ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術

大企業に入れば一生安泰時代の終了

黒田 悠介 さんが書かれた「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術」についてコメントしたいと思います。

半年くらい前に出版された本ですが、サントリーホールディングスの新浪社長の「45歳定年説」にコメントした事に加えてコメントさせてほしいと思います。

ライフピボットとは「人生の転換期」と訳すのが一番自然だと思います。

終身雇用制度が順調に機能している頃は、ライフピボットは結婚や家族が増えること、持ち家を持つことを意味したのかもしれませんが、黒田さんのいうライフピボットは仕事の事です。

この言葉は黒田さんが作った言葉ではありません。

コロナ前にBrad Askewさんが

Life Pivot: How do you answer the question: “what should I do with the rest of my life?”

ライフピボット:残りの人生で何をすべきか?あなたはどう答えを導きますか?

という本を出しています。

内容は異なっていますが、どちらも人生の転換期について書かれていることは同じです。

私が育った環境では「起業=破産」のように刷り込まれていて、

「良い大学へ行って良い会社に入りなさい」

と言われてきました。

良い会社の定義が曖昧でしたが、何はともあれ一部上場の成長著しい企業に就職することができました。

目的が良い会社に入ることでしたから、それで幸せになれると信じていました。

でも、なんだかこの会社にいても大金持ちにはなれなそうだぞ????

みたいに感じ始めていましたが、会社を離れるといった選択肢はありませんでした

レールに乗ってさえいれば、一生安泰だから!!

そう信じさせられていました。

というか、父も母も今でもそう信じている節があります。

それを否定することはありませんが、今の私はそうは思っていません。

22歳で入った会社に60歳まで居るとすると、38年間も居続ける事になります。

普通の人は転勤もそう多くはなく、順調に係長、課長、部長と階段を登っていくのでしょう。

スモール転機を繰り返すくらいで、会社から言われて自己啓発を目的もなく(資格を取ると少しお金をもらえるから)淡々と行うくらいが普通です。

それでも物事の周期が数十年であった時代ならば、大きなトラブルなしに定年を迎えることができました。

黒田さんは言います。

「人生のルールが激変したんだ!!」と

長寿命になったことやライフスタイルが短縮化されている事に付加して

「世界の変化の速度」

をあげています。

私が就職した1986年(日航ジャンボ機墜落の翌年です)にはインターネットがありませんでした。

携帯電話もなかった時代で、駅には待ち合わせに失敗した人たちのための伝言板が備え付けられていました。

入社して最初の1週間の研修中にアイドル歌手の岡田有希子さんが自殺を図りましたが、それを知ったのは翌朝にキオスクに並べられていたスポーツ新聞の見出しでした。

今ならSNSやプッシュ式のニュースがスマホに届き、タイムリーに知っている事でしょう。

1991年(湾岸戦争の年です)に結婚して欧州に赴任になった時は、タイムリーな日本の情報を得る手段は1日に2時間だけ放送していたJSTV (Japan Satelite television)というNHKと民放のドラマ主体の放送局と時差分遅れて届けられる朝日新聞だけでした。

パラボラアンテナを必死で調整して、やっと見れた101回目のプロポーズに感動したのを今でも覚えています。

1995年1月17日の朝起きてJSTVで見た同時放送ニュースで知った阪神淡路大震災の発生。

この光景を目の当たりにした三木谷さんが起業を決意したのが、のちに一世を風靡する楽天の始まりです。

たった25年前には影も形もなかった楽天は1兆5000億円の売り上げを誇る超大企業になっています。

阪神淡路大震災の時には私の手元にインターネットはありませんでした。

買い替えたノートPCにインストールしたネットスケープナビゲータで、電話回線を使って見た日本語版Yahooに興奮したのが1996年でした。

ルクセンブルグの自宅で日本のニュースがタイムリーに、しかも日本語で見られるなんて夢を見ているようでした。

私がルクセンブルグで作っていたのはVHSビデオカセットでした。

一世を風靡したこのビデオシステムを知っている若者は少ないと思います。

カセットテープやMDも同じでしょう。

物心ついた時には、音楽や動画はディスクに入っているものであったりネットを介して観るものであったに違いありません。

今は影も形もほとんどないこれらのプロダクトのサイクルも短く短くなってきているのです。

計画ではなく準備をする

こんな風のような速度で目まぐるしく変化する時代において、計画は意味をなしません。

上述した時代において、38年間の安泰を想像できましたか?

ありえない事ですよね。

だから知識、経験、人脈、などの準備をして備えることが重要なのだと黒田さんは言っています。

これは45歳定年制にピッタリとはまります。

入社後22年程度で人生に転換期が訪れる。

だから準備をする。

それでも22年間の間に世界は激変する事でしょうが、38年間安泰の計画よりはずっと現実的だと思います。

学びの速度も、提供される教材の選択肢のおかげで驚異的に早くなっています。

昔は八重洲ブックセンターに行って探さなけらばならなかった情報のほとんどが、インターネット上から探し出すことができますし、スマホを使って知りたい今すぐに見つけることができます。

無料の動画教材も豊富に出回っていて、教材に課金しなくても提供者がしっかり稼げるプラットフォームも用意されています。

大学教育には優れたLMSが備わっていて生涯教育にも使い続けることができるのですから、学ばない手はないわけです。

ビデオを見て、気になったところに(e)付箋を貼って、コメントを入れることができて、仲間と共有できる。

教材のどの辺りで視聴を中断するのか?

どの部分を繰り返し観ているのか?

さまざまなデータが分析されて先生の元に届きます。

視聴する時間が違っていても同じ動画について議論できる、SNSと同じ考え方の仕組みがある。

電話やZoomで繋がなくても、時差があってもオフラインで一緒に学べるわけです。

外国に行かなくても、しかも無理に時間を合わせなくても外国人と議論できる!!

