阿久沢先生ご自身は、決してご自分の技術をおおげさに語られない方です。むしろ「私が治すのではなくて、その人が本来持っている力が戻っていくだけですよ」と、さらっとおっしゃる。そういう謙虚さの奥に、深い知識と経験、そして何よりも「人を治したい」という強い思いがあるのが伝わってきて、毎回頭が下がります。

色彩療法については、また回を改めて、もう少しちゃんとご紹介できたらと思っています。今まで私が抱いていた「治療」のイメージが、ガラガラと音を立てて崩れていった、そんな出会いでした。

神山先生との出会い ― 本物の「気」を知る

そしてもう一人、どうしてもお話ししたいのが神山先生のことです。神山先生との出会いは、「気」というものを本気で信じるようになったきっかけでした。

「気」という言葉自体は、日本人にとってすごく身近なものですよね。「元気」「病は気から」「気持ちいい」…毎日何気なく使っている言葉なのに、改めて「気って何ですか?」と問われると、ちゃんと答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。私もずっと、なんとなくの概念として使っていました。

でも、神山先生の前に立ったとき、そのなんとなくが一気に吹き飛びました。言葉で説明するのがとても難しいのですが、先生の「気」は、ちゃんと体でわかるんです。先生が手をかざしてくださると、その場の空気が変わるというか、自分の内側のざわつきがすーっと鎮まっていくというか。これが世間でいう「気功」とか「ヒーリング」のイメージとも、また違うんです。本物の気、としか言いようがない、圧倒的な何か。

最初は半信半疑、というか「気って本当にあるものなのかな」と頭の片隅で思っていた自分が、一回の施術ですっかり変わってしまいました。理屈ではなく、体が納得してしまった、そんな感覚です。

神山先生もまた、阿久沢先生と同じく、とても静かで、声を荒らげたりしない方です。むしろ「治してあげる」という押しつけがましさがまったくなくて、ただただ目の前の人に寄り添ってくださる。その在り方そのものが、すでに治療になっているような気すらします。

毎月、泊まりがけで水戸に通っています

そんなわけで今、阿久澤先生のもとへ通うため、毎月泊まりがけで水戸に足を運ぶ生活を続けています。「毎月、泊まりで?大変じゃない?」と驚かれることも多いのですが、正直に言うと、全然大変ではないんです。むしろ、その時間がないと自分が整わない、と感じるほど、今の私にとっては欠かせない時間になっています。

水戸までの道のりも、いつの間にか好きになってしまいました。行きの電車の中では「今回はどんなお話を聞けるかな」とわくわくしますし、帰りの電車では施術の余韻に包まれながら、ぼーっと窓の外を眺めるのが何とも言えず心地いい。旅と治療と学びが一度に味わえる、贅沢な時間です。

泊まりがけにしているのは、日帰りだとどうしてももったいないから。先生のお話をじっくり伺ったり、同じように通われている方々とお話ししたり、夜は静かに自分の体と心に向き合ったり。一泊するだけで、全然体への入り方が違うんですよね。翌朝、宿で目覚めたときの体の軽さといったら、本当に別人になったような感じです。

神山先生の薬酒のこと

そして、神山先生の話でどうしても触れておきたいのが「薬酒」のことです。

もともと薬酒という言葉にもあまり馴染みがなかった私ですが、「これは普通のお酒とは全然違う…」とすぐにわかりました。処方して下さる生薬のブレンドを、白酒に2週間漬け込んで、毎日15ccずつ飲むんです。

どんな素材を、どんな配合で、どんな時間をかけて仕込まれているのかは、先生にとってとても大切なものですから私が軽々しく語るべきではないのですが、効果を感じれらなかった頃でも、阿久澤先生のところに行くと気が強くなってますね!!、そう言われました。。

そして飲み始めて1ヶ月後の変化は、微動だにしなかった指が動き出したこと。

少しずつですが希望を持てるようになってきました。

神山先生は池袋に院を構えていらっしゃいます。
有名重鎮政治家から送られた額が飾ってあったりと、別格です。

これからのこと

こうして振り返ってみると、ブログを書けずにいたこの期間は、私にとって「静かに種を蒔く時間」だったのだと思います。阿久沢先生との色彩療法との出会い、神山先生との本物の気との出会い、水戸通いの日々、薬酒の力 ― どれもこれも、以前の自分では想像もしなかった経験ばかりです。

これからは、少しずつではありますが、またこの場所で近況や学びをシェアしていけたらと思っています。毎日更新、とはいかないかもしれませんが、その分、心を込めてひとつひとつ綴っていくつもりです。色彩療法のこと、気のこと、水戸での時間、薬酒との付き合い方 ― それぞれについて、もっと深く書きたいテーマがたくさんあります。

長いあいだ離れていたにもかかわらず、こうしてまた読みに来てくださった方がいるとしたら、本当に本当にありがたいことです。ありがとうございます。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

また近々、更新しますね。

2024年1月6日(土)午前5時55分電話が鳴った。

母の携帯から。

顔を洗っていたので出ることができず、

折り返しをしようとスマホを持ったと同時に、

また着信があった.

