とても嬉しいおすそ分け

嬉しいこと

昨日も仕事が遅くなってしまい、会社を出たのが9時過ぎ。

朝は嘘みたいに暖かかったのに、夜は北風と弱い雨で寒い寒い。

3km歩くので普通でも25分弱かかるのですが、昨日は家に帰り着くまで10分以上余計にかかってしまいました。

クタクタで冷え冷え。

でも嬉しいことが待っていました。

とあるブロガー様から送っていただいたお裾分けのラスク。

ラスクといっても、ハラダのラスク。

ハラダのラスクと言っても京都大阪限定の抹茶のグーテデロワですよ。

お申し出いただいたので、何の迷いもなくお受けさせて頂きました。

不躾でしたね。

流石に昨晩はグッと堪えて楽しみを取っておくことに。

風呂に入って、お礼のメールを打たなくてはとベッドに入ってスマホを持ったところで、力尽きまして眠りに落ちたようです。

写真は今朝(翌朝)撮ったものです。

まずは京都を意識したパッケージ。

中身を取り出すと、すりガラス風の窓から京都の景色が現れる仕掛け。

完璧に美味しいコーヒーを淹れて愉しむことにいたします。

本当にありがとうございます。

今日の弁当は私だけ

今日は私だけなので時短(いつも時短ですがもっと時短)

具体的に言いますと、

  1. 海塩とオリーブオイルをかけてレンチンして、手作り簡単酢に和えただけの温野菜
  2. 味噌に漬け込んであった鳥もも肉をロースターでお任せ調理
  3. 出汁巻卵は面倒なので、ささっとオムレツ(鎮座していますが1分でできます)

いつもの玄米ブレンドご飯と盛り付けて完成です。

笑顔〜妻に癒やされる瞬間

脳卒中後疼痛を患う妻の調子が良くない。

パンを焼いたり、革細工に挑戦したり、がま口を作ったり、お手玉を作ったりと、できる限りの活動はしている。

しかし、痛みがかなり悪化しているようでかなり辛そうだ。

寝ている最中でも動かない右足をバタバタさせたり、唸ったりしている時はかなり辛い時なのだが、最近はほぼ毎日だ。

脚を摩ったり、頭に私の手を置いて自己流の手かざし療法(YNSAにヒントを得たもので、宗教のそれではありません)を施したり、小豆の入った袋を電子レンジで温めて脚に当てるくらいしか出来ないのが歯痒い。