昔より遥かに楽しみながらライフピボットへの準備ができる。

マイクロラーニングが当たり前になっていて、5分程度の空き時間を使って学ぶことができる。

学び方もすごいスピードで進化する世の中なのです。

もう一度問いますが、こんな時代に38年間(新しい法律では43年間)も雇用され続けることが当たり前だと思いますか?

変化に柔軟な人材ばかりの世の中になれば、日本はまた世界をリードできる先進国に返り咲くことが可能だと思っています。

最先端の教育システムを楽しんで、薔薇色の45歳定年をワクワクしながら迎えましょう!!

全く違う話で恐縮ですが、私の父が2箇所の心臓弁置換、3本のバイパス術を86歳の時に受けて成功しました。

その時の執刀医は新浪社長の弟さん、新浪博士教授でした。

素晴らしい兄弟!!

考え方って大切ですよね。

新浪社長の発言正しいんですけど

こんにちは、パッチングワーカーです。

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、副代表幹事を務める経済同友会の夏季セミナーで「45歳定年制」を導入すべきだと提言したことに対して、沢山の批判が寄せられていることについて意見を述べさせて頂きたいです。

今の日本

日本の終身雇用制度は世界的にも珍しい制度です。

会社に貢献してもしなくても、自分から手を挙げない限り定年までの雇用が保証されます。

右肩上がりの経済成長が続いている時代はこれでよかったのだと思います。

定年で会社を去る人数相当の数倍の人数を新卒で採用して規模を拡大することが可能でした。

経済成長真只中では、職業適正というより気合いで働いていた感じです。

使えない社員のレッテルを貼られる人も多くはなかった。

何はともあれ、企業側も雇用される側も幸せ(と思っていた)だったわけです。

現代の日本の国情を見てください。

トップ争いをしていたのは今は昔。

2020年時の国際競争力は34位という体たらくぶりです。

政治の無策が原因で少子高齢化社会がやってきてしまい、1990年台に湯水の如く箱物に使い込んだ税金の後始末のために重税を課されている始末。

政治家のお膝元の建設業界への究極の忖度の代償なのです。

少子高齢化のための重税と偽ってこんな失態の尻拭いをさせられても大きな混乱が起きないのは、日本の大半を占めるサラリーマンからの取りっぱぐれがないからです。

そのサラリーマンたちも、支払っている税金や社会保障費にはあまり気には留めず手取りだけを見ているから、国にとっては都合が良いわけです。

そんなわけで、新浪剛史社長の発言で一番困るのは国なのです。

定年を延長して安定した税金を払ってもらうことしか考えていないからなんです。

だからお抱えのメディアや評論家を使ってすぐに吊し上げる体制を作るわけです。

新浪社長は45歳で首切りしようとしているぞ!!

とんでもないぞ!!

ってな感じです。

サラリーマンが目覚める事

会社が利益を上げて、その中から賃金を払います。

利益より賃金相当分が大きいことが長く続けば、会社は倒産します。

Covid-19で苦しんでいる企業は利益より賃金相当分が大きい状態にあります。

一部の業種、例えば航空会社などは航空機のリース代金や原価償却費に苦しむことになります。

厳密には減価償却費は現金の移動がありませんからキャッシュフローには影響しませんが、航空機は高価なためリース会社に購入を肩代わりしてもらい、分割で支払う形でリース代金を支払っていることが多いので人件費以上に重くのしかかっています。

スカイマークが倒産した原因はこれでした。

アメリカのデルタ航空が、コロナが落ちついて需要が活発になってきたからパイロットを1000人採用するなんてニュースがありましたが、苦しくなった瞬間にレイオフしたから足りなくなったわけです。

アメリカの雇用システムでは従業員は守られません。

超高額の報酬をもらっているCEOは平気で従業員を解雇します。

会社への愛や忠誠心など、育つはずもありません。

誰のための会社なのか?

株主?、従業員?、お客様?、それとも役員たちのもの?

私は従業員のものであることが望ましいと思っています。

もしそうであるなららば、会社が長期にわたって繁栄し続けるために何をすべきなのかを考える人が増えます。

何をしても一定の給料を貰い続けることができる環境に置かれた人間は本気で働くでしょうか?

日本人の国民性で今までの日本企業は成長してきましたが、ぬくぬくと守られた環境によって残念ながらお荷物になる中高年社員が増えてきてしまったのが国際競争力34位につながっているのだと思います。

45歳定年はWINWIN

おそらくですが、新浪社長はこんなモデルを考えていると思います。

1 定年後は個人事業主として契約を行い、仕事内容は変わらない。

2 報酬は、「基本給+各種手当+福利厚生分の金額+社会保険料の会社負担分」

3 個人事業主だから報酬の60%近くを経費計上することで、税率も下がり手取りは50%近く上がる。

4 45歳定年を見据えて準備していた社員は、退職金を貰って会社を離れることもできる。

こんな感じです。

就職して20年も頑張っていれば、見える世界も変わっているし引き出しもたくさんあります。

45歳に転機が訪れるとわかっていれば、準備を始めると思うのです。

新しいシステムを覚えないなんて選択肢は無くなってくる。

これだけでダメ社員は確実に減り、会社は繁栄して給料も増えるというわけです。

会社側は人を採用する事に積極的になれるから、派遣が必要なくなるでしょう。

ハンデを持っている人や、特殊な環境で働かなくてはいけない人は、しっかり守られるような法律を作ればいいんです。

これらを実現するために最も大切なのは教育です。

家庭環境に左右されにくい教育システムの構築にLMSが役に立つと前回の記事で書きました。

生涯教育という形で社会人が勉強できる仕組みを整えることで、45歳になった時に起業できる知識と経験を持たせたり、自社の社員のレベルアップを図ることがLMSによって実現できます。

変わる事を恐れて反対していると、スタートダッシュで遅れをとることになります。

世界が変わっている中で、愛情と繁栄の良いとこ採りをしようという発想が45歳定年だと思います。

一番変わらなければいけないのは政治ですけどね。

こいつも変わりそうな予感があります、ね。

皆さまはどう思いますか?

