本当に本当にお久しぶりです。
パッチングワーカーです。
存在を忘れられているだろうと思いながら、ブログを書くことができませんでした。
緊急事態宣言も解除されて、家内の痛みも良くないことから、修善寺のマリオットホテルに温泉に浸かりに行ってきました。
ものすごくリラックスできて、痛みにも効果てきめんの温泉でした。
別府温泉でもそうだったのですが、濁り湯より無色無臭の温泉の方が家内の痛みには効果があるのです。
泉質で言うと【単純温泉】です。
何が単純なのか分かりませんが痛みにはとても良い温泉です。
大浴場も良かったのですが、露天風呂のついた部屋にアップグレードしていただいたので、足湯としても重宝しました。
そうそう、714号室だったのですが、私たちの結婚記念日の番号でした。
覚えやすい!!
ハクビシンを目撃しました
表題と温泉の何が関係あるのでしょう?
今回は息子の名前がついた雄飛の滝を拝みに山中に入りました。
車が入れる山道でしたが、ゆっくりと慎重に前に進みました。
雄飛の滝 写真提供 photo AC
熊本県にも同名の滝があるので今回は2回目の雄飛の滝。
マイナスイオン豊富な素敵な滝でした。
もう少しすると紅葉が美しいのだと思います。
滝を愉しんだ後、西伊豆に抜けるべく車を進めます。
本当に車が通れるの?って感じの道に差し掛かった時、小型犬ほどの小動物を発見。
全く慌てる様子もなくゆっくりと先に進んでいました。
お尻がプリッとしていてかわいい。
鼻が尖っていて何の動物なのかすぐにはわかりませんでした。
スマホでチェック…
なんとハクビシンの子供。
みかん畑の近くだったので間違いないです。
少し悲しかったのは『みかんを食い荒らす悪い奴』みたいな記述が多かったこと。
栽培している農家にとっては死活問題でしょう。
でも、これって人間の奢りですよね。
人間がやっている活動を邪魔する奴は悪い奴!!
みたいな考え方を改める時が来ているのではないでしょうか?
翌日、とてもリラックスして大満足で東伊豆に出て鰻を食べて、海沿いにゆっくりと帰ることにしました。
熱海に入ってみた光景は、地滑りの生々しい爪痕。
とても悲しい気持ちになりました。
恒大集団とCovid-19の関連
以前、熱海の地滑りについて書かせていただきました。
開発すべきでないエリアにまで手を伸ばして生態系を壊す人間のエゴ。
今話題の恒大集団をはじめとする中国のデベロッパーの経営危機。
もちろん昔は日本も同じ過ちを犯しているので、中国を非難するわけではありません。
長閑な農村や山を造成して、大きな街を作る。
二束三文の土地がべらぼうに高い土地に生まれ変わり、投資マネーが流入する。
地方政府にも恩恵がもたらされてウインウインとされてきた。
でもそれはお金持ち目線の話。
貧乏な農民は家を持つ権利すら奪われ、幸せに暮らしていた動物たちは住処を追われ、食べ物が違う山奥へと追いやられる。
決して人間と交わらないはずのコウモリと人間が共存を余儀なくされて、Covid-19は必然的に人間に移ったのだと思います。
中国のデベロッパーはなり振り構わず開発を続けて、雲行きが怪しくなっても作り続けました。
銀行が傷つき、一般投資家が傷つき、関係のない一般民衆すらも傷つくことになると思います。
税金を投入して銀行を助け、完済が終わった銀行は喉元過ぎればとばかりに同じ過ちを繰り返す。
ゴールドマンサックスのCEOが、注入された税金から巨額の報酬を手にしていたのは記憶に新しいところです。
でも、デベロッパーが倒産して開発のスピードが急減速すれば助かる生態系もたくさんあります。
景気が悪くなるとか、血税を使うといった人間中心の発想から、生態系全体の幸せについて考える時が来ていると思うのです。
私がみたハクビシン君は決して悪い奴には見えませんでしたよ。
幸せな気持ちになりました。