カンパーニュ写真館

オーバーナイト法

昨日も仕事に追われて何もできず。

晩御飯は在宅だった娘が作ってくれて風呂も沸かしてくれていたので、帰るなり楽しっぱなし。

何もする気が起きず、少しだけ本を読んで寝てしまいました。

昨晩妻と娘がせっせとカンパーニュの仕込みをしていたのですが、お任せモードでした。

これって普通、パン屋さんがバゲットを作る時のやり方なのですが、カンパーニュをオーバーナイト法で(それも天然酵母)チャレンジ。

な〜んて、私は早起きして焼くだけ🙃

ブロガー様にアイスウェーブをご紹介いただいた縁で調査熱に火がついた光療法。

ついにコーケントー(効果が出たらレポートします)を手に入れましたので、朝から妻にセットして、痛みに少しでも効くように祈りながらカンパーニュを焼いたのでした。

あまりに美しい仕上がりにうっとり。

わかっています、私は焼いただけ。

是非ご覧いただきたいです。

料理は化学。

そして料理は色。

レーズンに住んでくれていた多種類の酵母君たちが力を合わせて複雑な味と香り、そして強い膨らみをもたらしてくれました。

レーズン酵母は初心者向けの失敗しにくい酵母ですから、彼らに任せっきりでプロになった気分を味わえますよ。

本当に良い香り。

我が家は、レーズン酵母にレーズンとフィグ(いちじく)を入れないと物足りなくなってしまいました。

それでは、レーズン酵母君たちの素晴らしい仕事をお楽しみくださいませ。

カンパーニュギャラリー

私の母用通院バッグ made by 妻

辛い通院

昨日も実家に行ってきました。

父は転んで以来、歩行が困難になってしまったのですが、デイサービスのPTの先生が一生懸命歩行訓練をしてくださるのと、家で毎日行う【Power Plate(3D振動マシン)】と【Foot Fit(足乗せ型EMS)】の甲斐あってか、膝が上がるようになってきました。

これらはすぐに効果が上がらなくて嫌になってしまう人が多いと思いますが、よく頑張ってくれていると思います。

英語の勉強と同じだなーと思うのです。

週1回高価な学校に1時間通うよりも、毎日1時間ずつコツコツ積み重ねる方がずっとずっと効果的。

『半年も学校に通っているのに全然英会話が上達しないんだ』ってな声が聞こえてきますが、こいつは1000時間の法則ですから、週1回1時間欠かさず通ったとしても11年かかる計算になります。

1週間も放置すれば忘れてしまうので、1000時間では無理な話です。

そんなわけで皆様挫折してしまう訳ですが、父は毎日毎日回復を信じて頑張っていたのです。

凄いことです。

母はそんな父を献身的にサポートしていて、やはりある時転んでしまいました。

左の股関節を痛めてしまって、整形外科に行くも痛み止めを処方されて『手術しないとよくならないよ』って言われて諦めていたのです。

痛み止めも全然効かず。

昨年11月に一緒に整形外科に同席させてもらって、本当に手術が効果的なのかを直接聞いてみたのですが、残念ながらかなり適当な対応をされてしまいました。

『僕は来年の3月に大学病院に帰るから』みたいなことを仰って、術後のリハビリの話とか、リスクとかに前向きに答えて頂けず。

先生も患者が年寄りだからと適当にやっていたのかな?って思うほどでした。

それは置いておいて、家内を通じて沢山のリハビリを経験してきた私の目が『多分良くなる』って感じたんです。

近くにある整体医院を調べて、常に同じ先生が観てくれて、バックグラウンドがしっかりしている整体の先生の門を叩いた訳です。

先生曰く、問題は痛みとトラウマだと。

私もそう思ったので、週2回通うことにしました。

実家から距離にして400メートル程なのですが、杖をついて左を庇いすぎてバランスの悪い歩き方なのでかなり辛い。

初めの頃はタクシーに来てもらって通院していましたが、最近はテクテクと歩いて通院できるようになってきました。

この整体の先生は当たりで、色々と頑張ってくださって【Power Plate(3D振動マシン)】と【Foot Fit(足乗せ型EMS)】も大絶賛してくださる。

家では両方毎日やりなさいって。

そんなわけで、母も歩く姿勢もかなり良くなり、痛みもずっと小さくなりました。

歩く速度なんか3倍くらいになりました。

手術なんかしなくてよかったですわ。

ホント。

通院用バッグ

整体に必要なものはお財布と診察券、健康保険証(保険の範囲外もお願いしていますが、保険でできることは対応してくれます)くらいなのですが、杖をついて行くのでちょうど良いカバンがなかったんです。