正月に元気な姿を見たばかりだったのだが、

92歳になる父が弱っているので、少し嫌な予感がしつつ電話に出る。

いきなり背景からサイレンの音が響く中で、

知らない男性の声が聞こえてきた。

『親父に何かあった』

咄嗟にそう思った。

『◯◯消防署の◯◯と申します。

パッチングワーカー様でしょうか?

お母様が階段から落ちて、複雑骨折をされて運んでいます。

意識はしっかりされていますが、骨が皮膚の外に飛び出しています。

◯◯病院に運んでいます。』

もたらされた想定外の情報に動揺しながら、慌てて服を着替え、

妻を家に置いたまま車に飛び乗った。

足が震えていた。

横浜にある私の自宅から、指定された病院まで2時間強かかる。

車の中からハンズフリーフォンを使って、

妹に連絡を取る。

実家には、介護の必要な父1人になってしまっているので、

私は病院、妹は実家と、手分けして対応する依頼をするためだ。

13年前に、アメリカで家内が倒れた時を思いだしながら運転する。

圏央道に入ると、レーダークルーズコントロールを115km/時にセットして巡航する。

感心できるものではないが、

囚われた場合でも免停を逃れられるギリギリの速度。

遅延した航空機が、安全を害さないギリギリの速度でキャッチアップを図る様なもの。

勝手に言い訳を考える。

1時間ほどすると、運ばれた病院から電話があった。

痛み止めを入れてMRIを撮ったが、損傷度合いが激しすぎてリスクが高い。

埼玉医科大学国際医療センターに転院させてから緊急手術をする方針なので、

国際医療センターに向かってほしいとの依頼だった。

埼玉医科大学国際医療センターは埼玉県でも有数の、高度救命救急を担う病院だ。

父が心筋梗塞で倒れ、3本のバイパスと、2箇所の弁置換術を受けた病院だ。

当時は、現東京女子医大心臓外科教授の新浪博士さんが、埼玉医科大学国際医療センター心臓外科教授をされていた。

素晴らしい手技の持ち主で、

12時間かかった手術の翌日には、ベッドから起き上がって歩くことができた。

昭和天皇の心臓手術を担当された順天堂大学の天野篤教授の右腕として、同大学心臓外科助教授を務めていた方だ。

現サントリー社長である、新浪剛史氏の弟であることは有名だ。

そんなわけで、私の中ではこの病院への信頼度はMAXだ。

転院と聞いて、逆に安心した。

予定より2つ手前のインターで高速を降りて、埼玉医科大学国際医療センターへと向かう。

ERに運ばれていて、早速医師の説明を受ける。

最初に運ばれた病院で撮影した3DのMRI画像が、深刻さを瞬時に理解させる。

ヒビの入った部分を入れると4箇所が損傷を受けており、

親指に繋がる骨は、手首の位置から外に飛び出していた。

皮膚の壊死を覚悟する様に言われ、

手術前から、1ヶ月以上の入院を告げられた。

手術室に母が入ると、専用の携帯電話を渡されて、病院から外に出ない様に言われる。

父の時は携帯ブザーだった気がするが、

父の手術中に心配MAXだった母が、今は向こう側にいる。

3時間弱ののちに電話が鳴った。

Covit-19の影響で、面会は許されていないが、

10分間だけ、特別に話をさせてもらった。

自分の事ではなく、置いてきた父の心配ばかりしている。

妹が付き添っていること、

特別一時預かりの施設を、ケアマネさんが探してくれた事を伝える。

しきりに謝る母に、

『良い機会だから、ゆっくり休んだほうが良いよ』

そう伝えた。

埼玉医大国際医療センターHPより

リッツカールトン日光

中国から帰った翌日の11月8日に、家内を連れてリッツカールトン日光に宿泊してきました。

何ヶ月も前に、

紅葉に当たればラッキー!!