4時起き生活

仲間

数日前にふらっと寄ってくださったavocado chopさんが「朝4時に起きて頑張っています!」と書かれていました。

「実は私も4時起き派なんです」なんてどうでも良いメッセージを入れてしまいました。

deepforestさんも早起きですよね。

仲間意識っていうか、同じ時間に同じように頑張っている人がいると嬉しくなります。

勝手に思っているだけですが。

私は時間を作り出すための苦肉の策みたいなところがあるのですが、avocado chopさんは自分の意思で頑張られている事に尊敬です。

私のチームに二人の子供を持つシングルマザーがいるのですが、彼女も朝4時起き派です。

子供が起きているときは仕事が捗らないから、夜は一緒に寝てしまって早起きして仕事をしています。

若い頃は早起きなんて選択肢にもなかったのですが、やってみるとこれが効率的なんです。

自分だけの時間に没入できるし、起きてから少し時間を置いて飲むコーヒーが美味しいし、朝ごはんもお腹が空いてから食べるから本当に美味しい。

お弁当を作る時間もゆったり取れるし、私の場合は「お弁当作りタイム=コーヒーを淹れて飲む時間」なので一石二鳥。

動画を使ったチュートリアルだってヘッドホンで集中し放題(家族に気を配る必要がありません)だし、チュートリアル中に回しておいた洗濯機のおかげで洗濯だってさっさと終わらせることができます。

明るくなりたてのベランダに洗濯物を干す頃には、朝を楽しむ鳥たち(今朝は鳩でした)が目の前の電線で寛いでいるのを見ながら癒されることもできるのです。

今朝の様子です

よく考えてみると、働くおじさん主夫ってシングルマザーの生活に似ているのかもしれないですね。

子供たちの有り余るエネルギーに全力で対応するお母様方の苦労には及びませんが…。

親の介護とか、障害を持った方のご家族(私はこれ)とか、時間の制約がある人は沢山いると思うのですが、この苦労は後々絶対に生きるよな!!って思いながら楽しんでいます。

仲間の皆さん、朝の時間を楽しみましょう。

なんちゃってビーガン生活

少し前に米国在住のoil + kurasuさんのブログに影響を受けてゆる〜いビーガン生活を始めています。

目的は妻の痛みに悪影響を与えているものを探し出すこと。

あいちゃん農園(有機野菜を送っていただいている佐賀県吉野ヶ里の農家集団さん)さんにお願いして野菜の配達頻度を増やしていただき、代わりにお肉の購入をストップしました。

乳製品と卵は今のところは良しとして、魚も食べようかなと思っています。

たった1週間なのですが、私の体には色々と変化が出てきています。

気が早いので、もう少し経過観察してからご報告いたします。

野菜中心のパッチングベジタリアンレシピもどんどん開発中で、乳製品を良しとしているので良質のオイル+グラスフェッドバターも取り入れています。

あと、これもoil + kurasuさんの情報からですが野菜や果物を洗うということも始めました。

あいちゃん農園の野菜は安心なのですが、買ってきた野菜や果物は心配だったのです。

こんな安全な野菜洗剤があると知ってiHerbで購入して使い始めました。

洗った果物の自然な色を見てびっくり。

これも追々報告します。

アメリカンサイズ約1000円

主体変容

気付かされました

前回の投稿『共倒れにならないために』で、営業部長、技術部長、製造部長其々が『自分達は完璧!!』と言って譲らない状況について触れました。

実はこれって製造業ではあるあるなんです。

そんな私も『役員がアホだからこの会社は成長できません!!』って本気で思っていました。

前回ご紹介したWordpress.com以外のブロガーさんからのメール。

自分を見つめ直さないとやばい。

その方の名誉のために申し上げておきますが、

『自分を見つめ直しなさい!!』

なんて説教じみたことは書いていませんでした。

なぜなのか?

それは良くわかりませんが、

『自分を見つめ直さなければ』

そんな気になったのです。

元々読書が大好きなのですが、心が病みだすとノウハウコレクターのようになってしまう私。

年数回この波が襲ってくるものですから、身に付いていない物もたくさんあります。

何故かすぐに松下幸之助さんの言葉を思い出したのです。

わかったつもりでいたけれど、自分の中で全然機能していなかった大切なこと。

主体変容

『自分に気づいて自分を変えなさい。そうすれば相手も変わってくれるのです。』

掻い摘んで言うと『人のせいにするな!』

と言うシンプルな教え。

松下幸之助さんはこうおっしゃっています。

人間の行う行動は全て経営。他人に依存することなく自主独立の意識を持って取り組むことが大切。

松下幸之助 PHP

私の中で主体変容が機能していないのは仕事ばかりではありません。

私生活もです。

わかったつもりだったのですが、

心の片隅に『制度への不満』『病気のせい』みたいな気持ちが潜んでいたのです。

こいつが厄介なやつ(他人事人称)で、さまざまなチャレンジにブレーキをかけるのです。

私の中の不安分子でもあることも見えてきました。

主体変容を持って役員会に和をもたらす

パッチングワーカー🙃

先入観なく全ての人の言葉に耳を傾ける

パッチングワーカー🙃

不思議なもので、ほんの少し考え方を改めただけで、入ってくる情報の質が変わりはじめました。

そう、良いことも悪いことも原因は自分なのです。

賢い人になるより優しい人になる方が遥かに難しい

これはアマゾンのファウンダーであるジェフペゾス氏のお祖父様の言葉。

たばこが好きだったお婆さまに、ジェフは得意だった計算能力を褒められたくて『タバコが原因でおばあさんの寿命が縮まった日数』を計算してお婆さまに伝えたら、褒められるどころではなくお婆さまが泣き出してしまったと言う思い出。

温厚だったお祖父様がジェフを呼んで言い聞かせた言葉が

賢い人になるより優しい人になる方が遥かに難しい

ジェフペゾスのお祖父様

主体変容と関係が無さそうに見えるジェフのお祖父様の言葉。

私の支えている会社の技術部長、営業部長、製造部長全員が優秀です。

各々の仕事に対する才能が見て取れる間違いない人たち。

目的は利益を上げて社員全員が未来永劫幸せになること。

すなわちお客様が喜び続けること。

そのためにはそれぞれの才能と仕事をリスペクトして認め合い、自分以外の仕事を委ねること。

仕事の違いを順位付けしないこと。

同じ目線で同じ目的のために協力しあって突き進むこと。

ジェフはこう言っています。

他人を犠牲にしてまで賢い人であろうとしますか?   それとも、優しい人であろうとしますか?