それを妻に話したら速攻で作ってくれました。

片手でね。

父も母もフクロウが好きなので、フクロウ柄の生地をユザワヤさんで手に入れておしゃれな裏地も施して作ってくれました。

中には診察券専用ポケットがあって、財布の中を探さなくて大丈夫。

襷掛けで持っても邪魔にならないくらいコンパクトです。

鈴やネームタグも付けられるようにフックも作ってあります。

流石、自分が困ることをそのまま解決してあるバッグです。

障害者目線って、障害者だけでなく健常者にも寄り添えるんですよね。

スマホで片手が塞がるとか日常茶飯事ですからね。

面白いことができる気がしています。

オヤジっぽくないカツ丼

2度揚げとんかつ

昨日の晩御飯はとんかつでした。

リニューアルを終えた業務スーパー高円寺店で、嘘みたいに安くて美味そうな厚切り豚ロースを発見。

1枚100gくらいのロースが8枚入って680円。

レストランをやっていたので良く知っているのですが、業務用の店で売っている商品は粗悪なものが多いのです。

業務で店を開いている人は儲けてなんぼ。

高く見えて激安な商品に裏がないわけございません。

業務スーパー様もガンガンお金を使ってステマを仕掛けておりますが、インチキができる冷凍食品が激安で肉や野菜類はコスパは全然いまいちなものが多い。

なぜ行くのかと申しますと、ツナ缶とかラーメン(川越の初雁製麺が作る生ラーメンシリーズは美味しいのに3人前140円くらい)がお目当てなのでございます。

でもね、昨日は見つけてしまったのです。

この肉をガツンと買って、78円の食パン1斤を購入。

家に帰ったらアメリカで買ったクイジナートのフードプロセッサに食パンを投入して、粗挽きパン粉を製造。

豚ロースの筋切りをして塩胡椒。

米粉をまぶして溶き卵を満遍なく纏わせたあと、ホームメイド(くだいただけですやん)パン粉を全身に着せて160℃の油の中に滑り込ませます。

2分で上げて、じっくり熱が中まで通るのを待ちます。

肉の水分も染み出してきます。

その後一気に190度の油で1分半。

油はどこへ行ったのやら。

サクッとあっさりトンカツの出来上がりです。

野菜が高い昨今でも、ごっつい1本が100円と優秀な大根を惜しげも無く下ろして、自家製のカボスポン酢と混ぜ合わせた大分和風ソース。

それからソースとケチャップを混ぜただけ(昔バイトしていた歌舞伎町のトンカツ屋の手口でっせ)のシンプルソースに和がらし(チューブから出しただけ)で完璧。

たっぷりの縮緬キャベツ千切りに合わせて、カロリーを忘れて至福の旅なのでした。

カツ丼

1枚はお弁当用にとっておいて、今朝は楽しようと決め込んだわけですが、冷めても美味しい方がいいなと思い直したわけです。

カツ丼!!

魅惑的な響きですが、妻の弁当もこれだとおっさん扱いされてしまう。

なので、おしゃれとはいかなくても、おっさんらしからぬ色合いで行こうと決めました。

付け合わせは安かった大根の千切りに、コイツも安かった水菜とトマトでイタリアンカラー。

自家製カボスポン酢とマヨネーズを合わせます。

カツは醤油、蜂蜜、だし汁、味醂で玉ねぎを煮て、昨日取っておいたカツを入れて即座に溶き卵を回しかけて蓋をします。

30秒待って火を止めて30秒蒸らします。

あとは盛り付けて完成。

緑を彩る三つ葉がないから水菜で代用。

優雅におっさん弁当を愉しんだのでした。

ブリュッセルとフライドポテト

ブリュッセル

今日はブリュッセルとフライドポテトの話をさせて頂きます。

変な組み合わせですよね。

ルクセンブルグに住んでいた時、日本食の買い出しはデュッセルドルフかブリュッセルに行っていました。

ブリュッセルは約200km、デュッセルドルフは約300km離れていました。

どちらもほとんど高速道路を走りっぱなしなので、ブリュッセルには1時間半くらい、デュッセルドルフには2時間ちょっとくらいで行けました。

ドイツ高速道路(アウトバーン)は速度無制限、ベルギーは最高速度制限が120km/hで、渋滞は殆ど無いので陸路移動は快適。

デュッセルドルフならばインマーマン通り(Immermannstraβe、インマーマンシュトラッセと読みます)、ベルギーならルイーズ通り(AvenueLouis、アベニュールイーズと読みます)がお目当ての日本人御用達。