くらいの気持ちで予約入れていました。

もちろんポイント宿泊です😄

私の誕生日なんです。

観光もせずに、美味しいお蕎麦と温泉、そしてリッツカールトンのお料理を楽しむだけの旅。

私の大好きなYouTuberである、現在はラスベガス在住のUS生活&旅行さんが、一時帰国の際にお母様を連れてリッツカールトン日光に宿泊した旅行記が大好きです。

そんなわけで、我が家も少し背伸びをしてみることにしたのです。

まず目指したのが、日光市に無数にあるお蕎麦屋さんの中でも、評価の高い『三たてそば 長畑庵』

前日、上海から成田を経由して家に帰ったのが21時。

少しお疲れモードなので、10時30分に家を出てきました。

朝ごはん抜きで、お蕎麦に集中します。

晩御飯の予約を、19時半と遅めに入れたのは、お蕎麦を堪能するため。

天ぷらを置いていない潔さは、蕎麦に自信があるからでしょうね。

13時過ぎに到着したのですが、10組先客が待っていました。

ここを目指してこないと、絶対に見つかりません。

たまたま通りかかった、なんてことがない立地。

でも混んでいます。

1合が一人前で、あとは大ざる(1.5人前)、2人前、3人前っていう感じです。

天ぷらも、そばがきも置いてないから、お酒も飲みたくなりません。

助かった😄

無理かも?って思いながら、家内と2人で4合を注文。

2人前ずつ食べる計算。

うわあ、すごい量だ。

でもぺろり!!

まだ行けそうな感じでした。

が、後でお腹が膨らんで、晩御飯の予約を18時なんてしていたら、楽しめなかった。

美味い蕎麦、恐るべし。

リッツカールトン日光は中禅寺湖畔にあるので、いろは坂を登って行きます。

いろは坂を登る手前は、なかなかの紅葉。

いい感じです。

いろは坂を登っていたら、野生のお猿さんが道を塞いでいました。

スマホを向けると、さっさとお猿のように(お猿でした)登っていきました。

リッツカールトン日光は、いろは坂を登り切ったところに佇んでいます。

2軒隣に、星野リゾート界日光があります。

日光国立公園内にあるのです。

到着すると、すぐにバトラーさんが出迎えてくれて、車を預けます。

坂の麓と全然違う空気で、キリッとしています。

寒いです。

ロビーは高級な日本旅館の佇まいで、フロントではなくゆったりと置かれたソファに腰掛けてチェックインを行います。

何から何まで凝った作りで、他のマリオット系ブランドとは一線を画しています。

素晴らしいと感じたイラフSUIでも、館内の創りを見る限りでは歯が立ちません。

館内を案内されながら、309号室へ。

普通のお部屋でも65㎡あります。

まあ、素泊まり15万円(秋の金額)ですから、他のホテルではスイートクラスです。

(私たちはポイントです。ごめんなさい)

