2024年1月6日(土)午前5時55分電話が鳴った。

母の携帯から。

顔を洗っていたので出ることができず、

折り返しをしようとスマホを持ったと同時に、

また着信があった.

正月に元気な姿を見たばかりだったのだが、

92歳になる父が弱っているので、少し嫌な予感がしつつ電話に出る。

いきなり背景からサイレンの音が響く中で、

知らない男性の声が聞こえてきた。

『親父に何かあった』

咄嗟にそう思った。

『◯◯消防署の◯◯と申します。

パッチングワーカー様でしょうか?

お母様が階段から落ちて、複雑骨折をされて運んでいます。

意識はしっかりされていますが、骨が皮膚の外に飛び出しています。

◯◯病院に運んでいます。』

もたらされた想定外の情報に動揺しながら、慌てて服を着替え、

妻を家に置いたまま車に飛び乗った。

足が震えていた。

横浜にある私の自宅から、指定された病院まで2時間強かかる。

車の中からハンズフリーフォンを使って、

妹に連絡を取る。

実家には、介護の必要な父1人になってしまっているので、

私は病院、妹は実家と、手分けして対応する依頼をするためだ。

13年前に、アメリカで家内が倒れた時を思いだしながら運転する。

圏央道に入ると、レーダークルーズコントロールを115km/時にセットして巡航する。

感心できるものではないが、

囚われた場合でも免停を逃れられるギリギリの速度。

遅延した航空機が、安全を害さないギリギリの速度でキャッチアップを図る様なもの。

勝手に言い訳を考える。

1時間ほどすると、運ばれた病院から電話があった。

痛み止めを入れてMRIを撮ったが、損傷度合いが激しすぎてリスクが高い。

埼玉医科大学国際医療センターに転院させてから緊急手術をする方針なので、

国際医療センターに向かってほしいとの依頼だった。

埼玉医科大学国際医療センターは埼玉県でも有数の、高度救命救急を担う病院だ。

父が心筋梗塞で倒れ、3本のバイパスと、2箇所の弁置換術を受けた病院だ。

当時は、現東京女子医大心臓外科教授の新浪博士さんが、埼玉医科大学国際医療センター心臓外科教授をされていた。

素晴らしい手技の持ち主で、

12時間かかった手術の翌日には、ベッドから起き上がって歩くことができた。

昭和天皇の心臓手術を担当された順天堂大学の天野篤教授の右腕として、同大学心臓外科助教授を務めていた方だ。

現サントリー社長である、新浪剛史氏の弟であることは有名だ。

そんなわけで、私の中ではこの病院への信頼度はMAXだ。

転院と聞いて、逆に安心した。

予定より2つ手前のインターで高速を降りて、埼玉医科大学国際医療センターへと向かう。

ERに運ばれていて、早速医師の説明を受ける。

最初に運ばれた病院で撮影した3DのMRI画像が、深刻さを瞬時に理解させる。

ヒビの入った部分を入れると4箇所が損傷を受けており、

親指に繋がる骨は、手首の位置から外に飛び出していた。

皮膚の壊死を覚悟する様に言われ、

手術前から、1ヶ月以上の入院を告げられた。

手術室に母が入ると、専用の携帯電話を渡されて、病院から外に出ない様に言われる。

父の時は携帯ブザーだった気がするが、

父の手術中に心配MAXだった母が、今は向こう側にいる。

3時間弱ののちに電話が鳴った。

Covit-19の影響で、面会は許されていないが、

10分間だけ、特別に話をさせてもらった。

自分の事ではなく、置いてきた父の心配ばかりしている。

妹が付き添っていること、

特別一時預かりの施設を、ケアマネさんが探してくれた事を伝える。

しきりに謝る母に、

『良い機会だから、ゆっくり休んだほうが良いよ』

そう伝えた。

埼玉医大国際医療センターHPより

リッツカールトン日光

中国から帰った翌日の11月8日に、家内を連れてリッツカールトン日光に宿泊してきました。

何ヶ月も前に、

紅葉に当たればラッキー!!