日本食品など日本人が生活に必要なものが手に入るグローサリーストアをはじめ、食堂、居酒屋、旅行代理店、床屋さんまであって日本人パラダイスなんです。

今日はブリュッセルの話。

ベルギーの首都です。

アウトバーンって速度無制限で、走るのが好きな人は憧れると思います。

私みたいに運転が好きではない人にとっては、かなりストレスを感じる道なんですね。

だからどちらかというとブリュッセルに行く事が多くなります。

日本人にとってのヨーロッパって、意外とベルギーが抜けていませんか?

GODIVA、ノイハウス、ピエールマルコリーニ、ヴィタメールなどのショコラはベルギー産。

ビールの種類は世界一ですが日本人に馴染みの深いビールってないんですよね。

国を代表する有名な航空会社もありません。

私がいた時代には、SABENAベルギー航空が日本にも就航していましたが、2001年に経営破綻して消えてしましました。

一般的にはフラッグキャリアを救うのがあたり前なのですが、経営効率の悪さとアメリカで起こった同時多発テロの影響をモロに受けてあっさりと幕を閉じてしまったのでした。

SABENAはSociété Anonyme Belge d’Exploitation de la Navigation Aérienne(ベルギー航空航法サービス会社)の頭文字を取ったものですが、Such a bad experience never again(あんな最悪の経験は2度としたくない)なんて揶揄されていました。

アントワープ、リエージュ、ブルージュ、ナミュールと美しい街も多いですし、グルメなレストランも多い。

アントワープはダイヤモンドの聖地とまで言われている街です。

でも、私たちのベルギーはブリュッセルのルイーズ通り。

沢山日本食を買って、ランチにお寿司食べて帰ってくるだけの至福でした。

まだ経験が浅くて、お寿司も焼き鳥も作れなかった頃は、土曜日の夜にブリュッセルに泊まって居酒屋で至福の時間を過ごして(すごーく高いです😂)、翌朝ルイーズでおしゃれなプティデジュネ(朝ごはん)を食べて帰ったりしていました。

お寿司も焼き鳥も作るのが簡単だってことに気付いてからは泊まりませんでした。

ビックリするほど高いんです。

でも食べたかったんだよなー、あの頃。

今本当に偶然ですが、AMANOTEというアプリの代理店をやらせてもらっていて、本社がリエージュにあるのです。

教育系なのであまり皆様の目に触れることは少ないアプリですが、有名私大なんかに採用されてます。

2度揚マジック

フライドポテトの事をフレンチフライと言いますよね。

でも、フライドポテトはベルギーが発祥なんです。

ポムフリット(フランス語)と言います。

じゃがいもフライの意味。

たかがフライドポテトで大袈裟だな!!