妻の痛みについて書いているので、時間がありましたらぜひご覧ください。

https://keiken.blog/2020/12/19/痛み〜脳卒中後疼痛/

痛み対策に関しては考えられることはやり尽くした感があって、少なくとも薬を飲む事はやめていた。

痛み軽減の効果が感じられないのに、副作用が襲ってくるからだ。

痛み止めの最たるものであるトラムセットやリリカに関しては、人間に処方するべきものなのかさえ疑問に思うほどの副作用が発生する。

photo by HASTWORDS via pixabay

QOLのみを考えなければならない場合と、本当に短期の使用だと確信できる時に限った場合にのみ使うべきだ。

薬抜きをしたということは痛みの原因は全く取り除かれていないということだから、すなわち痛いのだ。

以前はお風呂に入っている間だけは痛みが和らぐ状態であったが、今はそうではないらしい。

お風呂に浸かっている時に症状が和らぐのであれば、漢方の『四物湯』が効くかもしれないということでしばらく飲んでいたが、残念ながら効果は得られなかった。

漢方薬だけで数十種類の組み合わせを試したと思うが、全て残念な結果に終わり諦めていた。

最近、あまりの痛さに耐えかねたのだろう。

『漢方を飲んでみる』と言い出して、かかりつけ医に処方してもらった。

四物湯は効かないとわかっていたので、『疎経活血湯』を処方してもらった。

これを服用してからずっと痛みがより強い。

もちろん直ぐに服用を止めているのだが、強くなった痛みがなかなか治らない。

贅沢を言わないから、痛みだけでもなんとかして欲しいと切に願うばかりだ。

photo by VSRao via pixabay

それでも主婦をやろうとする

そんな状態だから、できる限り寝ていた方が楽な筈だ。

魘されても、寝ている時には痛みは感じないだろう。

福祉会館に行く日でも、そうでない日でも、決まって6時45分に起きてくる。

リビングと廊下の床をハンディーモップで拭いて、ルンバのサポートをする。

ルンバは賢く、見た目は完全に綺麗にしてくれるのだが、拭き掃除をしないと靴下が汚れる。

だから妻が拭き掃除をする。

洗濯物は私が干すが、妻が取り込んできちんと畳んでおいてくれる。

私も娘も帰りが遅くなってしまうときは、風呂掃除やトイレ掃除もやっておいてくれる。

米も洗ってくれるし、根菜を切って煮物も作る。

強度の右身麻痺だし、痛みが常にあるわけだから(我慢するのが辛い歯痛が右半身に常時あると想像して欲しい)これらの作業も大変だ。

家族の一員として、しっかりと力を貸してくれる。

家族一番の頑張り屋だ。

笑顔

私はICT会社の役員であるが、エンジニアリング系会社の海外事業をお手伝いしていて、歩いて30分ほどのところにオフィスがあるので金曜日を除いて出勤する。

電車やバスを使わないと出社できない人達がテレワークをしやすいように、歩きや自転車で通える人は率先して出勤しているからだ。

妻の調子があまり良くないときは気持ちが重い。

娘が学校に出かける日は、独りぼっちになってしまうから余計心配だ。

口説いようだが、妻は右半身麻痺で強い痛みが常に同居している。

そんな私の気持ちを知っているのだろう。

私が出かけるときは決まって玄関に立つ私から見える場所まで出てきて、満面の笑みで送り出してくれる。

『行ってらっしゃーい』

妻の笑顔を見て、心配な気持ちが和らぐ。

仕事に集中して、さっさと帰ろうと心に決めるのである。

全て疼痛発症後の写真です

笑おう! ありがとうは大切!

片麻痺がロデヴ作ってみた〜まいう

妻は片麻痺。

どんな健常者より好奇心が強く、

なんでも自分でやりたがる。

フランスはベルサイユのnikonikomaisonさんの影響を多分に受けて、天然酵母でロデヴを作ることになりました。

写真をよ〜くみて欲しいのですが、左手しか使っていない。

そ〜なんです

私たち家族は手伝っていないのです。

というより

手伝わせてくれなかったのでした〜。

左手捏ね〜

こちらをご覧ください。

はい

全部左手のみ。

一つはプレーン。

ロデヴは食事パンですから、

何も入れないのがスタンダード。

でも、今回は天然酵母ですから

ナッツや

ドライフルーツが

合わない筈が無い訳です。

だから

もう一つは

ドライいちじくとくるみとレーズン入り

焼いてみた

焼いてみました。

プロから見れば

まだまだでしょう。

でもね、

まいう〜

そうなんですよ。

中はモッチモチで

側端はシャリパリ

美味いに決まってる訳です

アップのいちじくを見てくださいな

やばいっす

明日の朝は

生ハムとクリームチーズ挟んで

プチデジュネー (プランス語で朝ごはんですー)

ボナペティー (召し上がれー)

2日連続想定外弁当

金曜日はテレワークです。

娘も遠隔で大丈夫な日で在宅予定。

妻は痛みが辛くて休もうと、木曜日の夜に決めていた。

朝食も弁当の準備もしていない無防備な状態で金曜日の朝を迎えました。

朝起きる時に妻が

『少し調子が良くなってきたから、会館に行こうかな』

そう言い出しました。

行けてしまえば、楽しいので最後まで走り通せる。

私自身起きるのは早いので大した問題ではありませんが、玄米を準備していない。

白米で美味しいお弁当?

そうだ!!

牛丼弁当 

  • 牛細切れ
  • 味醂
  • 玉ねぎ
  • 牛蒡
  • 蜂蜜
  • 鰹節
  • 醤油
  • 赤ワイン

全て揃っている。

出汁を取って、

酒とワインと味醂のアルコールを飛ばし

醤油と蜂蜜とアルコールを飛ばしたものを合わせ、

牛蒡と玉ねぎを煮て味を見て、醤油を入れる。

牛細切れ肉を入れて煮詰める直前まで煮込みます。

並行して

取った出汁に味醂、薄口醤油、蜂蜜を入れて

卵4個を溶いたものと混ぜ合わせて、

いつものように出汁巻き卵を作ります。

色合い調整にトマトと小ネギを散らして出来上がり。

妻お手製の、開くとランチョンマットになる弁当手提げに入れて、

お揃いに作ったカバンに入れて

いってらっしゃ〜い!!