ジェフペゾス

私も同じです。

才能に溢れているけれど、融和できない役員たちはアホだと。

そう考えていました。

才能はないけれど、やさしい気持ちで役員会に和をもたらす努力をもう一度始めます。

そして、自分に備わったフィルターを外して、全ての意見に耳を傾けて広い視界を確保します。

一流の経営者は一流の師であることを再確認しました。

妻の病気のこと。

まだまだ見えていない事がたくさんありそうだと、考えを改めたのです。

子供みたいでごめんなさい。

良い歳をしたおっさんです。

共倒れにならないために

心の蓋

おはようございます。

パッチングワーカーです。

ここのところ心の調子が思わしくなく、なかなか気の利いた記事が書けません。

不定期にやってくる鬱の原因はいくつもありますが、流石にこのままではいけないと思うに至りました。

突然やってくる無理難題(自分にとっては)に対して、乗り越えながら直視できないことに(心の)蓋をしてきたことに対して見つめ直そうと。

今まで仮置きしてきた、解決しなければいけない事を直視しようと思い立ったのです。

あるブロガー様がメールでお伝えくださったことが心に刺さりました。

その方はWordpress.comのブロガーではないので、必然的にメールでのやりとりが主になります。

宗教のこと、政治のこと、MLMのこと、スピリチュアルなこと….。

表立って語らない方が無難だと言われている事がたくさんあります。

ブロガー同士、飾った表面的なお付き合いでも良いかもしれません。

でも、沢山の方々が直球で体験談をお寄せくださって。

感謝するとともに、その全てを自分のフィルターを外して受け入れてみようと思い始めた自分がいるのです。

宗教に入信するとか、MLMを始めるとか、スピリチュアルな世界に浸るとかではなくて、自分に備わってしまった【自分フィルター】を見つけ出してとりあえずOFFにしてみること。

言うのは簡単なのですが、長い人生の中で備わってきた自分の中の常識(正しいと思っている)を一枚づつ探し出してOFFにするわけですから苦痛です。

家内の病気が好転しないこと、家族を養う苦労が軽くならないこと、不定期に心がやられてしまうこと等、自分が選んできた(退けてきた)物事が間違っていた可能性が高いからなのではないのかと。

例えば私は、妻の病気(現実)を直視できるようになるまで時間がかかりました。

心に沢山の蓋をして乗り切り、いくつかの蓋を開け直すことをしていないことを知っていて黙殺してきました。

そんな自分ですから、過去に立ちはだかった壁を乗り越える際に置き去りにしてきた【閉めたままの蓋】を一つ残らず開けようと思い立ったわけです。

妻のためにもまずは私をリセットしよう!!

家内を支え続けるためには私が崩れるわけにはいかない。

共倒れになるわけにはいかないんです。

何を言っているのか意味が解らないですよね。

具体的なことは追々書く事になると思います。

今お手伝いしている会社との出会い

アメリカで技術コンサルとして働いていた時、ある日系のメーカー様の生産設備の構築と技術者育成のために引き受けた案件で、設備メーカーに設計の役務を提供していた時のことです。

世の中にない生産設備を作りたいけれど、それだけの力もない。

東レエンジニアリングや東洋エンジニアリングといったターンキーソリューションを提供している会社に頼むと、とんでもないお金がかかる。

そんな理由から、ある設備メーカーのもつ技術力に足りない部分を、たまたま私が持っていた技術を足す事になり、アライアンスを組んでプロジェクトを遂行していました。

その時の設備メーカーのオーナー(グループ会社の参加の企業がその設備メーカーで、オーナーはグループを率いる方)が私の事を覚えていてくださったのです。

時は流れて、妻が病気で倒れて….ピザ屋を営んでいたころ。

ある方(設備メーカーの社長様)を通じてオーナー様が私にコンタクトを取ってきました。

『陳腐化したビジネスモデルを変えたいから手伝ってくれ』

そんな内容でした。

私が住んでいたのは九州。

会社は杉並区。

『無理です』

そう答えた私に提示してきた条件が

『毎週末家に帰るお金を出す』

『会社の近くに住む場所を用意する』

でした。

しばらくの間、強く自分を必要としてくれた人に出会っていなかった(家内が倒れてから燻っていたので当たり前ですが)ので、心が揺れました。

自分たちは完璧だ

昨日は一日仕事ができませんでした。

国内を向いて仕事をしていた会社に海外営業を新設して、海外資本の会社向けに販路を作りました。

50億円程度の会社(グループ売り上げは600億円)ですが、実質的に定例役員会が開かれていないほどワンマン経営の会社でしたので、定例役員会を発足しました。

ワンマン社長に意見が言えない役員を目の当たりにして、社長抜きの役員会を社長の了承のもとに開催して、社長とのつなぎ役を買って出ました。

中期計画書もできて、定期的な投資も始まりました。

自分の役割は一通り終えたと判断し、了承を得て役員会への出席をやめていました。

昨日の朝、製造部長(役員)から電話がかかってきました。

どうやら社長と総務部長が結託して、就業規則を改悪しようとしているらしい。

技術部長(役員)に話を聞いても『許せん!!』と。

営業部長(役員)も同じ事を言っていました。

客観的に考えれば、3人も役員が揃って同じ考え方なのだから力を合わせて社長に意見すればいい事です。

『役員会が機能しなくなっているんだな』

ピンときました。

それ以前に、私が改革をしているときから大きな問題がありました。

本当に苦労しました。

営業部、技術部、製造部の仲が悪いこと。

営業部長は『技術はアホだ!!』『製造はアホだ!!』

技術部長は『営業はアホだ!!』『製造はアホだ!!』

製造部長は『営業はアホだ!!』『技術はアホだ!!』

自分たちは完璧だから、他が変わるべきだという発想から脱却できない。

『あ、俺も変わらなければいけないんだ』って、心から思ったのでした。

反面教師ってやつです。

私を頼っていると言うより、社長に意見できるのはあいつしかいない。

うまくやりやがって。

みたいな感じだと思います。

でも、従業員が不利益を被って会社の利益を増やそうという発想には賛成できなかったのと、総務部長(私にも)には不利益が及ばない決定、すなわち自分に甘く他人に厳しい決定だったので憎まれ役を買って出る事にしました。