くらいの気持ちで予約入れていました。

もちろんポイント宿泊です😄

私の誕生日なんです。

観光もせずに、美味しいお蕎麦と温泉、そしてリッツカールトンのお料理を楽しむだけの旅。

私の大好きなYouTuberである、現在はラスベガス在住のUS生活&旅行さんが、一時帰国の際にお母様を連れてリッツカールトン日光に宿泊した旅行記が大好きです。

そんなわけで、我が家も少し背伸びをしてみることにしたのです。

まず目指したのが、日光市に無数にあるお蕎麦屋さんの中でも、評価の高い『三たてそば 長畑庵』

前日、上海から成田を経由して家に帰ったのが21時。

少しお疲れモードなので、10時30分に家を出てきました。

朝ごはん抜きで、お蕎麦に集中します。

晩御飯の予約を、19時半と遅めに入れたのは、お蕎麦を堪能するため。

天ぷらを置いていない潔さは、蕎麦に自信があるからでしょうね。

13時過ぎに到着したのですが、10組先客が待っていました。

ここを目指してこないと、絶対に見つかりません。

たまたま通りかかった、なんてことがない立地。

でも混んでいます。

1合が一人前で、あとは大ざる(1.5人前)、2人前、3人前っていう感じです。

天ぷらも、そばがきも置いてないから、お酒も飲みたくなりません。

助かった😄

無理かも?って思いながら、家内と2人で4合を注文。

2人前ずつ食べる計算。

うわあ、すごい量だ。

でもぺろり!!

まだ行けそうな感じでした。

が、後でお腹が膨らんで、晩御飯の予約を18時なんてしていたら、楽しめなかった。

美味い蕎麦、恐るべし。

リッツカールトン日光は中禅寺湖畔にあるので、いろは坂を登って行きます。

いろは坂を登る手前は、なかなかの紅葉。

いい感じです。

いろは坂を登っていたら、野生のお猿さんが道を塞いでいました。

スマホを向けると、さっさとお猿のように(お猿でした)登っていきました。

リッツカールトン日光は、いろは坂を登り切ったところに佇んでいます。

2軒隣に、星野リゾート界日光があります。

日光国立公園内にあるのです。

到着すると、すぐにバトラーさんが出迎えてくれて、車を預けます。

坂の麓と全然違う空気で、キリッとしています。

寒いです。

ロビーは高級な日本旅館の佇まいで、フロントではなくゆったりと置かれたソファに腰掛けてチェックインを行います。

何から何まで凝った作りで、他のマリオット系ブランドとは一線を画しています。

素晴らしいと感じたイラフSUIでも、館内の創りを見る限りでは歯が立ちません。

館内を案内されながら、309号室へ。

普通のお部屋でも65㎡あります。

まあ、素泊まり15万円(秋の金額)ですから、他のホテルではスイートクラスです。

(私たちはポイントです。ごめんなさい)