パスタ弁当?

イラスト by Ms. Amanda Elizabeth via Pixabay

今朝は娘が急遽研究室に行くことに。

今朝も玄米は準備していない。

コンビニで買うから良いと言うけれど、

昨晩作った『豚バラと茄子の味噌炒め』

に合わせたソースが余っていたな!!

年末に作り置きしていたジェノベーゼソースもあるし、

パスタを固茹でして(チンしたら少しマシになるやつ)

2色パスタ弁当!!!

花椒香るコク味噌パスタと

ジェノベーゼ

色合いを揃えるための

紅芯大根と山芋、そして茄子

ゆで卵を添えれば

結構綺麗!!!

娘の朝ごはんも弁当作った残り物。

遠目に見るとオシャレに見えませんか?

野菜をくり抜いた残りの部分と、パスタ。

取った出汁にパルミジャーノリッジャーノをすりおろして入れて、少々の塩と小ネギを浮かべて和風コンソメ仕立て!!

箸の向きがおかしい?

我が家は全員左利き🙃

ぜひ読んでいってください👇

ロデヴ Rodev 

妻は今朝から、明日食べるロデヴを仕込んでおります。

天然酵母がようやく育ってきたので、先ずは加水率の高いロデヴを作ることになりました。

うまく行くかな?

下の写真は、ピザ屋さんをやっている時に石窯で焼いていたロデヴ (左はカンパーニュ)です。

明日食べられるか?

大失敗するか?

お腹すいたなー。

ピザ店をやっている時に出していたロデヴです

お寿司つくりました〜是非動画をご覧くださいませ

最近になってめっきり弱ってきた両親をみて、正月くらい家族が揃わないと後悔する気がしていて、移動距離が小さいのを理由にこじんまりと集まりました。

車で40分です。

賛否はあるかと思いますが、後悔したくないので決行です。

今日はMaking of 寿司。

朝早く起きて、シャリの仕込み。

秘伝の酢を使用します。

なんちゃって、米酢180cc、ミネラル塩50g、蜂蜜60gの比率。

市販のすし酢は砂糖が大量に使われているから自作です。

60℃くらいに温めてつくります。

目安は米1合に対して大さじ2杯強です。

実家まで運ぶので発泡スチロールのケースにシャリを収めます。

それでは焼き鯖の押し寿司を作っていきます。

7割ほど火を通した焼き鯖を押し寿司の型に収めます。

しっかり骨を抜いておきます。

自家製沢庵のみじん切りと茗荷みじん切り、小葱をまんべんなく広げます。

食感が楽しくなるのと、鯖の脂に飽きない工夫です。

シャリ投入。そして押します。

美味しいんです。鯖1匹でしっかり2本作れるので、コストは2本で500円くらいです。

魚も野菜も旬の時期に買えば、安くて美味しくて栄養価も高いの三拍子。

焼き鯖寿司を買ったら大変ですよ。値段高くて。

某専門店のお品は一回りくらい小さくて一本1188円でした。

手作りでそれなりのレベルを維持できれば、出来合いを買ってくる4分の1くらいの食費で、十分に楽しめるって事です。

一番大切な事は、絶対に体に悪いものが入っていないと言う事。

流通の時間を考慮して、痛まないように工夫する必要が出てくるから、❓ってあり得ないものが原材料名に記載される訳ですからね。

今日のネタ写真館と、押し寿司の盛り付けと握りの動画をお楽しみくださいませ。

今日の出来事

ベタな題名でごめんなさい。

冬休みの1日目ということで、ゆる〜い時間を過ごしております。

傷んでしまったみかんでジュースを作り、

佐賀吉野ヶ里のあいちゃん農園からイタリア野菜が届き、

年末用に気仙沼からのお取り寄せおまかせ魚盛り合わせが届き、

こちらは三枚おろし希望にチェックを入れてしまったようで、瞬間冷凍できるもの以外は断腸の思いで😄本日の食卓に登ります。

鯖は瞬冷で正月に焼き鯖押し寿司に、ヒラメも瞬冷で正月に握りにしようと思います。

アナゴは煮て握りに、マグロはもちろんですね。

今日はカレイの唐揚げと生牡蠣のポン酢和えで日本酒を飲むことにします。

リラックス!!