社長に時間をいただいて社長室に。

まずは逆鱗!!!

想定内🙃。

『自分達の言い分ばかり主張しやがって』

社長が冷静になるまで打たれながら待ちます。

私にはデメリットがないし、私が直談判する筋合いもない事を説明して、

『でも私は納得できません』

そう言いました。

結論出ました

社長室を出て1時間くらい後でしょうか?

社長に呼ばれました。

『やめたから』

『?…』

『就業規則変更するのやめたから。あいつらに伝えとけ』

『ありがとうございます。喜びます』

内心『役員会でやってください』

って思いましたが、少しだけ達成感。

反省してくださったんだな。

そう思って安堵するとともに、

『自分の考え方も多分偏ってきているから見つめ直そう』

そう強く思ったのでした。

これだけやれば成功します!!

キャッチーな題名で皆様を惹きつけました。

事前に申し上げます。

そんな方法ありません。

ごめんなさい。

コンサルって?

『このコンサルを受けるとショートカットですぐに結果が出る!』

『秘密教えます!!』

『コンサルを受けないと遠回りしますよ』

巷のお金儲けに関するブログやユーチューブ、雑誌の記事に至るまで、この手の誘い文句が溢れかえっています。

何事も、シュートカットは無いと断言できます。

よく考えてみればわかること。

合格実績の高い予備校は、試験選抜で底力を確認できた人しか採用されない。

だから合格率は上がる。

絶対儲かる儲け話があれば、人には教えない。

教えたら取り分が減ります。

もしあったとしても、減った取り分より高い授業料を請求しないと合わない。

教えて貰う人にとってみれば、儲からないわけです。

簡単な儲け話が例えあったとしても、教えてもらうときには飽和状態。

何事も自分で探し出してこそチャンス!!

99%のところまで上り詰めて、最後の1%の確率を上げるための(本当に凄い人による)マンツーマンコンサルであれば有効でしょう。

初めて入った世界、ましてや楽して儲けられる秘密などありません。

ここ重要!!

コツコツが苦手な人は入ってはいけない世界です。

騙されるだけ。(騙す意思はないかもしれないですが、自分より儲けさせる意思も無いと思いますよ)

成功者はあたかも苦労なしで掴んだように装いますが、成功の因数分解をすれば明らかです。

成功 = 勉強量 × 経験量 × 適正 × 失敗数 × 修正数 × マーケットサイズ ➗ ライバルの数

ですから、自分でコントロールできるのは勉強量 、経験量 、修正数ですよね。

あとは、それなりにボリュームのあるマーケットで勝負しないと無理だし、しかしながらマーケットが魅力的すぎてライバルがゴロゴロいたら本末転倒。

いきなり秘密を聞いて、大成功するほど世の中甘く無いのです。

万に1つでも、うっかり成功したとしても、全部を見渡す目が出来ていない限り、次はない。

若くして成功している人は、失敗後の修正数と、マーケットを見極める目を持っていて、克つ人一倍努力をする人。

初心者のあなたは、多額を投じてコンサルなぞ受けないように。

ヨチヨチ歩きの子供に、絶対に転ばない、早く歩く秘訣を教えたらどうなるか想像してみてください。

人より時間(1日あたりの)をかけて、まずは1000時間やってみる。

人より早く1000時間に達する事の方が大切だと思います。

(個人の意見です🙃 )

私のこのブログ。

毎日投稿することばかり考えてしまって、内容が薄くなっていることに気付かされました。

内容重視、毎日投稿はやめることにします。

言いたいことは

1000時間やればいいって事ではないですよ!! 

結果 = 内容の濃さ × 時間

でもね、言われたくらいでは分からないですよね。(天才を除く)

やってみるしかないと思います。

私みたいな凡人はね。

中国ハイテク企業の今

話がガラッと変わります。

落とし所はブレないので、お付き合いください。

トランプ大統領の大手柄は、ファーウェイなどの中国系企業からTSMCを奪い取った事。

これは破壊力があった!!

皆様はTSMCをご存知でしょうか?

台湾積体電路製造。

 2019年12月期の売上高    3兆8500億円

 2019年12月期の営業利益   1兆3400億円 

2019年12月期の純利益     1兆2500億円 

2019年12月期の営業利益率    35% (アップルは25%)

2020年11月24日時点の時価総額 46兆円  (トヨタの2倍)

〜 News Picksより抜粋 〜

でも、ポイントは規模ではありません。

半導体製造の工程は大きく分けてふたつ。

設計と製造です。

インテルなどの半導体製造企業は、設計も製造も手がけているのです。

製造をライバル社に委託すると、設計ノウハウを奪われてしまうから当然と言えば当然。

設計と製造を同じ会社が手がけるのは常識でした。

TSMCはファウンドリ専業。

製造しか手がけない。

絶対に発注企業の秘密をリークしない。

クアルコム、エヌビディア、メディアテックを知っていますか?