上の動画の最後に見える建物が、晩餐を楽しむLakeHouseです。

部屋からの景色は、沖縄の海とはまた違う、キリッとしたマイナスイオンを感じて素敵です。

テラスの柵がガラスなので、景色がとても美しく映ります。

他の国でこのデザインを施しても、あっという間に白く濁った汚れだらけになることでしょう。

日本は素晴らしい国です😊

温泉に浸かりに、まずは大浴場に行きました。

部屋に素晴らしい眺めの良いお風呂がついているのですが、これは温泉ではありません。

洗い場にも床暖房が付いていて、抜かりありません。

このお風呂に入ると、ずっと体がポカポカしているので、軟水化かなんかやってる気がします。

洗面ボウルは背面にもう一つあります

大浴場の温泉は硫黄の匂いがする、しかし透明な温泉で肌ツルツル。

バスタオル、ハンドタオル、垢すりタオル?、シェービングフォームから、レザーまで、なんでも揃っています。

手ぶらで行けます。

家内が脱衣場の手前で、装具を外すのを見ていた係の方が気を利かせ、帰る時には装具を装着するための椅子が用意されていたそうです。

心配させない、恐縮させない心配りは(も)超一流です。

温泉に行く時に発見した、エレベータが来るときの合図。

来ない方のライトが消えます。

素敵です。

一つ一つがさりげなく、しかし一流。

黄金に煌びやかに飾るなんてしません。

でも高級感が滲み出ています。

時間が近づいてきたので、LakeHouseに向かいます。

素敵な演出です。

まずはアミューズ。

コースを予約していました。

家内がグルテンをミニマムにしたいと、伝えてありました。

右のキャビアの下のパンケーキは、蕎麦粉なんだそうです。

メニューは割愛しますね。

私は日光のビール、家内はリースリングからスタートします。

これは絶対に白でしょ。

私もリースリングに参戦。

すごく美味しいパンは、巾着に入れられて出てきます。

暖かいです。

家内には、グルテンフリーブレッドがサーブされました。

フレッシュトマトのパスタです。

家内の皿はグルテンフリースパゲティで、ソースは同じ。

舌平目が出て、

栃木県産の和牛。

お酒は、家内はカベルネ・ソーヴィニヨン、私は栃木県産ロゼをチョイス。

ピノノワールです。

フルーツとスイーツ2種がサーブされて、

美味しいコーヒーを淹れていただきました。

2時間かけていただきました。

部屋に帰る途中、ロビーへ。

バーで一杯飲みたかったのですが、

家内も私もお腹が満杯で、無理でした。

素敵な時間を過ごすことができました。

今年は、出張と出張の間に、家内と旅に出る事ばかりで、わさわさしていました。

家内の父上が旅立ちましたので、

逆に家内を楽しませようと、沢山スケジュールしたのですが、

仕事と仕事の狭間での旅は、少しせせこましくもありました。

私たちだって、いつ向こうに行くかわかりません。

先送りせずに、できることは全てやってしまいたいと思うのです。

あれだけ楽しんだのだから、悔いはないよね!!

って、子供達から言われたいです。

朝食はゆっくりと、ルームサービスをお願いしました。

和食と洋食。

凄すぎて、どっちが和食かわかりません。

こちらは洋食ですね
これが和食

このプリン、拘りの奴ですよ。

2層に分かれているの、わかりますか?

これは、搾りたてのミルクをホモゲナイズ(分散化)しないで低温殺菌して、プリン液を作ったら低温でじっくり焼くんです。

ゆっくり焼くので、脂肪分が浮いてくる。

だから2層に分かれます。

寒い地域のミルクだから、脂肪層が厚いです。

ほんと美味しい!!

低温で焼くので、ミルクの風味が活きています。

実はこれ、九州でピッツアの店をやっていた時に、モッツアレラチーズ用に頂いていた、ブラウンスイスのミルクで作っていたプリンです。

作っていたからこそ、パティシエの拘りを感じることができました。

朝の暖炉も素敵です。

美しいホテルでした。

夕食時にターンダウンをしていただいたのですが、

PCのケーブルをこんな感じでまとめてくださいました。

わざわざ、バンドをつけてくださった。

感動です。

テーブルは今滞在中のALOFT JAKARTAのものです

帰り際にお守りもいただきました。

そして驚いたのは、用意してくださった車のカップホルダーに、

リッツカールトンのミネラルウォーターが2本、置かれていました。

どこまでも気配りの行き届いたホテルでした。

大満足でした。

インド&中国

みなさまこんにちは。

パッチングワーカーです。

前回、カオスへの入り口と題してブログを書きました。

インドへ行く予定だったからです。

4年前に行ったインドは、それはそれはカオスでした。

デリー国際空港(インドを代表する空港)では、案内表示がほとんどなく、どこに行けば良いのか迷うほどでした。

近隣のエアロシティという空港ホテルエリアに行く際に、MRTに乗車しようと空港駅に向かおうとしたところ、ホームレスのような人々が屯していて、とてもそこを通る気がしませんでした。

軽ワゴンのタクシーで(インドにしては高い)移動した程です。

今回驚いたのは、全てがドラスティックに改善されていました。

前回はターミナル移動するバス乗り場がわからなっかたのですが、明確に示されていました。

何から何までわかりやすかったです。

G20開催のために整備したのでしょうか?

ジャカルタはアジア大会でドラスティックによくなりましたし、東京は1964年のオリンピックで近代化を遂げたのですよね。

素晴らしい事だと思いました。

インドへ行くことを恐れていたので、胸を撫で下ろしたのでした。

ターミナル間移動バスは、ブンブンふかして恐ろしいくらい飛ばしまくる、狂ったバスだったのに、TATAが作った電気バスで優しい運転になってました。

道路も整備されてびっくり。

以前来た時に、Indigoのヴァドーダラ行きがターミナル1からだったので、何の疑いもなくターミナル1に移動。

なのにターミナル3になっていて、バスに乗る必要がなかったというオチ。

行って帰ってきました😩

デリー空港第3ターミナル入国ロビーです

待ち時間4時間は長くて、こんな馬鹿げた移動をしても時間たっぷりでした。

Indigoはインドの航空業界を変えた素晴らしい航空会社。

時間にルーズで、汚くて、欠航もしょっちゅうだったインドの航空業界に、定時運行、綺麗、低い欠航率で殴り込みをかけたのがIndigo。

50%近いシェアを奪ったところで、国内線シェア20%を切ってしまったAir Indiaが覚醒。

TATAグループ傘下に入り(元国営)、定時出発率No.1に躍り出ました。

でもね、さすがインド。

911以降、世界中の航空会社のコックピットは固く閉ざされていたのですが、ご覧の通り。

旅客機大好き人間としてはありがたいのですが、ちよっと心配ですよね。

ここまで開いて中が見えれば、トイレのドアと間違える心配なしです。

ちなみに画像左側のドアはトイレです。

その昔書いた気がするのですが、ドイツの航空会社Condor (当時はルフトハンザの子会社で、今はThomas Cookのグループ)で、ルクセンブルグからバケーションでドミニカ共和国に行った時のお話。