って思いますよね。

じゃがいもを揚げただけじゃん、って。

でもね、ベルギーのポムフリットは本当に美味しいんです。

2度揚げで化ける。

魅惑の2度揚げです。

原理は簡単。

1度目は少しだけ低い温度(160度位)で水分飛ばす感じで揚げるんです。

2度目は高めの温度(200度位)で瞬間的に上げて、表面に残った水分を全て飛ばしてしまう。

最近の冷凍ポテトは既に揚げてあるものが多いので、普通に揚げるだけで2度揚になります。

ただし、細いものでないと

カラッと揚がりません。

ベルギーのポムフリットは例外なく太め。

その場で2回揚げるのです。

それはそれは魅惑的。

ほっくりさっくり。

さっくりというより、シャリって感じかな。

そしてマヨネーズは魅惑の調味料。

ケチャップは使いません。

たかがフライドポテト、されどフライドポテト

ルクセンブルクならボファディング(ビール)を合わせます。

個人的にはシモンピルス(ビール)を合わせます。

ベルギーならステラアルトワ(ビール)を合わせます。

ドイツならビットブルガー(ビール)を合わせます。

結局ビールが合うのです。

とんかつも唐揚げも、我が家では必ず2度揚です。

油も飛んで軽くてサクッと美味です。

揚げ物は2度揚げと覚えてください。

阿佐ヶ谷うさぎ屋さんのどら焼き

どら焼きと最中

今週末は新しいブログの準備に追われて、篭りっきりの生活でした。

いつものように息子が泊まりにきていたので、せめて皆で外出しようということになって阿佐ヶ谷まで歩いてうさぎ屋さんのどら焼きを買いに行きました。

本当に安定の美味しさ。

いつも必ず列ができています。

土曜日は定休日という強気の設定。

従業員のことを考えれば素晴らしい事です。

そんなわけで、平日に買いに行けない人達は日曜日に集中するわけです。

それでも食べたい、小豆の味を存分に引き出してくれているどら焼きです。

噂に聞いたので今回は最中も買ってみました。

最中はまず食べないのですが、以前いただいた銀座空也の最中の印象があまりに強烈で、少し期待をしてしまいました。

噂通りの上品な最中でした。

でもやはりうさぎ屋さんはどら焼きですかね。

空也の最中は別格なのかな?

コロナ禍で予約しなくても買えると聞いたのですが、そもそも銀座には全く縁がありません。

でも、阿佐ヶ谷には『うさぎ屋さんのどら焼き』と、嘘みたいに美味しい『ともえ庵さんのたい焼き』があるのです。

これだけで十分幸せです。

週末のお弁当

金土日と娘は大学に行きましたので、とりあえず作ったお弁当。

それから昨夜作った唐揚げと、昨日の昼に作ったコールラビと黒キャベツ、トマト入りジェノベーゼです。

内容なくてごめんなさい。

チーム内で意見を率直に言える事 

組織委員会内目線での見解

森喜朗氏が辞任の意向を示しました。

もう少し早く表明されると読んで準備していたため、このブログの投稿が遅れました。

今回の森氏の失言は失言ではないです。

森氏のお考えだし、二階氏のお考えなんだと思います。

二階氏は何食わぬ顔で、今まで通り後ろから自民党の上層部を迷走させる事でしょう。

お二人とも、軍国主義下の日本で生まれ育ち、敗戦と共に米国主導で民主主義に大きく舵を取った慌ただしい時代の流れにあって、考え方の変化について行けなかっただけの話だと思うのです。

森氏は気配りの人として有名で、歴代総理の中でも桁外れの人脈をお持ちだと聞きました。

IOCからすぐに擁護が入ったところからもわかるように、IOCの上層部との関係も強力な証拠です。

最大の問題は、組織委員会の方々や橋本聖子五輪相兼内閣府特命担当(男女共同参画)大臣、女性活躍担当大臣が『この方の考え方や言動は五輪のポリシーに相応しくない!!』と、声を上げられなかったこと。

共に東京五輪を成功させようと頑張ってきた仲間であれば、互いの人格や根底にある考え方くらいはわかっている筈ですよね。

この失言まで裸の王様を続けてきた事で、森氏が気配りの人としてIOCとの関係を築いてきた事も、IOCとの強固な信頼関係を築いたことも打ち消され、全否定される羽目に陥ってしまいました。

声を上げることの先送り(今更言っても遅い)によって、森さんへの全否定と、日本の男女同権後進国のレッテル(元々G7中最悪)も確固たる地位を築いてしまったのです。

以上は国民目線では全くないのですが、組織委員会内目線としても最悪の振る舞いであり結末だったと思うのです。

国民が全く見えていない方々の中だけでのこの騒動、五輪中止になっても(なるでしょう)ギリギリまで開催を呼びかけて国民を欺き(今更誰もできるとは思っていないが、日本サイドからの中止決定では保険金の受け取り額が大きく減ることになる)、橋本さん達は最後まで頑張ったと言いながら落とし前をつけない腹なのでしょう。