上の動画の最後に見える建物が、晩餐を楽しむLakeHouseです。

部屋からの景色は、沖縄の海とはまた違う、キリッとしたマイナスイオンを感じて素敵です。

テラスの柵がガラスなので、景色がとても美しく映ります。

他の国でこのデザインを施しても、あっという間に白く濁った汚れだらけになることでしょう。

日本は素晴らしい国です😊

温泉に浸かりに、まずは大浴場に行きました。

部屋に素晴らしい眺めの良いお風呂がついているのですが、これは温泉ではありません。

洗い場にも床暖房が付いていて、抜かりありません。

このお風呂に入ると、ずっと体がポカポカしているので、軟水化かなんかやってる気がします。

洗面ボウルは背面にもう一つあります

大浴場の温泉は硫黄の匂いがする、しかし透明な温泉で肌ツルツル。

バスタオル、ハンドタオル、垢すりタオル?、シェービングフォームから、レザーまで、なんでも揃っています。

手ぶらで行けます。

家内が脱衣場の手前で、装具を外すのを見ていた係の方が気を利かせ、帰る時には装具を装着するための椅子が用意されていたそうです。

心配させない、恐縮させない心配りは(も)超一流です。

温泉に行く時に発見した、エレベータが来るときの合図。

来ない方のライトが消えます。

素敵です。

一つ一つがさりげなく、しかし一流。

黄金に煌びやかに飾るなんてしません。

でも高級感が滲み出ています。

時間が近づいてきたので、LakeHouseに向かいます。

素敵な演出です。

まずはアミューズ。

コースを予約していました。

家内がグルテンをミニマムにしたいと、伝えてありました。

右のキャビアの下のパンケーキは、蕎麦粉なんだそうです。

メニューは割愛しますね。

私は日光のビール、家内はリースリングからスタートします。

これは絶対に白でしょ。

私もリースリングに参戦。

すごく美味しいパンは、巾着に入れられて出てきます。

暖かいです。

家内には、グルテンフリーブレッドがサーブされました。

フレッシュトマトのパスタです。

家内の皿はグルテンフリースパゲティで、ソースは同じ。

舌平目が出て、

栃木県産の和牛。

お酒は、家内はカベルネ・ソーヴィニヨン、私は栃木県産ロゼをチョイス。

ピノノワールです。

フルーツとスイーツ2種がサーブされて、

美味しいコーヒーを淹れていただきました。

2時間かけていただきました。

部屋に帰る途中、ロビーへ。

バーで一杯飲みたかったのですが、

家内も私もお腹が満杯で、無理でした。

素敵な時間を過ごすことができました。

今年は、出張と出張の間に、家内と旅に出る事ばかりで、わさわさしていました。

家内の父上が旅立ちましたので、

逆に家内を楽しませようと、沢山スケジュールしたのですが、

仕事と仕事の狭間での旅は、少しせせこましくもありました。

私たちだって、いつ向こうに行くかわかりません。

先送りせずに、できることは全てやってしまいたいと思うのです。

あれだけ楽しんだのだから、悔いはないよね!!

って、子供達から言われたいです。

朝食はゆっくりと、ルームサービスをお願いしました。

和食と洋食。

凄すぎて、どっちが和食かわかりません。

こちらは洋食ですね
これが和食

このプリン、拘りの奴ですよ。

2層に分かれているの、わかりますか?

これは、搾りたてのミルクをホモゲナイズ(分散化)しないで低温殺菌して、プリン液を作ったら低温でじっくり焼くんです。

ゆっくり焼くので、脂肪分が浮いてくる。

だから2層に分かれます。

寒い地域のミルクだから、脂肪層が厚いです。

ほんと美味しい!!

低温で焼くので、ミルクの風味が活きています。

実はこれ、九州でピッツアの店をやっていた時に、モッツアレラチーズ用に頂いていた、ブラウンスイスのミルクで作っていたプリンです。

作っていたからこそ、パティシエの拘りを感じることができました。

朝の暖炉も素敵です。

美しいホテルでした。

夕食時にターンダウンをしていただいたのですが、

PCのケーブルをこんな感じでまとめてくださいました。

わざわざ、バンドをつけてくださった。

感動です。

テーブルは今滞在中のALOFT JAKARTAのものです

帰り際にお守りもいただきました。

そして驚いたのは、用意してくださった車のカップホルダーに、

リッツカールトンのミネラルウォーターが2本、置かれていました。

どこまでも気配りの行き届いたホテルでした。

大満足でした。

インド&中国

みなさまこんにちは。

パッチングワーカーです。

前回、カオスへの入り口と題してブログを書きました。

インドへ行く予定だったからです。

4年前に行ったインドは、それはそれはカオスでした。

デリー国際空港(インドを代表する空港)では、案内表示がほとんどなく、どこに行けば良いのか迷うほどでした。

近隣のエアロシティという空港ホテルエリアに行く際に、MRTに乗車しようと空港駅に向かおうとしたところ、ホームレスのような人々が屯していて、とてもそこを通る気がしませんでした。

軽ワゴンのタクシーで(インドにしては高い)移動した程です。

今回驚いたのは、全てがドラスティックに改善されていました。

前回はターミナル移動するバス乗り場がわからなっかたのですが、明確に示されていました。

何から何までわかりやすかったです。

G20開催のために整備したのでしょうか?