私たちが最前列に座っていて目撃したのですが、フライト中、かなり高齢のお婆様が前方のトイレを目指していて、左手前のトイレが使用中だったのです。

機材はDC10でした。

そのお婆様、何を思ったのか、鍵の掛かっていなかったコックピットに吸い込まれていきました。

多分、前方に2箇所トイレがあると思ったのでしょうね。

私たちは左側の席でしたが、真ん中の列に座っていたドイツ人のおじさまが、私を見ながら大爆笑。

テロではありませんでした😄

911のはるか前の、1995年の出来事です。

インドの地方はまだこんな感じ。

のどかです。

Vadodara郊外です

Vadodaraはグジャラート州にある町です。

ここです

ヴァドーダラー(Vadodara, グジャラート語: વડોદરા, マラーティー語: वडोदरा)は、インド西部のグジャラート州の都市である。かつてはガーイクワード家及びヴァドーダラー藩王国の首都であった。
面積148.22平方キロメートル、人口約160万人(2012年)[1]。インドの都市圏で16番目[2]、グジャラート州で3番目に人口の多い都市であり、州の人口のおよそ7%が集中している(2001年人口統計)[3]

Wikipedia

グジャラート州では、公の場での飲酒が禁止されています。

レストランで飲めないんです。

そんな私を、お客様の社長様がご自宅にあるBARに招待してくださいました。

ありがたいことです。

ビールもウイスキーも、ワインも、ジンも、なんでもお持ちでした。

おつまみは和を取り入れたもので、締めはなんとカツカレー!!

つまみに寿司まで出てきました。

満足しましたー。

英国の大学留学経験をお持ちの副社長様との、英語での会話が心地よいです。

ちょっと飲みすぎたかな。

でも楽しかった〜。

最終日はデリー空港近くのALOFTホテルで、翌日の夕方フライトに備えてレイトチェックアウト。

どんな環境下でも、マリオットグループのホテルは安心してくつろげます。

10月29日(日)の朝着で帰国して、11月1日(火)朝、成田空港から中国へ来ています。

杭州空港に入り、杭州臨安というところのお客様を訪問。

バッテリー関連のハイテク企業です。

人工的な建物だらけで、写真を撮る気が起きないです。

粉飾でナスダック上場廃止になった、ラッキンコーヒーがあったので、飲んでみました。

普通でした。

接客は全然よくありません。

スタバの半額だけど、飾りっ気のないざわざわした店内です。

皆がQRコードで購入していて、店員は製造業のオペレータ。

コミュ障店員だらけで、正直私は?です。

ごめんなさい

店は落ち着いて飲む環境にはなく、部屋で飲みました

途中、安針という街のカビ臭いホテル滞在があるも、今は上海郊外の松江という街のコートヤードに宿泊しています。

ほんと、マリオットグループは安心できます。

ただし、エレベーターで降りようとしているにも関わらず、構わず乗ってくる振る舞いは変わっていません。

インドネシアもインドも同じ。

これってDNAですか?

胡麻信用ってご存知ですか?

詳しくは調べていただきたいのですが、このシステムで民度が一気に上がったと言われています。

でも、この国の方々は、基本的に周りの人に気遣うことが苦手に思えます。

クラクションも6年前と比べたら減りましたが、相変わらず『どけどけ!!』と、自己中の音が響き渡っています。

上海郊外ですよ。

平安時代から、周りの人への気配りを行っていた、日本人のDNAなのでしょうか?

車を洗わない、高級ホテルの窓ガラスを掃除しない文化。

日本人が綺麗好きすぎるのでしょうか?