トロけそうです。

使い切っていなかった前回のあいちゃん農園野菜でカレーを作り、

皆様のブログを読み漁っております。

netdedussel様にご依頼いただいたお手玉も完成しました。

カレイの唐揚げと生牡蠣

カレイを唐揚げにして自家製ポン酢で食しました。

生牡蠣は小葱と大根おろし、自家製ポン酢です。

家内の好きな手羽先の素揚げと名古屋風来坊風手羽先。

ビールと日本酒をいただきました。

ゆるい1日で内容がなくてごめんなさい。

家内と娘は福山雅治のオンラインライブを観ています。

平和な1日です。

最前線で緊張感の中の皆様、ごめんなさい。

ゆるい1日でリラックスさせていただいております。

明日は気合を入れて大掃除!!!

鯛出汁巻き卵と唐揚げ

クリスマスイヴ

我が家にとってはクリスマスは特別な日ではないですが、今日はバランスというより豪華に。

ターキーは日本では高価なので、結局のところ唐揚げになってしまいます。

B級グルメを詰めると、どうしても茶色い弁当になってしまうので苦労します。

無理矢理彩りを足した、アンバランス弁当です。

鯛出汁巻き卵

魚をおろすと沢山中骨が出ます。

身のついた中骨は最高の出汁が出ます。

昨日は真鯛もおろしたので、出汁を取っておきました。

真昆布で取った出汁と合わせて、薄口醤油と海塩、味醂、蜂蜜を混ぜて溶いた卵とそこそこ混ぜ合わせて(しっかり混ぜません)焼いていきます。

魚臭さが出ないように小ネギを入れて少し高めの温度でふっくら焼き上げます。

邪道かもしれませんが、高温で焼くと美しさで見劣りしますが、ふっくら仕上がります。

唐揚げ

我が家の唐揚げは中津唐揚げ仕込み。

醤油、海塩、味醂、酒、にんにく、生姜たっぷり、ごま油、味噌少々でタレを作り、適当な大きさに切った鳥もも肉を最低一晩漬け込みます。

醤油と塩は控えめで大丈夫。

一晩漬け込むことで味はしっかり染み込みます。

本味醂と酒の効果で、肉が柔らかくジューシーに変身してくれます。

我が家の唐揚げは漬け込んだチキンの水分を切って、片栗粉と米粉を混ぜ合わせたものを薄く纏わせます。

こんな感じ👇

肉じゃが

これはおまけ。

昨晩の鍋の出汁が美味しくて、残った出汁を取っておいたので肉じゃがにしました。

茶色の嵐でございます。

無理矢理彩り野菜

はい、無理矢理。

並行作業

今日は大変です。

小鍋で肉じゃが、圧力鍋でご飯、唐揚げを揚げて、コーヒー入れるのまで並行作業でした。

バランス風アンバランス弁当

いとよりの味噌焼き

昨日は大きなフィルムコーティングのテストがあって、家に着いたのは9時半くらい。

疲れていたのに、頼んでおいた『豊洲市場.com』からお任せ魚詰め合わせが届いていました。

だるかったけれど、いなだ、真鰯、イトヨリなど5種類をさばきました。

真鰯はそのまま刺身ですぐにペロリ。

夜10時過ぎていたのに、3人の胃袋にあっさり治りました。

いなだはボリュームがあるので、正月用に瞬間冷凍。

いとよりはコンパクトだったので味噌漬けにしました。

今日の弁当に納めます。

今日は全員出かけるので3人分の弁当を作りました。

メニューはこちら。

Making ofを撮影する余裕がなかったのでいきなり完成版です。

それでは行ってきます。

夜のうちに弁当を作りました

娘が明日早朝に家を出るからと言って21時に寝ました。

マウスを使った研究も大詰めで、かなり疲れている。

『昼は適当に食べるから大丈夫!!』

そう言っていました。

『わかった、おやすみ』

そう言って納得したものの。

昼の時間も惜しんで研究してるから、カップラーメンとかコンビニ弁当で済ますに違いない。

疲れたメンタルがもっと悪くなると思ったので、バランス弁当作りました。

圧力釜で玄米ご飯炊いて、

根菜を蜂蜜と出汁、少々のミネラル塩で煮て

味噌に漬け込んだ鳥もも肉を魚グリルで焼いて

だし巻き卵を焼いて

詰め合わせて

ラディシュで色合いを整えました。

以上!!