各社のトップが断言しています。

『TSMCがなければ、我が社はなかった』

彼らは強みである半導体設計技術がコアコンピタンスであり、製造は手がけないファブレス企業。

ファーウェイだってTSMCのおかげで格安スマホを世に送り出せたし、アップルの自社製チップだってTSMCが製造している。

チップの性能は超微細化によるもの。

TSMCの5nm(ナノメートル)に対して、サムスンは7nm、インテルは10nm、中国企業の最先端で14nm。

追いつくまで5年はかかると言われています。

トランプ政権によって、中国企業は最低5年はトップに立てない運命を背負わされたわけです。

中国政府の野望は民生だけではありません。

軍需。宇宙(これも軍需)

中国政府は著名企業に多額の補助金を提供して、こう指示を出しました。

『日本企業を囲いこめ!!』

今はTSMCのように規制されていない日本企業ですが、近い将来規制がかかると言われています。

信越科学工業、トクヤマ、東京応化工業、JSR、東京エレクトロン、HOYA、森田化学工業、凸版印刷、アドバンテスト、東京精密等々!!

半導体(セミコンダクター)製造設備や材料は日本がトップクラス。

多額の資金を武器に日本企業にラブコール!!

新幹線みたいに、技術を根こそぎ持っていかれて、数年後にはライバルとして台頭しているのは明らかなのですが、目先の潤沢な資金力に目が眩んでしまうのです。

知ってるは使えない

私が所属している機械系企業は、有機ELディスプレイなどに使う偏向膜やリチウムイオン電池に使用されるセパレータなどを製造する設備を複数種類製造販売しています。

中国政府の補助金で、今までお付き合いのなかった企業(これらの製品を作ったことがなかった大手企業等)までもが、設備を買いたいと押し寄せてきます。

週に3回以上Webによる会議が行われてお疲れ状態。

金に物を言わせて上から目線のこれらの企業は、少なくともこの分野では素人。

作ってくる仕様書は、常識をはるかに超えた高性能!! (できるか怒!!)

私が生産技術をやっていたとき、現場を知らない人間が作ってくる数字を

『エクセルマジック』

と呼んでいました。

エクセルなら数字をいじれば世界一の生産量と歩留まり。

出来ちゃうんですよ、仮想の世界ではね。

話を上から目線の企業に戻します。

4M(生産に欠かせない4条件、Man ,Machine,Method,Material)も知らないのに何故できる?

こちらかすれば丸見え状態なのに、向こうはどんどん押してくる。

こっちが説明しているのに、全く聴こえていなかったかのように自分たちの主張を繰り返す。

『勉強して(受け売り)知っている』のと『実績として持っている』のは全くの別物。

私達が最高の設備を作ってあげるから(Machine)、あとは最高の材料(Material)とあなた方の力(Man、Method)で最高の製品を作って作ってください。

十分な経験があれば、『最高の設備がなければ、どんなにMan、Material、Methodが完璧でも最高のものは作れないってこと』とその逆を知っている筈ですが、

『製品保証をしろ!!』

の一点張り。

私たちの人材で、私たち指定の材料を使って作れば最高のものは作れますけど、意味ありますか?

ローマは一日にして成らず

読み人知らず

でも

万里の長城は一晩で作ったもん

読み人知らず

そんなノリで、良い機械を買えば良い製品が作れると(未経験者は)思っているのでした。

でも私たちは知っている!!と繰り返します。

小さな人間が去勢を張ってみても、器の大きな人間からすればお見通し。

でも、小さな人間からは器の大きな人を見抜けない。

対等(のレベル)だと思ってる。

それと同じ。

笑ってしまうくらい。

実際に経験していないことを、少し齧ったくらいでプロに対して知ったかぶりで接しても、全て見抜かれているのです。

※ お見苦しい表現をお許しください。私の方が小さな人間であることは承知しております

悔しいかもしれませんが、コツコツ自分(達のレベル)を磨くしか方法がないのです。

もちろん彼らは5年後の脅威になっていると思います。

経験を沢山積んで!!

知っているのと、できるのは全く別物!!

周知の事実

目標決めてコツコツが近道です

1000時間の法則について書きました。👇

週2回の英会話レッスンで英語が話せるようになったでしょうか?

2週間で10キロ痩せて、キープし続けることができるでしょうか?

初心者が2週間でゴルフスコア100を切れるでしょうか?

運転したことがない人が2週間でレーサー張りに走れますか?

ど素人が2週間で株式のプロになれますか?

包丁を握った事もないような人が2週間で料理の達人になれますか?

食べるだけしか経験がない人が2週間で滑らかに美味しい握り寿司を作れるようになりますか?

なぜ2週間?

単純に頑張れる限界が最長2週間なのです。

挫折は2週間後に経験する

一般統計から

1000時間集中的に頑張り続ければ結果が出るとわかっていたら、頑張れそうな気がしませんか?

『できる』と言える一つの基準は1000時間だと思うのです。

ただし、『できる』と『上手』は別物ですよ。

経験的に1000時間頑張れたら、その先の努力は比較的楽で楽しいものになります。

あなたは頑張れますか?

成果を上げる人

最後に、成果を上げる人について。

私如きが偉そうにごめんなさい。

どの世界でも(天才を除く)この4つの条件は大切なので、チエックしてみてください。

① 否定されたら受け入れて修正できる人

否定と書きましたが、やり方に修正を入れようとすると、物凄い剣幕で否定する人がとても多い。

一番はプライド!!

自分を守るためだと思うのですが、明らかな事でも認めない人。

世の中の流れに置いていかれる典型です。

② とにかくやってみる人

自分の常識ではあり得ない提案をされたとき、①が出来ない人は例外なく拒絶します。

よ〜く考えればわかることなのですが、

  ❶ 自分が住んでいる世界を熟知しているか?

  ❷ 自分が住んでいる世界は全世界と頻繁にコミュニケーションを取っているか?

  ❸ 自分が住んでいる世界は常に新しいことを取り入れているか?