本物の政治家

コロナ禍でも国民にマスクをいち早く無料で届けたり、政治主導で感染拡大をコントロールしたりと政治が素晴らしいオーストリアにお住まいのブロガーさんの情報ですが、心から国民のために全てを捧げる覚悟の方か、ビジネスなどで大成功されてお金は潤沢にお持ちの方々が政治家になるのが普通なのだそうです。

私が住んでいたルクセンブルグも同じでした。

鉄工業で栄えた国ですが(世界一を誇った鉄鋼会社アルセロール社(現アルセロールミッタル)はルクセンブルグの会社です)、1970年台前半の石油危機に危機感を持ち、鉄工業が衰退に向かうと判断した政治家達が知恵を絞り産業構造の転換を政治主導で推し進めました。

詳しくは書きませんが、金融界の人なら必ず知っている重要な拠点で、投資信託残高は米国に次いで世界第2位です。

神奈川県ほどの小国がGDP世界1位(日本は24位)にまで上り詰められたのは、政治家の力が大きいのです。

金融だけではなく、ICTや電子商取引産業などへの支援も手厚く、マイクロソフトに吸収されたスカイプもルクセンブルグの会社です。

2000年代初めには電子マネーが行き渡っていて、買い物も公共交通機関に乗るときも使うことができました。

今では全ての公共交通機関を無料で使えるようになりました。

オーストリアやルクセンブルグは小国であるが故に、何もしてくれない政治家はあっという間に居場所がなくなります。

自然と本気の政治家だけが残るのです。

米連邦議会にトランプ大統領支持者が侵入した事件、ミヤンマーのクーデター、新疆ウイグル自治区での虐殺等、世界中が声を上げるようなあり得ない非人道的かつ自己中心的な振る舞いに対しても、未だ日本は静観を決め込んでいます。

主体性がない国だと思われるでしょうね。

近年の政治では、日本が世界に先駆けて実行して、評価されたり世界が追随するような取り組みを見つけることが難しいです。

要するに、少なくとも政治の世界は進化していないのだと思うのです。

新日本列島改造論が登場する日が来るのでしょうか?

本題

かなり横道に逸れてしまいました。

海外で暮らして外から日本を見る機会があると、日本の良いところ、ダメなところがよく見えるようになります。

日本のダメなところの一つに

『先送りして熱りが冷めるのを待つ』

と言う文化があります。

企業の中の意思決定にまでこの思想が及び、アジア各国とのスピード感に大きな差が生まれています。

私のチームに4名の女性がいます。

4名とも社長にお願いして採用していただいた女性達です。

Aさんは税理、財務のプロ 法律を熟知 独身。

Bさんは事務方のプロ あらゆるソフトを使いこなします 独身。

Cさんは貿易実務、外部との交渉のプロでTOEIC満点 アメリカの大学を出てイギリスに渡って仕事をしていた方で2人の子持ちシングルマザー。

Dさんは通訳1級 知らない事でもあっという間にものにするマルチな天才で、アメリカの某有名大学を主席で卒業 超優良企業にお勤めの旦那様と二人暮らし。

チームには数で勝る男性軍がおりますが、柔軟性、仕事の速さ、学習能力等で圧倒的な差を見せつけています。

勿論私もダメダメです。

1つ目に言いたいこと

女性の方がはるかに優秀なんですけど

パッチングワーカー🙃

先週からDさんが産休に入りました。

ずっと子供が欲しかったのだそうですが、なかなか恵まれなかったそうです。

海外取引の面倒な部分を任せていたのですが、1年後には帰ってきて欲しい(CさんとDさんはテレワークでお願いしています)ので、代わりの社員を採用しません。

貿易実務のパートを採用してCさんの負荷を減らし、Dさんの仕事をCさんと私でこなそうと考えているのです。

数の道理で絶対にオーバーフローするわけですが、そこは複数のICTアプリを導入して一気に効率化を図るのです。

CさんとDさんは英語がほぼ完璧ですから、翻訳業務も多く負荷がかなりあります。

それも、機械系と化学系の特殊用語がたくさん使われている仕様書などの翻訳ですから、Google翻訳などは役に立ちません。

AIを使った有料の翻訳アプリの導入。

notionと言うデータベースの導入。

CRMの更新(経理ソフトと連携していないCRMから乗り換えます)

