2度揚げとんかつ
昨日の晩御飯はとんかつでした。
リニューアルを終えた業務スーパー高円寺店で、嘘みたいに安くて美味そうな厚切り豚ロースを発見。
1枚100gくらいのロースが8枚入って680円。
レストランをやっていたので良く知っているのですが、業務用の店で売っている商品は粗悪なものが多いのです。
業務で店を開いている人は儲けてなんぼ。
高く見えて激安な商品に裏がないわけございません。
業務スーパー様もガンガンお金を使ってステマを仕掛けておりますが、インチキができる冷凍食品が激安で肉や野菜類はコスパは全然いまいちなものが多い。
なぜ行くのかと申しますと、ツナ缶とかラーメン(川越の初雁製麺が作る生ラーメンシリーズは美味しいのに3人前140円くらい)がお目当てなのでございます。
でもね、昨日は見つけてしまったのです。
この肉をガツンと買って、78円の食パン1斤を購入。
家に帰ったらアメリカで買ったクイジナートのフードプロセッサに食パンを投入して、粗挽きパン粉を製造。
豚ロースの筋切りをして塩胡椒。
米粉をまぶして溶き卵を満遍なく纏わせたあと、ホームメイド(くだいただけですやん)パン粉を全身に着せて160℃の油の中に滑り込ませます。
2分で上げて、じっくり熱が中まで通るのを待ちます。
肉の水分も染み出してきます。
その後一気に190度の油で1分半。
油はどこへ行ったのやら。
サクッとあっさりトンカツの出来上がりです。
野菜が高い昨今でも、ごっつい1本が100円と優秀な大根を惜しげも無く下ろして、自家製のカボスポン酢と混ぜ合わせた大分和風ソース。
それからソースとケチャップを混ぜただけ(昔バイトしていた歌舞伎町のトンカツ屋の手口でっせ)のシンプルソースに和がらし(チューブから出しただけ)で完璧。
たっぷりの縮緬キャベツ千切りに合わせて、カロリーを忘れて至福の旅なのでした。

カツ丼
1枚はお弁当用にとっておいて、今朝は楽しようと決め込んだわけですが、冷めても美味しい方がいいなと思い直したわけです。
カツ丼!!
魅惑的な響きですが、妻の弁当もこれだとおっさん扱いされてしまう。
なので、おしゃれとはいかなくても、おっさんらしからぬ色合いで行こうと決めました。
付け合わせは安かった大根の千切りに、コイツも安かった水菜とトマトでイタリアンカラー。
自家製カボスポン酢とマヨネーズを合わせます。
カツは醤油、蜂蜜、だし汁、味醂で玉ねぎを煮て、昨日取っておいたカツを入れて即座に溶き卵を回しかけて蓋をします。
30秒待って火を止めて30秒蒸らします。
あとは盛り付けて完成。
緑を彩る三つ葉がないから水菜で代用。
優雅におっさん弁当を愉しんだのでした。