以上の事ができていない世界は、井の中の蛙の井の可能性が高いです。

自分の常識で判断せずにとにかくやってみると、知らなかった世界が開けることがあるのです。

もちろん必ずそうなるとは限りませんから、チャンスが来たらとりあえず新しい世界を除いてみるという考え方が大切なのだと思います。

③ 周りを動かす情熱と説き伏せる力

わかっている人にはあるあるなんですが、これが

言うは易し、行うは難し

の最たるもの。

特に視野の広い人が視野の狭い人を説得するのが至難の技。

ボコボコに叩かれて戦意喪失。

そこで終わるのが凡人。

諦めずに果敢に挑むのが成果を上げる人。

④ しつこい人

③にも共通するのですが、遠慮は美徳と育てられた私には一番難しかった。

嫌われる勇気がない日本人が多いと思いますが、この要素がないと絶対に成功しないです。

熱意って伝わるので、嫌われは好かれに変わることが多いです。

それでも認めてくれないプライドの塊のような人を説得するのは時間の無駄ですが、説得の極意を磨くには良い体験だと思いますよ。

向こうも間違っていることくらい薄々気づいているから、正当化して上げると

『俺も鬼じゃないから、そこまで言うのならやってやるよ』

上から目線には目を瞑って、結果を勝ち取りに行くのです。

コツコツ努力以外に方法はない(天才を除く)

周知の事実

これが結論でした。

悪しからず。

前進するために必要な法則〜マインドセット

自己紹介と過去ログ一読のお願い

『前進するために必要な法則〜マインドセット』をお読みいただく前に、下記3編をご覧いただけますと幸いです。

しつこくて申し訳ありませんが、私達が歩んできた過去を知ってから本編を読んでいただきたいのです。

ボタンをクリックすると新しいタブで開きます。

広告に飛んだり、何かのカウントに使われることはありません。

片手で創作するということ〜目覚めてからの試練その1では、えっちゃんがアメリカで脳出血に倒れて、家族で日本へ帰国すると決めるまでの道のりを書いています。

片手で創作するということ〜目覚めてからの試練その2では、帰国後にお世話になった鹿児島大学霧島リハビリテーションセンター(2018年に鹿児島大学病院に機能移転)での経験、アメリカでの経験の回想、川平法の川平先生との東京での再会について書いています。

片手で創作するということ〜目覚めてからの試練その3では、脳卒中後疼痛との戦い(進行中)をメインに、気持ちが前向きに変化していった事を書いています。

この病気は、麻痺や失語症などの壮絶な後遺症をもたらすにも関わらず精神はしっかりしている(全て受け止めなければなりません)、ただでさえ辛いのに痛みという追い討ちをかけてくる自殺率が高い病気です。

創作することで全ての試練に打ち勝って、同じ苦しみを背負っている方とその御家族に希望を与えたい。

神様に与えられた大きな試練(課題)だと信じていますからね。

えいGOの法則

それではいけない!!

OWNDAYS の田中修治社長をご存知でしょうか?

『破天荒フェニックス』というベストセラーの主人公であり作者。

死に体の眼鏡屋を破格で買って、しかし思い通りにいかずに無数の試練を乗り越えて、万事休すの状態も経験しながら現在のOWNDAYSを作り上げた苦労人。

成功はアート、失敗はサイエンス

 OWNDAYS 田中修治

失敗しないように頑張るとは?

何もしないことでしょうか?

それなら、失敗しないように頑張らない!!

が正解。

沢山の(種類の)失敗を重ねて、それぞれの失敗の原因を徹底的に分析して、失敗しないためにすべきことをデータベース化する。

しかし、そのデータベースだけを貰っても意味がありません。

失敗体験の中に、沢山の『経験という宝物』が隠れているからなのです。

『失敗はサイエンス』

痺れる言い回しです。

だからと言って、失敗を全て回避出来ても成功は遠い道のり。

数々の出会いと、条件が出揃う奇跡、最適なタイミングが揃って、そして運も必要な成功はアートなのだと思います。

どちらにしても、サイエンスを飛ばしてのアートなどあり得ないわけです。

えいGOGOは失敗を経験するためのGOではありません。

一歩踏み出すまでは、何もしていないのと同じ

えっちゃん🙃

それ以前の問題。

中に入って覗いてみなければ分からない事って多いんです。

頭で考えていても判断できません。

なぜなら、あなたは(私は)その世界を知らないからです。

知らないということは(少なくとも今は)出来ない。

出来ないということは、それなりの努力をしなければ出来るようにならない。

無駄な努力をするくらいなら、初めからやらない方が身の為と考える。

やらない決断をするわけでもなく、挑戦せずに時が流れる。

残念ながら、新しい世界を覗くことなく終わる。

えいGOの法則は、何はともあれ興味を持ったらやってみる。

それから判断してみよう!!

そんな法則です。

ある意味マインドセット!!

新しい挑戦は未来のためにする

パッチングワーカーのレジュメ

機械系設計
生産技術
コストダウンスペシャリスト
オペレーションズリサーチスペシャリスト
ロジスティックマネージメント(現サプライチェーンマネジメント)
技術系コンサルティング
3Dインターネット(セカンドライフ〜VR)
LMS(Learning Management System 主にmoodle 現職)
クリエイティブコミュニティ(VIMEO 現職)
リッチメディアクリエイティブコミュニティ(Panopto 現職)
ナポリピッツアイオーロ(ナポリピッツアのコックさん)
フレッシュチーズ職人
ICT企業の役員(現職)
SDGs関連生産機械の海外向けマーケティング(現職)
機械製造販売会社経営企画(現職)

その他に

  • 美味しそうな🙃弁当作り
  • アマチュア寿司職人
  • アマチュア蕎麦職人
  • 動画編集(Adobe Premier®︎)
  • モーション製作(Adobe After Effects®︎)
  • 写真編集(Adobe Photoshop®︎)
  • ロゴ製作(Adobe Illustrator®︎)
  • スクロールプレゼン製作(Adobe XD®︎)
  • 英語
  • フランス語

