辛い通院
昨日も実家に行ってきました。
父は転んで以来、歩行が困難になってしまったのですが、デイサービスのPTの先生が一生懸命歩行訓練をしてくださるのと、家で毎日行う【Power Plate(3D振動マシン)】と【Foot Fit(足乗せ型EMS)】の甲斐あってか、膝が上がるようになってきました。
これらはすぐに効果が上がらなくて嫌になってしまう人が多いと思いますが、よく頑張ってくれていると思います。
英語の勉強と同じだなーと思うのです。
週1回高価な学校に1時間通うよりも、毎日1時間ずつコツコツ積み重ねる方がずっとずっと効果的。
『半年も学校に通っているのに全然英会話が上達しないんだ』ってな声が聞こえてきますが、こいつは1000時間の法則ですから、週1回1時間欠かさず通ったとしても11年かかる計算になります。
1週間も放置すれば忘れてしまうので、1000時間では無理な話です。
そんなわけで皆様挫折してしまう訳ですが、父は毎日毎日回復を信じて頑張っていたのです。
凄いことです。
母はそんな父を献身的にサポートしていて、やはりある時転んでしまいました。
左の股関節を痛めてしまって、整形外科に行くも痛み止めを処方されて『手術しないとよくならないよ』って言われて諦めていたのです。
痛み止めも全然効かず。
昨年11月に一緒に整形外科に同席させてもらって、本当に手術が効果的なのかを直接聞いてみたのですが、残念ながらかなり適当な対応をされてしまいました。
『僕は来年の3月に大学病院に帰るから』みたいなことを仰って、術後のリハビリの話とか、リスクとかに前向きに答えて頂けず。
先生も患者が年寄りだからと適当にやっていたのかな?って思うほどでした。
それは置いておいて、家内を通じて沢山のリハビリを経験してきた私の目が『多分良くなる』って感じたんです。
近くにある整体医院を調べて、常に同じ先生が観てくれて、バックグラウンドがしっかりしている整体の先生の門を叩いた訳です。
先生曰く、問題は痛みとトラウマだと。
私もそう思ったので、週2回通うことにしました。

実家から距離にして400メートル程なのですが、杖をついて左を庇いすぎてバランスの悪い歩き方なのでかなり辛い。
初めの頃はタクシーに来てもらって通院していましたが、最近はテクテクと歩いて通院できるようになってきました。
この整体の先生は当たりで、色々と頑張ってくださって【Power Plate(3D振動マシン)】と【Foot Fit(足乗せ型EMS)】も大絶賛してくださる。
家では両方毎日やりなさいって。
そんなわけで、母も歩く姿勢もかなり良くなり、痛みもずっと小さくなりました。
歩く速度なんか3倍くらいになりました。
手術なんかしなくてよかったですわ。
ホント。
通院用バッグ
整体に必要なものはお財布と診察券、健康保険証(保険の範囲外もお願いしていますが、保険でできることは対応してくれます)くらいなのですが、杖をついて行くのでちょうど良いカバンがなかったんです。
それを妻に話したら速攻で作ってくれました。
片手でね。
父も母もフクロウが好きなので、フクロウ柄の生地をユザワヤさんで手に入れておしゃれな裏地も施して作ってくれました。
中には診察券専用ポケットがあって、財布の中を探さなくて大丈夫。
襷掛けで持っても邪魔にならないくらいコンパクトです。
鈴やネームタグも付けられるようにフックも作ってあります。
流石、自分が困ることをそのまま解決してあるバッグです。
障害者目線って、障害者だけでなく健常者にも寄り添えるんですよね。
スマホで片手が塞がるとか日常茶飯事ですからね。
面白いことができる気がしています。