ジャカルタはアジア大会でドラスティックによくなりましたし、東京は1964年のオリンピックで近代化を遂げたのですよね。

素晴らしい事だと思いました。

インドへ行くことを恐れていたので、胸を撫で下ろしたのでした。

ターミナル間移動バスは、ブンブンふかして恐ろしいくらい飛ばしまくる、狂ったバスだったのに、TATAが作った電気バスで優しい運転になってました。

道路も整備されてびっくり。

以前来た時に、Indigoのヴァドーダラ行きがターミナル1からだったので、何の疑いもなくターミナル1に移動。

なのにターミナル3になっていて、バスに乗る必要がなかったというオチ。

行って帰ってきました😩

デリー空港第3ターミナル入国ロビーです

待ち時間4時間は長くて、こんな馬鹿げた移動をしても時間たっぷりでした。

Indigoはインドの航空業界を変えた素晴らしい航空会社。

時間にルーズで、汚くて、欠航もしょっちゅうだったインドの航空業界に、定時運行、綺麗、低い欠航率で殴り込みをかけたのがIndigo。

50%近いシェアを奪ったところで、国内線シェア20%を切ってしまったAir Indiaが覚醒。

TATAグループ傘下に入り(元国営)、定時出発率No.1に躍り出ました。

でもね、さすがインド。

911以降、世界中の航空会社のコックピットは固く閉ざされていたのですが、ご覧の通り。

旅客機大好き人間としてはありがたいのですが、ちよっと心配ですよね。

ここまで開いて中が見えれば、トイレのドアと間違える心配なしです。

ちなみに画像左側のドアはトイレです。

その昔書いた気がするのですが、ドイツの航空会社Condor (当時はルフトハンザの子会社で、今はThomas Cookのグループ)で、ルクセンブルグからバケーションでドミニカ共和国に行った時のお話。

私たちが最前列に座っていて目撃したのですが、フライト中、かなり高齢のお婆様が前方のトイレを目指していて、左手前のトイレが使用中だったのです。

機材はDC10でした。

そのお婆様、何を思ったのか、鍵の掛かっていなかったコックピットに吸い込まれていきました。

多分、前方に2箇所トイレがあると思ったのでしょうね。

私たちは左側の席でしたが、真ん中の列に座っていたドイツ人のおじさまが、私を見ながら大爆笑。

テロではありませんでした😄

911のはるか前の、1995年の出来事です。

インドの地方はまだこんな感じ。

のどかです。

Vadodara郊外です

Vadodaraはグジャラート州にある町です。

ここです

ヴァドーダラー(Vadodara, グジャラート語: વડોદરા, マラーティー語: वडोदरा)は、インド西部のグジャラート州の都市である。かつてはガーイクワード家及びヴァドーダラー藩王国の首都であった。
面積148.22平方キロメートル、人口約160万人(2012年)[1]。インドの都市圏で16番目[2]、グジャラート州で3番目に人口の多い都市であり、州の人口のおよそ7%が集中している(2001年人口統計)[3]

Wikipedia

グジャラート州では、公の場での飲酒が禁止されています。

レストランで飲めないんです。

そんな私を、お客様の社長様がご自宅にあるBARに招待してくださいました。

ありがたいことです。

ビールもウイスキーも、ワインも、ジンも、なんでもお持ちでした。

おつまみは和を取り入れたもので、締めはなんとカツカレー!!

つまみに寿司まで出てきました。

満足しましたー。

英国の大学留学経験をお持ちの副社長様との、英語での会話が心地よいです。

ちょっと飲みすぎたかな。

でも楽しかった〜。

最終日はデリー空港近くのALOFTホテルで、翌日の夕方フライトに備えてレイトチェックアウト。

どんな環境下でも、マリオットグループのホテルは安心してくつろげます。

10月29日(日)の朝着で帰国して、11月1日(火)朝、成田空港から中国へ来ています。

杭州空港に入り、杭州臨安というところのお客様を訪問。

バッテリー関連のハイテク企業です。

人工的な建物だらけで、写真を撮る気が起きないです。

粉飾でナスダック上場廃止になった、ラッキンコーヒーがあったので、飲んでみました。

普通でした。

接客は全然よくありません。

スタバの半額だけど、飾りっ気のないざわざわした店内です。

皆がQRコードで購入していて、店員は製造業のオペレータ。

コミュ障店員だらけで、正直私は?です。

ごめんなさい

店は落ち着いて飲む環境にはなく、部屋で飲みました

途中、安針という街のカビ臭いホテル滞在があるも、今は上海郊外の松江という街のコートヤードに宿泊しています。

ほんと、マリオットグループは安心できます。

ただし、エレベーターで降りようとしているにも関わらず、構わず乗ってくる振る舞いは変わっていません。

インドネシアもインドも同じ。

これってDNAですか?

胡麻信用ってご存知ですか?

詳しくは調べていただきたいのですが、このシステムで民度が一気に上がったと言われています。

でも、この国の方々は、基本的に周りの人に気遣うことが苦手に思えます。

クラクションも6年前と比べたら減りましたが、相変わらず『どけどけ!!』と、自己中の音が響き渡っています。

上海郊外ですよ。

平安時代から、周りの人への気配りを行っていた、日本人のDNAなのでしょうか?