別に自慢したいのではありません。

上記を踏まえて読んでいただきたい事実があります。

1992年、私の在籍していたチームは設計ツールをドラフターからCADに方向転換しました。
ドラフターとは、武藤工業の商標で手書きの図面を作図するのに役立つ製図盤の一種です。
CADはComputer-aided designの略で、設計や作図自体をコンピュータで行うものです。
私の世代では大学で学ぶ製図は99%ドラフターや製図版を用いたものです。
CADに関しては、将来はこうなるかも、みたいな授業でした。
一部のハイエンド設計には、早くからCADは用いられてきました。
1992年あたりは、CADが一般化された時期なのです。
私は、CADPACKとCLARIS CADの使用を始めました。
私より年上の方々は『こんな小さな画面で設計できる筈がない』『設計は手書きに限る』
なんて言いながら手書きから変更しようとしませんでした。
こういった方々を今でも見かけますよね。
でもね、彼らがもっともらしく振る舞えたのは数年でした。
何故なら世の中が物凄い勢いでCADにシフトしたからです。
彼らは『手書きからコンピュータによる設計』という、全く勝手の違う方法に戸惑い、正当化しただけなのです。
気が付けば後輩達は皆、CADを使った設計があたり前の状態。
OfficeやLotus notesなどの基本的なシステムにも馴染むことが出来ず、一線から消えていったのでした。
私のお世話になっている機械系の会社では、2D CADから3D CADへの移行期間です。
全体的に世の中から遅れています。
でも、1992年の私の周りで起こった事と同じことが発生しています。
もっとまずいのは、長がついた人たちが『3Dなんて必要ない!!』と言いながら2Dに拘っている。
若い技術者は板挟みなのです。
世の中は3Dが当たり前です。
2Dでは受けられないサービスもたくさんありますし、コストダウンも3D CAD前提です。
私の尊敬するボローニャ(イタリア)にある機械メーカーの社長だったサンドロは、15年以上前に巨額を投じて
全てのCADを3Dに入れ替えました。
年商20億円の会社でしたから『あいつは気が狂った』とか『絶対に倒産する』なんて陰口を叩かれていました。
今はどうなっているかと言えば、年商240億円ですよ。
先端にポジショニングした事で『図面が2Dから3Dになって間違えが減った』なんて序の口でした。
2Dで設計していたときには見えていなかったマーケットを覗くことができたサンドロは、ビジネスフィールドを
広げていきました。
自分が今いる世界では(その時点では)必要ない事でも、その世界に飛び込むことで新しいチャンスが見える。
自分がいる小さな世界を基準に物事を判断してはいけないのです。

小さな環境にとどまっていると、夢まで小さくなる

土井英司

土井さんは片付けのコンマリさんを見出して育て上げた事で有名な方。

Amazon Japanを立ち上げた方でもあります。

新しい挑戦は、自分の常識の外にあることに限るわけです。

ちなみにイタリア人社長(当時)のサンドロ。

私が妻のリハビリサポートに専念していて、無職という事実に不安でいっぱいだったときに、イタリア製の石窯をプレゼントしてくれた人。

『つべこべ言わずにピザ屋やってみろ!!』

生地の熟成、モッツアレラチーズ発酵のパラメータは全て実験計画法(オペレーションズリサーチの手法の一つ)で求めていったのです。

過去の経験は、新しい経験を後押ししてくれる

パッチングワーカー🙃

ピザ生地熟成の発見👇

あなたが今、何かを始めようと行動を起こそうとしているのであれば、確認してください。

それは未来でも生き続けている内容ですか?

AIにとって変わられる資格はたくさんあります。

学校や通信教育が力を入れている講座には、そんな資格が沢山あります。

今のうちに儲けておかなければ、近い将来講座自体がなくなってしまう。

そんな危機感の餌食にならないでください。

あなたの未来にプラスになる挑戦をして下さい。

私たちの挑戦

妻が立ち直って裁縫を始めたとき、私なりに出来ることを考えました。

私はiPADのヘビーユーザーで、誰よりも使いこなしている自信がありました。

でも、絵心が全く無くて、アップルペンを持っているにもかかわらず、クリエイター系のアプリは使っていませんでした。

YoutubeのiPAD使いこなし系でAmity SENSEIという方がいらっしゃって、とても楽しい動画を配信されているんんです。

アップル信者であることも手伝って、イラストレータやフォトショップを使っていないのに視聴していました。

なのでピンときました。

動画編集だけなら簡単にできるアプリが沢山なるのですが、自由度は限られます。

本気でやろうと思うのであればAdobe!!

動画編集(プレミアプロ)からモーション作成(アフターエフェクト)、サムネイル作成(フォトショップ、イラストレータ)をマスターしてやろう!!

サブスクリプションであるクリエイティブクラウド(全てのAdobeアプリ使い放題)の契約が2020年1月、コロナ騒ぎの直前でした。

テレワークの時間が増えるとともに自由な時間が増えました。

移動時間がなくなったからね。

基本的なことを一気に覚えました。

あとは実戦でコツコツやっていこうと思っていました。

海外のお客様へのプレゼンが出来ないことに危機感を覚え。

パワーポイントはZoomでプレゼンするには長すぎることを感じ取り。

何か面白いプレゼン方法はないものか?

そう思って探していました。

できればNewsPicksのスクロールタイプのプレゼンがいい!!

Breakfast、Sway、Evernote Scannable、Safie等を調査。

でもなんと、灯台下暗し。

Adobe XDで作るプレぜンがいちばん素敵。

勿論クリエイティブクラウドに入っている。

そんなわけで、2020年はAdobeの年でした。

家内と私の吹き出しもAdobe Illustoratorで作っています。

20020年初頭に妻の試みをサポートするために経験を開始したAdobe製品の使いこなしが、ビジネスやブログでも有効に機能したのです。

もう一度復習。

過去の経験は、新しい経験を後押ししてくれる

パッチングワーカー🙃

妻は今日届いたオーガニックレーズンで天然酵母を作り始めました。

何事も経験あるのみ!!

えいGOの法則ですよ。

未来に進みましょう!!

読んでいただきありがとうございました。

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