中国から帰った翌日の11月8日に、家内を連れてリッツカールトン日光に宿泊してきました。
何ヶ月も前に、
紅葉に当たればラッキー!!
くらいの気持ちで予約入れていました。
もちろんポイント宿泊です😄
私の誕生日なんです。
観光もせずに、美味しいお蕎麦と温泉、そしてリッツカールトンのお料理を楽しむだけの旅。
私の大好きなYouTuberである、現在はラスベガス在住のUS生活&旅行さんが、一時帰国の際にお母様を連れてリッツカールトン日光に宿泊した旅行記が大好きです。
そんなわけで、我が家も少し背伸びをしてみることにしたのです。
まず目指したのが、日光市に無数にあるお蕎麦屋さんの中でも、評価の高い『三たてそば 長畑庵』
前日、上海から成田を経由して家に帰ったのが21時。
少しお疲れモードなので、10時30分に家を出てきました。
朝ごはん抜きで、お蕎麦に集中します。
晩御飯の予約を、19時半と遅めに入れたのは、お蕎麦を堪能するため。
天ぷらを置いていない潔さは、蕎麦に自信があるからでしょうね。
13時過ぎに到着したのですが、10組先客が待っていました。
ここを目指してこないと、絶対に見つかりません。
たまたま通りかかった、なんてことがない立地。
でも混んでいます。
1合が一人前で、あとは大ざる(1.5人前)、2人前、3人前っていう感じです。
天ぷらも、そばがきも置いてないから、お酒も飲みたくなりません。
助かった😄
無理かも?って思いながら、家内と2人で4合を注文。
2人前ずつ食べる計算。
うわあ、すごい量だ。
でもぺろり!!
まだ行けそうな感じでした。
が、後でお腹が膨らんで、晩御飯の予約を18時なんてしていたら、楽しめなかった。
美味い蕎麦、恐るべし。
リッツカールトン日光は中禅寺湖畔にあるので、いろは坂を登って行きます。
いろは坂を登る手前は、なかなかの紅葉。
いい感じです。
いろは坂を登っていたら、野生のお猿さんが道を塞いでいました。
スマホを向けると、さっさとお猿のように(お猿でした)登っていきました。
リッツカールトン日光は、いろは坂を登り切ったところに佇んでいます。
2軒隣に、星野リゾート界日光があります。
日光国立公園内にあるのです。
到着すると、すぐにバトラーさんが出迎えてくれて、車を預けます。
坂の麓と全然違う空気で、キリッとしています。
寒いです。
ロビーは高級な日本旅館の佇まいで、フロントではなくゆったりと置かれたソファに腰掛けてチェックインを行います。
何から何まで凝った作りで、他のマリオット系ブランドとは一線を画しています。
素晴らしいと感じたイラフSUIでも、館内の創りを見る限りでは歯が立ちません。
館内を案内されながら、309号室へ。
普通のお部屋でも65㎡あります。
まあ、素泊まり15万円(秋の金額)ですから、他のホテルではスイートクラスです。
(私たちはポイントです。ごめんなさい)
上の動画の最後に見える建物が、晩餐を楽しむLakeHouseです。
部屋からの景色は、沖縄の海とはまた違う、キリッとしたマイナスイオンを感じて素敵です。
テラスの柵がガラスなので、景色がとても美しく映ります。
他の国でこのデザインを施しても、あっという間に白く濁った汚れだらけになることでしょう。
日本は素晴らしい国です😊
温泉に浸かりに、まずは大浴場に行きました。
部屋に素晴らしい眺めの良いお風呂がついているのですが、これは温泉ではありません。
洗い場にも床暖房が付いていて、抜かりありません。
このお風呂に入ると、ずっと体がポカポカしているので、軟水化かなんかやってる気がします。
大浴場の温泉は硫黄の匂いがする、しかし透明な温泉で肌ツルツル。
バスタオル、ハンドタオル、垢すりタオル?、シェービングフォームから、レザーまで、なんでも揃っています。
手ぶらで行けます。
家内が脱衣場の手前で、装具を外すのを見ていた係の方が気を利かせ、帰る時には装具を装着するための椅子が用意されていたそうです。
心配させない、恐縮させない心配りは(も)超一流です。
温泉に行く時に発見した、エレベータが来るときの合図。
来ない方のライトが消えます。
素敵です。
一つ一つがさりげなく、しかし一流。
黄金に煌びやかに飾るなんてしません。
でも高級感が滲み出ています。
時間が近づいてきたので、LakeHouseに向かいます。
素敵な演出です。
まずはアミューズ。
コースを予約していました。
家内がグルテンをミニマムにしたいと、伝えてありました。
右のキャビアの下のパンケーキは、蕎麦粉なんだそうです。
メニューは割愛しますね。
私は日光のビール、家内はリースリングからスタートします。
これは絶対に白でしょ。
私もリースリングに参戦。
すごく美味しいパンは、巾着に入れられて出てきます。
暖かいです。
家内には、グルテンフリーブレッドがサーブされました。
フレッシュトマトのパスタです。
家内の皿はグルテンフリースパゲティで、ソースは同じ。
舌平目が出て、
栃木県産の和牛。
お酒は、家内はカベルネ・ソーヴィニヨン、私は栃木県産ロゼをチョイス。
ピノノワールです。
フルーツとスイーツ2種がサーブされて、
美味しいコーヒーを淹れていただきました。
2時間かけていただきました。
部屋に帰る途中、ロビーへ。
バーで一杯飲みたかったのですが、
家内も私もお腹が満杯で、無理でした。
素敵な時間を過ごすことができました。
今年は、出張と出張の間に、家内と旅に出る事ばかりで、わさわさしていました。
家内の父上が旅立ちましたので、
逆に家内を楽しませようと、沢山スケジュールしたのですが、
仕事と仕事の狭間での旅は、少しせせこましくもありました。
私たちだって、いつ向こうに行くかわかりません。
先送りせずに、できることは全てやってしまいたいと思うのです。
あれだけ楽しんだのだから、悔いはないよね!!
って、子供達から言われたいです。
朝食はゆっくりと、ルームサービスをお願いしました。
和食と洋食。
凄すぎて、どっちが和食かわかりません。
このプリン、拘りの奴ですよ。
2層に分かれているの、わかりますか?
これは、搾りたてのミルクをホモゲナイズ(分散化)しないで低温殺菌して、プリン液を作ったら低温でじっくり焼くんです。
ゆっくり焼くので、脂肪分が浮いてくる。
だから2層に分かれます。
寒い地域のミルクだから、脂肪層が厚いです。
ほんと美味しい!!
低温で焼くので、ミルクの風味が活きています。
実はこれ、九州でピッツアの店をやっていた時に、モッツアレラチーズ用に頂いていた、ブラウンスイスのミルクで作っていたプリンです。
作っていたからこそ、パティシエの拘りを感じることができました。
朝の暖炉も素敵です。
美しいホテルでした。
夕食時にターンダウンをしていただいたのですが、
PCのケーブルをこんな感じでまとめてくださいました。
わざわざ、バンドをつけてくださった。
感動です。
帰り際にお守りもいただきました。
そして驚いたのは、用意してくださった車のカップホルダーに、
リッツカールトンのミネラルウォーターが2本、置かれていました。
どこまでも気配りの行き届いたホテルでした。
大満足でした。