をDさんの妊娠が判明した時から準備を始めて、コスト対効果、ICTに弱い社員へのサポート、導入計画等の資料を用意して、根回しも徹底的にしました。

稟議書も根回し通り作って提出。

なのに、役員の上の方で差し戻し。

『CRMの機能について疑問の声』

資料を作って説明し直して….。

そのあとしばらくの間、その方の机で稟議書は眠りについていました。

時間がないので再々催促をしたところ、帰ってきた答えが

『ああ、あれはOKだよ。問題ない。僕のところで止まっていたのを社長に知られたくないので、日付を今日に修正して出し直してね。』

全く同じ内容で、全く同じコストで、導入が遅れて、再々説明の労力と準備期間の欠如が発生したのです。

意味もなく先送りするだけの差し戻しって、時間もお金も余計にかかって、面倒なことだらけです。

パッチングワーカー🙃

はい、これが日本の悪しき習慣です。

ただ止めただけ。

その間に学習も調査もなされず、同じ内容でOKになる。

森さんもすぐに辞任表明しておけば潔さも評価されたし、国際的にもここまで大騒ぎにならなかったと思います。

勿論委員会に森さんの根底にある考え方に意見できる雰囲気があれば、そもそもこんな騒ぎは起こっていません。

決断の速さと、チーム間で意見を言い合える雰囲気作りは必要です。

裸の王様ってどこにもいますから。

今回の失言騒ぎ、日本が抱える問題をあぶり出してくれました。

痛み、波動

救おうとしてくださる気持ち

一つ前の記事で『妻の笑顔』について書いたつもりでした。

沢山のメッセージやメールをいただきました。

100%妻の痛みに役立つかもという内容。

本当にありがとうございました。

反面、反省しました。

妻の笑顔に癒されて『頑張ろう』という気持ちになる。

それがテーマでした。

『妻の痛み』が前面に出てしまいました。

現代医学ではどうにもならない事はあります。

それを助けようとしてくれる内容は、非常識と誤解を招く危険を伴います。

ブログという開かれた世界が故に、心から助けたいと思ってくださる方々に迷惑をかけてしまう。

歳を取るとどうしても、先回りして

『これは顰蹙を買うな』

『この内容は禁句だな』

なんて考えてしまうのです。

今日は私が考えていることを率直に書かせていただきます。

違和感覚えたら閉じてください。

今回だけです。

波動

妻の病気に関するエピソードついては何度も触れましたので、今日は書きません。

妻は脳出血で右半身麻痺、失語症、視野欠損に加えて脳卒中後疼痛を患っています。

全てが絶望的に辛い病気ですが、疼痛すなわち痛みは特にQOLを下げます。

高熱がある時、自分が取るべき楽な姿勢が見つからなくて苦しいことがありますよね。

歯が痛くて市販の鎮痛剤を飲んでも効かず、本当に苦しいこともあると思います。

これらは一時的で、原因である風邪や虫歯が治癒すれば楽になります。

妻の脳卒中後疼痛は、これらの症状が24時間365日続き、今現在治る見込みが立っていません。

副作用を覚悟すれば一時的でも楽になる薬さえ存在しません。

数え切れないほどのMLM(マルチと言われて悪い印象がありますが、合法の販売システム)の販売するサプリを試したり、病気や痛みを治すと言われている複数の宗教も試しました。

宗教に関しては、その全てがエネルギー療法の応用でした。

古くはキリスト教が布教に利用し、日本では臼井甕男氏(1884-1929)が 提唱した臼井式霊気療法がREIKIとしてアメリカを中心に発展しており、この流れを汲む岡田茂吉氏が世界救世教という宗教の布教に利用したのが始まりです。

その流れをくむ真光系の教団神慈秀明会が布教に利用して拡大していったのです。

宗教の布教道具としての利用を嫌った展開も多くあり、セラピューティック・タッチは神の存在と関係なく、医療現場で看護師やホスピス関係者によって利用されているし、レイキも宗教と切り離されて純粋な医療技術として発展しています。