車を洗わない、高級ホテルの窓ガラスを掃除しない文化。

日本人が綺麗好きすぎるのでしょうか?

ホテルエレベータ(コートヤード)の中も汚いし、隣のテナントがほとんど入っていないモールは、しょんべん臭い(下品でごめんなさい)です。

うーん、好きになれません。

私ってダメですね。

カオスへの入り口

こんにちは、パッチングワーカーです。

一昨日ジャカルタからバンコクに移動してきています。

日曜日までバンコクで過ごして、インドのバドーダラと言う、グジャラート州の街に行く予定です。

この州はガンジーさんの出身地で、お酒がダメな州です😩

バンコクでの仕事は2本だけなのですが、カオスへ行く前のささやかな安らぎとでも言いましょうか、心身ともにゆっくりさせてもらっています。

年初めに昨年よりも海外出張を半分に減らす目標を立てましたが、今年は目標達成ほぼ確実です。

その分、家内を連れた旅行が増えている感じです。

痛みには非日常が、まあまあ効くみたいです。

バンコクには沢山のTHC入りのCBDが合法で売られているので、こいつが家内の痛みに効くかどうかを試しに連れてきたい。

そう思っています。

別にゴミゴミしたバンコクでなくても、プーケットでも良いですからね。

大麻の話なんか平気な顔して話題にして、こいつやばいかも。

なんて思われそうですが、痛みに効く薬が存在しないって大変なんです。

合法の国も増えているし、効くってわかれば日本でも処方はしてもらえるようです。

滅多に適用にはならないようですが。

ジャカルタから空港までは、早朝や深夜であれば40分程度、日中は90分とも2時間とも言われています。

普段JALやANAで日本に帰る場合、AM6時30分前後発のフライトなので、市内のホテルからタクシーで向かうのが一般的です。

空港周辺にまともなホテルが少ないのもあって、空港周辺のホテルに宿泊する日本人は少ないようです。

今回は12時30分発の便なので、渋滞でイライラしたくなかったのと、

Fairfield by Marriottが空港周辺にできたこともあって、泊まってみることにしました。

午後の仕事が終わってFairfield by Marriottまで送ってもらいました。

まずは明日の空港行きシャトルバスの時間を確かめます

どうやら、10時のバスで十分なようです。

ここからであれば渋滞はないし、空港まで10分くらいだと思います。

久々にゆったりと朝ごはんが食べられそうです。

出来立てなので、メンテナンスが苦手なこの国でもちょ〜清潔。

Fairfieldって高級感はないけれど、この色合いで統一されていて落ち着きます。

日本でも道の駅プロジェクトでどんどん出来ていますよね。

お約束のアップグレードはコーナーデラックスでした。

ジャングルの中みたいですけど、飛行機の離陸音なんかが聞こえてきます。

シンプルで居心地が良いのと、高騰し続けるジャカルタのホテルの中にあってリーズナブルでありがたい。

エリート特典で朝ごはんを付けて頂いたのもありますが、税込で1万円を切るのは安いです。

TOTOの水だけなんちゃってウォッシュレット付
バスタブはありません
クロゼットもフェアフィールド標準

あまりニーズはないと思いますが、情報まで。

朝ごはんは品数少なめでしたが、卵料理はアラカルトで提供してくれます。

日本食はありませんが、ナシゴレン(炒飯)はありました。

バンコクに住む日本人の数は59,000人です。

日本にある大多数の市よりも、人口は多いです。

郊外には、日系企業が多数入居する工業団地が沢山あります。

ご家族(本人も)はバンコクに住むケースが多いです。

私が宿泊しているCourtyard by Marriott Suhkunvit20のあるスクンビットエリアには、多数の日本人が住んでいます。

バンコクの焼き鳥屋を検索した一部です

旅行で海外に行ったら、その土地の食べ物を楽しみたい、というのが普通だと思います。

ただし、住んでいたり、仕事でいつも海外に出ていると、どうしても日本のものがよくなってきます。

焼き鳥は、日本から輸入しなければならない食材比率が低いので、リーズナブルに日本の味を楽しめて便利です。

富士スーパーという、日系のスーパーも沢山あって便利な街です。

ただし、日本のお酒や輸入食品は高いです。

タイバーツが円安で4.1円くらいですが、値札の金額が日本と同じ感じです。

変な表現ですが、日本と比べると4倍近くするという意味です。