ホテルエレベータ(コートヤード)の中も汚いし、隣のテナントがほとんど入っていないモールは、しょんべん臭い(下品でごめんなさい)です。

うーん、好きになれません。

私ってダメですね。

カオスへの入り口

こんにちは、パッチングワーカーです。

一昨日ジャカルタからバンコクに移動してきています。

日曜日までバンコクで過ごして、インドのバドーダラと言う、グジャラート州の街に行く予定です。

この州はガンジーさんの出身地で、お酒がダメな州です😩

バンコクでの仕事は2本だけなのですが、カオスへ行く前のささやかな安らぎとでも言いましょうか、心身ともにゆっくりさせてもらっています。

年初めに昨年よりも海外出張を半分に減らす目標を立てましたが、今年は目標達成ほぼ確実です。

その分、家内を連れた旅行が増えている感じです。

痛みには非日常が、まあまあ効くみたいです。

バンコクには沢山のTHC入りのCBDが合法で売られているので、こいつが家内の痛みに効くかどうかを試しに連れてきたい。

そう思っています。

別にゴミゴミしたバンコクでなくても、プーケットでも良いですからね。

大麻の話なんか平気な顔して話題にして、こいつやばいかも。

なんて思われそうですが、痛みに効く薬が存在しないって大変なんです。

合法の国も増えているし、効くってわかれば日本でも処方はしてもらえるようです。

滅多に適用にはならないようですが。

ジャカルタから空港までは、早朝や深夜であれば40分程度、日中は90分とも2時間とも言われています。

普段JALやANAで日本に帰る場合、AM6時30分前後発のフライトなので、市内のホテルからタクシーで向かうのが一般的です。

空港周辺にまともなホテルが少ないのもあって、空港周辺のホテルに宿泊する日本人は少ないようです。

今回は12時30分発の便なので、渋滞でイライラしたくなかったのと、

Fairfield by Marriottが空港周辺にできたこともあって、泊まってみることにしました。

午後の仕事が終わってFairfield by Marriottまで送ってもらいました。

まずは明日の空港行きシャトルバスの時間を確かめます

どうやら、10時のバスで十分なようです。

ここからであれば渋滞はないし、空港まで10分くらいだと思います。

久々にゆったりと朝ごはんが食べられそうです。

出来立てなので、メンテナンスが苦手なこの国でもちょ〜清潔。

Fairfieldって高級感はないけれど、この色合いで統一されていて落ち着きます。

日本でも道の駅プロジェクトでどんどん出来ていますよね。

お約束のアップグレードはコーナーデラックスでした。

ジャングルの中みたいですけど、飛行機の離陸音なんかが聞こえてきます。

シンプルで居心地が良いのと、高騰し続けるジャカルタのホテルの中にあってリーズナブルでありがたい。

エリート特典で朝ごはんを付けて頂いたのもありますが、税込で1万円を切るのは安いです。

TOTOの水だけなんちゃってウォッシュレット付
バスタブはありません
クロゼットもフェアフィールド標準

あまりニーズはないと思いますが、情報まで。

朝ごはんは品数少なめでしたが、卵料理はアラカルトで提供してくれます。

日本食はありませんが、ナシゴレン(炒飯)はありました。

バンコクに住む日本人の数は59,000人です。

日本にある大多数の市よりも、人口は多いです。

郊外には、日系企業が多数入居する工業団地が沢山あります。

ご家族(本人も)はバンコクに住むケースが多いです。

私が宿泊しているCourtyard by Marriott Suhkunvit20のあるスクンビットエリアには、多数の日本人が住んでいます。

バンコクの焼き鳥屋を検索した一部です

旅行で海外に行ったら、その土地の食べ物を楽しみたい、というのが普通だと思います。

ただし、住んでいたり、仕事でいつも海外に出ていると、どうしても日本のものがよくなってきます。

焼き鳥は、日本から輸入しなければならない食材比率が低いので、リーズナブルに日本の味を楽しめて便利です。

富士スーパーという、日系のスーパーも沢山あって便利な街です。

ただし、日本のお酒や輸入食品は高いです。

タイバーツが円安で4.1円くらいですが、値札の金額が日本と同じ感じです。

変な表現ですが、日本と比べると4倍近くするという意味です。

私たちが住んでいたルクセンブルグのお金(ルクセンブルグフラン)も4円くらいでした。

金銭感覚が麻痺して、円の感じで使ってしまうんです。

やばいです。

ざる蕎麦700フラン、安いね。

って感じです。

700円のつもりですが、実際には2800円です😂

昨日は、ホテルの前にあったナポリピッツアの店で晩ごはんでした。

バンコクまで来て、ナポリピッツアなんて普通はないですが、元ピッツア職人として行っちゃいます。

シェフはフィリピン人の方でしたが、味はオーセンティックで美味しかったです。

4種のチーズ

日本でもクワトロフォルマッジ(Quattro formaggiイタリア語)とか、キャトルフロマージュ(Quatre fromagesフランス語)で通じるのですが、全然通じませんでした。