私が注目しているのは、一時的であるにせよ効果があること。

そして深く調査して行くにつれ、これら全てが波動に繋がっていることに確信を持ち始めました。

先日の記事で、あるブロガーの方から『アイスウェーブ』というパッチをご紹介いただき、すぐにAmazonで購入しました。

購入してからどのような商品かを調べました。

この商品は光療法と言って、疼痛緩和に有効な周波数の波動を発生させるorganic nanoscale antennasを原料としたパッチでした。

このパッチによって疼痛は悪化しました。

何もしない時の痛みの周期が『ズン、ズン、ズン』であるとすると、パッチを貼ると『ズズズズズ』と言った感じで短い周期で痛みが襲ってきます。

普通の感覚であれば失敗ですが、これは凄い事です。

痛みをコントロールできているからです。

悪くなってしまったけれど、このパッチによって悪くなる。

剥がしてしばらくすると戻るのです。

一歩近づいた気がしました。

FALF 前略 その歪んでいる状態のところに、正常に戻す振動波を送ることを、最初に実験しました。それは FALFという装置、つまり『自然の仕組み』に適って「調和のとれた回転運動をする振動波の図形、を知らされました。後略

波動の法則 実践体験報告 今井博樹 編著

YNSA

先週の土曜日にYNSAを受けてきました。

普段の痛みに、別の種類の痛みが重なっていました。

YNSAは普段の痛みを取る事はできませんが、上乗せされた痛みは取ることができました。

少し楽になったようです。

私のブログを読んで頂くだけでありがたいのですが、沢山の励ましと情報は本当にありがたかった。

これから解っていくことは全てご報告させていただきます。

これからもどうぞよろしくお付き合いの程を。

YNSA

笑顔〜妻に癒やされる瞬間

脳卒中後疼痛を患う妻の調子が良くない。

パンを焼いたり、革細工に挑戦したり、がま口を作ったり、お手玉を作ったりと、できる限りの活動はしている。

しかし、痛みがかなり悪化しているようでかなり辛そうだ。

寝ている最中でも動かない右足をバタバタさせたり、唸ったりしている時はかなり辛い時なのだが、最近はほぼ毎日だ。

脚を摩ったり、頭に私の手を置いて自己流の手かざし療法(YNSAにヒントを得たもので、宗教のそれではありません)を施したり、小豆の入った袋を電子レンジで温めて脚に当てるくらいしか出来ないのが歯痒い。