私たちが住んでいたルクセンブルグのお金(ルクセンブルグフラン)も4円くらいでした。

金銭感覚が麻痺して、円の感じで使ってしまうんです。

やばいです。

ざる蕎麦700フラン、安いね。

って感じです。

700円のつもりですが、実際には2800円です😂

昨日は、ホテルの前にあったナポリピッツアの店で晩ごはんでした。

バンコクまで来て、ナポリピッツアなんて普通はないですが、元ピッツア職人として行っちゃいます。

シェフはフィリピン人の方でしたが、味はオーセンティックで美味しかったです。

4種のチーズ

日本でもクワトロフォルマッジ(Quattro formaggiイタリア語)とか、キャトルフロマージュ(Quatre fromagesフランス語)で通じるのですが、全然通じませんでした。

フォーチーズで一件落着❗️

美味しいのにあまり流行っていなくて、お店に貢献するつもりでデザートもいただきました。

このバナナ、フェイクですよ。

味も素晴らしい。

最後はホテルを案内して、明日以降のインドに繋ぎます。

部屋ばかり紹介してもつまらないので、今日は朝ごはんを。

日本人が多いので、味噌汁とかかなり美味しいご飯(ライス)も種類豊富な漬物もあります。

タイ風焼きそばごちゃ混ぜと目玉焼き
たっぷりのサラダとミンチではないガパオライス
コーヒーカップがおしゃれ

パンも種類豊富です。

何故かご飯を食べてしまいます。

バスタブ付きデラックスルームにアップグレードしていただいています。

初AIRBNBで沖縄

大変ご無沙汰しております。

パッチングワーカーです。

今インドネシアにいます。

いつも泊まっているALOFTホテルの飲料水が、こんな小さなボトル2本になっていました。

エリート特典で4本貰えていたのに改悪だ!!って思いました。

なんとこれ、各階にリフィルステーションが設けられて、誰でも必要なだけ飲料水が使えるようになったのです。

自分でボトル持ってこい!!と書いてあって、

ボトル売ってるぞ!!とも書いてある。

SDGs(商売)ですね。

でも、確実にペットボトル廃棄が減るので環境にはありがたいです。

半年前のHILTON瀬底島リゾート滞在記もアップしていないくらい怠けているのですが、今回はあまりにも素晴らしかったので情報共有の意味も込めて、ご報告します。

HILTONオナーズのダイアモンド会員になった、というつまらない理由で、前回HILTON瀬底島リゾートに泊まりました。

このリゾートは曰く付きで、過去に2度も計画が頓挫している場所。

2度目の挑戦時(瀬底ビーチリゾート)は、半分以上建物が出来上がってしまっていたのに倒産するという不運に見舞われたリゾートなんです。

こちらの情報は彩遊記フォトブログさんの記事でどうぞ。

https://blog.goo.ne.jp/saiyu-ki_2007/e/3851b21ef8af1eadb3fa016199c138f3

瀬底ビーチリゾートが倒産して解雇した150名の中に、今では超有名編集者である、箕輪厚介さんが入っていた事実は有名な話(ご自分でお話しされてます)。

森トラストが、残骸の撤去も含めて土地買収をして作ったのが、HILTON瀬底島リゾートです。

町民憩いの場だった瀬底ビーチが、ヒルトンに独り占めされています。

HILTON瀬底リゾートのベランダから瀬底ビーチを望む写真です。

HILTON瀬底リゾートのベランダから瀬底ビーチを望む

美しい島の、美しいビーチを独占する形で立っているコンクリートの塊に違和感を覚えたのでした。

ただ、沖縄北部の美しい海を教えてくれたのがHILTON瀬底リゾートであることも事実。

本島唯一のカツオ漁が行われている本部町ならではの新鮮な魚、きしもと食堂をはじめとした沖縄そば激戦区でもある、沖縄北部の魅力に魅せられたのでした。

HILTONから車で少し走ったところにある具志堅ビーチ。

誰もいませんでした。

マリオットやヒルトン、ハイアット系のホテルに1週間以上のステイはキツイなあ。

毎日の豪華な朝食、ホテルで食べる高価な夕食か、あるいはタクシーで近くの居酒屋に行って、またタクシーで帰る毎日。

ビーチはプライベートなのに、部屋を出てエレベータに乗って、降りてから10分も歩く(家内が足が悪いからです)なんてつまらなすぎる。

HILTONにステイして大満足だったのは、24時間聴こえる波の音と素晴らしいオーシャンビュー!!