フォーチーズで一件落着❗️

美味しいのにあまり流行っていなくて、お店に貢献するつもりでデザートもいただきました。

このバナナ、フェイクですよ。

味も素晴らしい。

最後はホテルを案内して、明日以降のインドに繋ぎます。

部屋ばかり紹介してもつまらないので、今日は朝ごはんを。

日本人が多いので、味噌汁とかかなり美味しいご飯(ライス)も種類豊富な漬物もあります。

タイ風焼きそばごちゃ混ぜと目玉焼き
たっぷりのサラダとミンチではないガパオライス
コーヒーカップがおしゃれ

パンも種類豊富です。

何故かご飯を食べてしまいます。

バスタブ付きデラックスルームにアップグレードしていただいています。

初AIRBNBで沖縄

大変ご無沙汰しております。

パッチングワーカーです。

今インドネシアにいます。

いつも泊まっているALOFTホテルの飲料水が、こんな小さなボトル2本になっていました。

エリート特典で4本貰えていたのに改悪だ!!って思いました。

なんとこれ、各階にリフィルステーションが設けられて、誰でも必要なだけ飲料水が使えるようになったのです。

自分でボトル持ってこい!!と書いてあって、

ボトル売ってるぞ!!とも書いてある。

SDGs(商売)ですね。

でも、確実にペットボトル廃棄が減るので環境にはありがたいです。

半年前のHILTON瀬底島リゾート滞在記もアップしていないくらい怠けているのですが、今回はあまりにも素晴らしかったので情報共有の意味も込めて、ご報告します。

HILTONオナーズのダイアモンド会員になった、というつまらない理由で、前回HILTON瀬底島リゾートに泊まりました。

このリゾートは曰く付きで、過去に2度も計画が頓挫している場所。

2度目の挑戦時(瀬底ビーチリゾート)は、半分以上建物が出来上がってしまっていたのに倒産するという不運に見舞われたリゾートなんです。

こちらの情報は彩遊記フォトブログさんの記事でどうぞ。

https://blog.goo.ne.jp/saiyu-ki_2007/e/3851b21ef8af1eadb3fa016199c138f3

瀬底ビーチリゾートが倒産して解雇した150名の中に、今では超有名編集者である、箕輪厚介さんが入っていた事実は有名な話(ご自分でお話しされてます)。

森トラストが、残骸の撤去も含めて土地買収をして作ったのが、HILTON瀬底島リゾートです。

町民憩いの場だった瀬底ビーチが、ヒルトンに独り占めされています。

HILTON瀬底リゾートのベランダから瀬底ビーチを望む写真です。

HILTON瀬底リゾートのベランダから瀬底ビーチを望む

美しい島の、美しいビーチを独占する形で立っているコンクリートの塊に違和感を覚えたのでした。

ただ、沖縄北部の美しい海を教えてくれたのがHILTON瀬底リゾートであることも事実。

本島唯一のカツオ漁が行われている本部町ならではの新鮮な魚、きしもと食堂をはじめとした沖縄そば激戦区でもある、沖縄北部の魅力に魅せられたのでした。

HILTONから車で少し走ったところにある具志堅ビーチ。

誰もいませんでした。

マリオットやヒルトン、ハイアット系のホテルに1週間以上のステイはキツイなあ。

毎日の豪華な朝食、ホテルで食べる高価な夕食か、あるいはタクシーで近くの居酒屋に行って、またタクシーで帰る毎日。

ビーチはプライベートなのに、部屋を出てエレベータに乗って、降りてから10分も歩く(家内が足が悪いからです)なんてつまらなすぎる。

HILTONにステイして大満足だったのは、24時間聴こえる波の音と素晴らしいオーシャンビュー!!

自炊は苦ではない私。

帰るや否や、AIRBNBでマッチする物件を根こそぎリサーチしまくったのでした。

そして決めたのが屋我地島

那覇空港からレンタカーを借りて、高速道路を使って2時間弱の場所。

恩納村でいいじゃん!!

観光客で溢れかえった恩納村ではなくて、人が少ないところにステイしたい。

でも、ありました。

1日あたりのコストは、ヒルトン瀬底の一番安い部屋の40%安い感じです。

多分ですが、70平方メートルくらいで、ジャグジー付きです。

ドラム式の洗濯乾燥機完備(洗剤も完備)ですから、洗濯し放題。

コインランドリーがあっても、煩わしくないですか? 旅先での洗濯って。

洗濯や乾燥が終わって放置したら、迷惑かけるから時間に自由が効かないし、洗濯物持ってホテル内を移動するの面倒!!

屋我地島では車の運転と料理はマスト!!