妻の痛みについて書いているので、時間がありましたらぜひご覧ください。

https://keiken.blog/2020/12/19/痛み〜脳卒中後疼痛/

痛み対策に関しては考えられることはやり尽くした感があって、少なくとも薬を飲む事はやめていた。

痛み軽減の効果が感じられないのに、副作用が襲ってくるからだ。

痛み止めの最たるものであるトラムセットやリリカに関しては、人間に処方するべきものなのかさえ疑問に思うほどの副作用が発生する。

photo by HASTWORDS via pixabay

QOLのみを考えなければならない場合と、本当に短期の使用だと確信できる時に限った場合にのみ使うべきだ。

薬抜きをしたということは痛みの原因は全く取り除かれていないということだから、すなわち痛いのだ。

以前はお風呂に入っている間だけは痛みが和らぐ状態であったが、今はそうではないらしい。

お風呂に浸かっている時に症状が和らぐのであれば、漢方の『四物湯』が効くかもしれないということでしばらく飲んでいたが、残念ながら効果は得られなかった。

漢方薬だけで数十種類の組み合わせを試したと思うが、全て残念な結果に終わり諦めていた。

最近、あまりの痛さに耐えかねたのだろう。

『漢方を飲んでみる』と言い出して、かかりつけ医に処方してもらった。

四物湯は効かないとわかっていたので、『疎経活血湯』を処方してもらった。

これを服用してからずっと痛みがより強い。

もちろん直ぐに服用を止めているのだが、強くなった痛みがなかなか治らない。

贅沢を言わないから、痛みだけでもなんとかして欲しいと切に願うばかりだ。

photo by VSRao via pixabay

それでも主婦をやろうとする

そんな状態だから、できる限り寝ていた方が楽な筈だ。

魘されても、寝ている時には痛みは感じないだろう。

福祉会館に行く日でも、そうでない日でも、決まって6時45分に起きてくる。

リビングと廊下の床をハンディーモップで拭いて、ルンバのサポートをする。

ルンバは賢く、見た目は完全に綺麗にしてくれるのだが、拭き掃除をしないと靴下が汚れる。

だから妻が拭き掃除をする。

洗濯物は私が干すが、妻が取り込んできちんと畳んでおいてくれる。

私も娘も帰りが遅くなってしまうときは、風呂掃除やトイレ掃除もやっておいてくれる。

米も洗ってくれるし、根菜を切って煮物も作る。

強度の右身麻痺だし、痛みが常にあるわけだから(我慢するのが辛い歯痛が右半身に常時あると想像して欲しい)これらの作業も大変だ。

家族の一員として、しっかりと力を貸してくれる。

家族一番の頑張り屋だ。

笑顔

私はICT会社の役員であるが、エンジニアリング系会社の海外事業をお手伝いしていて、歩いて30分ほどのところにオフィスがあるので金曜日を除いて出勤する。

電車やバスを使わないと出社できない人達がテレワークをしやすいように、歩きや自転車で通える人は率先して出勤しているからだ。

妻の調子があまり良くないときは気持ちが重い。

娘が学校に出かける日は、独りぼっちになってしまうから余計心配だ。

口説いようだが、妻は右半身麻痺で強い痛みが常に同居している。

そんな私の気持ちを知っているのだろう。

私が出かけるときは決まって玄関に立つ私から見える場所まで出てきて、満面の笑みで送り出してくれる。

『行ってらっしゃーい』

妻の笑顔を見て、心配な気持ちが和らぐ。

仕事に集中して、さっさと帰ろうと心に決めるのである。

全て疼痛発症後の写真です

笑おう! ありがとうは大切!

ドライフルーツ&ナッツゴロゴロカンパーニュ

富ヶ谷のルヴァンをご存知でしょうか?

天然酵母にこだわり抜いたパン屋さん。

長野県上田にもお店があります。

私の大好きなお酒『信州亀齢』を醸している岡崎酒造さんのすぐそば。

話題が外れてしまいますが、岡崎酒造さんは女性杜氏の岡崎美都里さん。

岡崎酒造の岡崎さん、この蔵の娘さんなんです。

随分と前の話ですが、松本に行った時に日本酒を出す居酒屋で手書きのメニューに並んだ地酒の中に『亀齢』がありまして、名前の響きに誘われて(綺麗)飲んだのが始まりです。

その時に出されていた地酒の中で、断然気に入ったお酒でした。

2015年には関東信越国税局酒類鑑評会の吟醸部門最優秀賞(第1位)を受賞して、名実ともに長野ナンバーワンの酒に上り詰めたのです。

『ひとごこち』という長野県産の米を使ったお酒が最高に美味しい。

伝統を重んじつつも、新しい味を追求しているところが大好きです。

杜氏の岡崎美都里さんは東京農大の小泉武夫名誉教授の教え子ですから、醸造を科学で刷新しているのだと思います。

ご存知ない方にお伝えしますと、東京農大の小泉武夫名誉教授は『発酵仮面』と呼ばれる程の農学者なのです。

そんな岡崎酒造さんの近くに、天然酵母のルヴァンが店を構えているのですから、偶然ではないと思うのです。

私達の天然酵母パン作りの教科書はこれ。

『ルヴァンの天然酵母パン』

発酵と熟成に関する深〜い話は、モッツアレラチーズ作りとピザ生地の話に戻るので、今日は触れません。また後日。

天然酵母や発酵に関しては『田舎のパン屋が見つけた腐る経済』も私達の教科書なのでご紹介させていただきます。

私達の蔵書はこちらですけど👇

ゴロゴロカンパーニュ

nikonikomaisonさんの影響を受けて、妻がしばらくやっていなかった天然酵母パンを作りたいと言い出しました。

復帰第一弾はロデヴ

第二弾はパンドカンパーニュ。

そして昨日もパンドカンパーニュ。

折角なので(何が?)ナッツとドライフルーツをふんだんに入れて作ろう!!

ということになりました。

出来上がった生地にできる限り多くナッツとドライフルーツを入れました
はみ出してきそうはみ出してきそうきそう
生地が滑らかになったら空気を逃さないようにこねて
休ませて〜既に飛レーズンが飛び出してきている
あとは焼くだけ

ここからはタイムラプスをやろうと思い立って撮影しましたが、真昼間だったこともあって全然いまいちでした。

でも、少しだけ膨らむ姿がわかるのでぜひご覧ください。

20秒ほどの我慢で済みます。

ゴロゴロカンパーニュ写真展

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