相手の顔が見える作業

なんだかわかりにくい題目でごめんなさい。

仕事、家事も含めて何かを生み出すこと。

お金だけではなくて、満足とか、生活の質とか、感謝とか、やる気だったり。

私は個人でやっているレストランがいいなと思っているのですが、その理由は作り手と食べ手がお互いに顔を見ることができるから。

大学生の時デニーズでアルバイトをしていました。キッチンで。

ハンバーグを焼いたり盛りつけたり、オムレツを作ったり、フライドポテトを揚げたり。今はなき志木店(埼玉県)でしたが、チームの雰囲気が良くて楽しくて仕方がなかったのを覚えています。

でも、お客様の顔を見たことがありません。満足している顔、不満足の顔、クレームを受けるのもMD(ミスデニーズ=ウエイトレス)の仕事です。

キッチンは報告を受けることがあっても、お客様に直接会うことがありません。

システムができていて素晴らしい環境です。味もバッチリです。

でも顔が見えないんです。

家事

家事って、お客様の顔を見ることができるホテルみたいなものです。

綺麗に清掃された風呂に浸かって喜ぶ家族を見て満足できる。

美味しいと喜んでくれる顔を見て、「次は何を作ろうかな?」って思う。

パリッとアイロンで仕上げたワイシャツで出かけるご主人を見送って満足する。

綺麗にベッドメイクされた寝床で安らぐご家族を見て幸せに浸る。

美味しいって言ってくれる事のために、とびきり美味しいコーヒーを淹れる。

風呂上がりの満足のために、ふわふわのタオルを用意する。

ワインを美味しく飲んでもらうために、美味しいおつまみを用意する。

トイレも綺麗に、食器も綺麗に、部屋の香りも、洗濯物の匂いも全て喜ぶ顔を見たいから。

違いますか?

顔が見えるということ

私の話で恐縮ですが、料理するときは家族の喜ぶ顔を想像しながら作ります。

いい顔をして食べてくれると、それだけで幸せな気持ちになります。

家内が病に倒れて九州(家内の実家の近く)で無職リハビリサポーターを経て、ナポリピッツアの店をやっていた時の話です。

4日間も生地を熟成させて作るピッツアは成形がとてもしにくいのですが、400℃の石窯の中で弾けるように膨らみ、何とも言えない芳醇な香りを放ちます。

オーバーナイト法と言われている方法で一晩寝かせるのが一般的ですが、息子が冷蔵庫の奥に生地を忘れていたのがきっかけで掴んだ4日間低温熟成生地。

外側はサクッと、中はモッチモチと表現されるナポリピッツアですが、生地が放つ香りはあまり話題になりません。

4日間超低温熟成させた生地は、小麦粉、塩、酵母、水だけが原料とはとても思えない芳香。引き算料理の最たるもの。

でも、田舎町のこじんまりとした店でしたから、最初は期待しないで来店するお客様がほとんど。

石窯の前で、明らかに期待していないであろうお客様の顔をそーっと覗きます。

美味しい顔とかではなく驚きの顔!!!!

ガッツポーズです。

顔が見えること。

やりがい、幸せ。

そして感謝

一人で来店して、店に足りないところをさりげなく指摘していただいていたお客様がいらっしゃました。

本当に店のことを考えて言ってくださっているのがわかって、言われたことはすぐに実行していました。

ピッツアの味だけは指摘されたことがありませんでした。

お互いに顔が見えている、とてもいい関係でした。

ある時、タクシーに乗って来店されてタクシーの運転手さんにもピッツアを振る舞われていました。

「ちょっと体壊してね。病院抜け出して食べにきたよ」

病院からは約20キロメートル。わざわざ食べにきてくれました。

そのうち忙しさに紛れて、そのお客様がいらっしゃらなくなった事を気にしなくなっていました。

ある日、女性3人組のお客様が来店されました。

見るからに3世代。

3名ともマルゲリータをご注文になったので、3種類を別々に頼まれてシェアされたらどうか?とお勧めしました。

最年長のお母様が「主人がここのマルゲリータが大好物だったので」と仰いました。

癌で亡くなられていました。

悲しみとともに、感謝の気持ちが湧いて来ました。

いろいろと考えてくださっていたし、味には満足していただいていた。

本当にありがたかった。顔が見えていて良かったと。

お供えいただきたいとマルゲリータをお持ち帰りいただきました。

はい、感謝です!!

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