徒歩圏内にはコンビニも居酒屋もございません。

まずは部屋からの景色をご覧ください。

家内でもビーチまで階段降りて徒歩2分、私なら20秒です。

24時間の波の音は勿論ですが、鉄筋コンクリート造の建物のおかげで、窓を閉めれば無音です。

勿体なくて窓閉めたくなくなります。

周りには数件の物件があるだけで、ゲストは欧米人です。

ビーチで軽く会話するくらいでプライベート感満載。

1週間以上の(それも連休でない時)バケーションなんぞ、日本人の眼中にはないからでしょう。

私たちもヨーロッパに住む事がなければ、1箇所滞在型のバケーションがメンタルに与える好影響に気づく事は無かったと思います。

もっと、気づいてしまったのは、パスポート取って、長いフライトを我慢する必要なんてないという事。

沖縄最強!!!!!

ホント、本島でも大満足 (オヤジギャグ)

お隣は朝ドラでも有名な古宇利島です。

古宇利島に渡る古宇利大橋からの眺め

古宇利大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の眺めに似ています。

伊良部大橋

観光客が来る古宇利島は少し華やかで、お土産屋さんや飲食などもあります。

屋我地島にも僅かながらショップがあります。

私たちが伺ったのはカランというお店。

カフェ兼小物ショップ。

古民家を改装したであろうカフェです。

家内が食べた蜂蜜パフェは、島で養蜂をしている方から仕入れていて、この店のデッキにも蜂が飼われています。

蜂、見えますか?

グルテンNGの家内ですが、沖縄そばは諦めない。

前回行った沖縄そば屋さんは

EIBUN

EIBUN(那覇)

本部そば

豚骨が使われているのですがあっさり

きしもと食堂

かんすいを使わない木杯そば

なかむら蕎麦

このアーサ蕎麦が絶品です

でした。

好みの問題なので参考にはしないで欲しいのですが、私たちは文句なく、なかむら蕎麦のアーサ蕎麦がダントツNo.1です。

深い出汁、麺の喉越し(わざと喉越しを邪魔する手揉み麺が最高)、アーサの磯の香り、そして唯一完食しても喉が乾かない。

そんなわけで今回は、

なかむら蕎麦2回

前回と変わった事。

800円が1000円に値上げされていました。

行列が絶えない店は、値上げが鉄則。

値上げして、価格だけに魅せられた客をふるい落とし、また客が増えたら値上げする。

同じ利益なら労力が減った方が良い。

値上げするとメディアが騒ぐけれど、そんな考えだから日本だけ物価が安いんですよ。

店が儲かれば、人件費(給料)も上がる。

そこを政治家の方は頑張っていただきたいです。

なかむら蕎麦は経営安泰だと思います。

本当にうまい!!!!!

躊躇なく飲み干せます(喉が乾かない)

きしもと食堂

こちらは道に迷い込んだら、きしもと食堂(支店)があった感じです。

安定の美味しさ。

喉越しを楽しむ蕎麦ではありません。

自家製麺沖縄そば 海と麦と

こちらはYoutubeで知りました。

本部町だし行ってみよう!!

スープの味はEIBUNに似ています。

かつお節ご飯なんかも置いていて、鰹節出しに拘っていそうですが、スープからの鰹節の香りは控えめ。

ブレンドしているみたいです。

一口目のインパクトがある代わりに喉が渇くタイプ。

晩餐は目の前の海がおつまみ。

天ぷら買ってきたり、刺身買ってきたりで、泡盛を楽しみました。

こだわりはスパイスや天然出汁を持参した事。

ミルが一つあって、スパイスを付け替えて使うタイプのキャンプ用品です。

これには魚粉や昆布粉、天然野菜出汁、カレー系スパイスなどを入れています。

絶対に作りたかったのは

島豆腐で作った麻婆豆腐です。

そのために花山椒をホールで持参して、直前に挽いて使いました。

ベランダでね、波の音聞きながら楽しむんです。

ホテルの高級レストランより美味しく感じるのです。

はした無いのですけど、誰も見てないからこんな感じです。

下の料理(茶色ばかりで恥ずかしいです)は、島の天ぷら(グルクン)、島豆腐の厚揚げ島イカ(せいいか)のシマニンニク炒め物。

アグー豚のソテーもありますね。

新鮮な朝獲れ鰹は毎日
カツオの街本部町

前のビーチも美しいのですが、砂浜なので魚が少ないです。

瀬底大橋にほど近いポイント『ゴリラチョップ』

ここはダイバーもスノーケラーも沢山いるポイントです。

欧米人も沢山です。

ビーチエントリーもできて5分も泳げば珊瑚礁が広がるエリア。

美しかったあ〜。

辺野古が遠くないので気になりますが、できるうちに楽しみましょう!!

家内を引いてのスノーケルは結構大変だけど、喜びを共有できるので楽しいです。

こんな感じの7泊8日でした。

毎日雨予報でしたが、毎日晴れてました😃

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