今朝は一人暮らしをする息子と待ち合わせて、私の実家に行ってご先祖の墓参りと大掃除をやる予定でした。
そう、予定でした。
私はいつものように5時に起きて自分のこと、特にイラレの勉強をしていました。
7時には息子から『問題なく起きてます!!』のメッセージ。
コーヒーを淹れて、昨日買ったパンドカンパーニュを少しだけ焼いて食べようと、クレジットカードのポイントで貰ったバルミューダのオーブントースターに入れたその時に娘が起きてきました。

身を削って大学院で研究をしている娘ですから、普段なら休みの日は死んだように眠って起きてきません。
家内が少しでも良い睡眠が得られるようにと、私と妻のベッドはREGALIAのかなり良いベッドなのですが、昨晩は寝心地を譲って私は娘のベッドで寝たのでした。
生活は決して楽ではありませんが、家内が少しでも快適に暮らせるように、そこだけは無理をしてでもお金を使います。

脱線しましたが、娘が開口一番
『ごめん』
『熱が出た』
昨夜から調子が悪くて寝付けず、吐き気と関節痛、頭痛で眠れなかったと。
熱を測ると38度4分。
『あらら』
まずやること
まず息子に電話。
『悪いけど今日は中止にするから家で待機な』
『こっちにも来るなよ』
そして実家に電話して訳を話して今日は行けないことを伝えます。
そして東京都発熱相談センターに電話。
参考までに電話番号は
03-5320-4592
です。
こちらも一番忙しいタイミングでの相談に恐縮。
それでもさすがプロです。
一つ一つ症状を聞いてくれて、住所を聞いてくれて、今日診察してくれる病院のリストから近い順に3箇所の電話番号を教えてもらいました。
『東京都発熱相談センター』からの紹介だと伝えるよう教わって電話を切りました。
実は私、2年半前に中国出張から帰ってすぐに『原因不明の肺炎』になって、かかりつけ医の紹介で阿佐ケ谷駅近くの河北総合病院にお世話になっていました。
症状はというと、新型コロナ肺炎と全くと言って良いほど同じです。
CT画像は真っ白だし、効く薬がなかったし、何回も酸素吸入をしないと座ってさえもいられなかった。
普通に生活できるようになるまで1ヶ月以上かかりました。
完治と書かないのは、今でも治っていないところがあるからです。

タクシーを使うと運転手さんに申し訳ないので、カーシェアを使って(借りた時も返した時も徹底除菌)指定された11時に娘を河北総合病院に連れて行きました。
救急入口に設置されたテントで待機して、一通りの診察とCT撮影。
もし新型コロナなら、昨日一緒に寝た家内も、私も濃厚接触。
14日間の自主隔離のイメージをしていました。
幸い正月用に食料は万全。
米も沢山届いていたし、食べるものは何とかなると考えました。
娘のポカリスエット(水さえも戻していたので)を息子に玄関先まで届けてもらおうか、等と考えを巡らせていました。
私が両親の元に行く前でよかったと胸を撫で下ろしたのでした。
父が4年前に心臓バイパス術と弁置換術を受けているので、既往症持ち。
墓参りに連れて行けなかったけど、そんな事より危ないところだったと。
ほっ。
結果
結果からすると、全く問題のないCT画像と鼻水が出ている症状が決めてで、コロナではないのでPCRを受けるまでもない!!
という診断結果でした。
長時間作業プラス往復5時間の通学で緊張のしっぱなしだったのが、いきなり連休なので緊張の糸が切れたのでしょう。
私もよく、プロジェクトの成功が見えた頃に熱を出したものです。
親子ですわ。
プロジェクトが完了したらではなく、成功が見えた頃というのが情けない事実であります。
休みの診察で8,800円が上乗せされて1万4400円でした。
痛い出費だけれど、休日返上で頑張っていただいている医療従事者の方の労いに使われるのであれば本望です。
こんなタイミングでお手を煩わせてしまって申し訳ない気持ちでした。
We are very sorry to disturb your team!!
そして、感謝感謝。
明日こそ墓参りに行ってきます。