自炊は苦ではない私。

帰るや否や、AIRBNBでマッチする物件を根こそぎリサーチしまくったのでした。

そして決めたのが屋我地島

那覇空港からレンタカーを借りて、高速道路を使って2時間弱の場所。

恩納村でいいじゃん!!

観光客で溢れかえった恩納村ではなくて、人が少ないところにステイしたい。

でも、ありました。

1日あたりのコストは、ヒルトン瀬底の一番安い部屋の40%安い感じです。

多分ですが、70平方メートルくらいで、ジャグジー付きです。

ドラム式の洗濯乾燥機完備(洗剤も完備)ですから、洗濯し放題。

コインランドリーがあっても、煩わしくないですか? 旅先での洗濯って。

洗濯や乾燥が終わって放置したら、迷惑かけるから時間に自由が効かないし、洗濯物持ってホテル内を移動するの面倒!!

屋我地島では車の運転と料理はマスト!!

徒歩圏内にはコンビニも居酒屋もございません。

まずは部屋からの景色をご覧ください。

家内でもビーチまで階段降りて徒歩2分、私なら20秒です。

24時間の波の音は勿論ですが、鉄筋コンクリート造の建物のおかげで、窓を閉めれば無音です。

勿体なくて窓閉めたくなくなります。

周りには数件の物件があるだけで、ゲストは欧米人です。

ビーチで軽く会話するくらいでプライベート感満載。

1週間以上の(それも連休でない時)バケーションなんぞ、日本人の眼中にはないからでしょう。

私たちもヨーロッパに住む事がなければ、1箇所滞在型のバケーションがメンタルに与える好影響に気づく事は無かったと思います。

もっと、気づいてしまったのは、パスポート取って、長いフライトを我慢する必要なんてないという事。

沖縄最強!!!!!

ホント、本島でも大満足 (オヤジギャグ)

お隣は朝ドラでも有名な古宇利島です。

古宇利島に渡る古宇利大橋からの眺め

古宇利大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋の眺めに似ています。

伊良部大橋

観光客が来る古宇利島は少し華やかで、お土産屋さんや飲食などもあります。

屋我地島にも僅かながらショップがあります。

私たちが伺ったのはカランというお店。

カフェ兼小物ショップ。

古民家を改装したであろうカフェです。

家内が食べた蜂蜜パフェは、島で養蜂をしている方から仕入れていて、この店のデッキにも蜂が飼われています。

蜂、見えますか?

グルテンNGの家内ですが、沖縄そばは諦めない。

前回行った沖縄そば屋さんは

EIBUN

EIBUN(那覇)

本部そば

豚骨が使われているのですがあっさり

きしもと食堂

かんすいを使わない木杯そば

なかむら蕎麦

このアーサ蕎麦が絶品です

でした。

好みの問題なので参考にはしないで欲しいのですが、私たちは文句なく、なかむら蕎麦のアーサ蕎麦がダントツNo.1です。

深い出汁、麺の喉越し(わざと喉越しを邪魔する手揉み麺が最高)、アーサの磯の香り、そして唯一完食しても喉が乾かない。

そんなわけで今回は、

なかむら蕎麦2回

前回と変わった事。

800円が1000円に値上げされていました。

行列が絶えない店は、値上げが鉄則。

値上げして、価格だけに魅せられた客をふるい落とし、また客が増えたら値上げする。

同じ利益なら労力が減った方が良い。

値上げするとメディアが騒ぐけれど、そんな考えだから日本だけ物価が安いんですよ。

店が儲かれば、人件費(給料)も上がる。

そこを政治家の方は頑張っていただきたいです。

なかむら蕎麦は経営安泰だと思います。

本当にうまい!!!!!

躊躇なく飲み干せます(喉が乾かない)

きしもと食堂

こちらは道に迷い込んだら、きしもと食堂(支店)があった感じです。

安定の美味しさ。

喉越しを楽しむ蕎麦ではありません。

自家製麺沖縄そば 海と麦と

こちらはYoutubeで知りました。

本部町だし行ってみよう!!

スープの味はEIBUNに似ています。

かつお節ご飯なんかも置いていて、鰹節出しに拘っていそうですが、スープからの鰹節の香りは控えめ。

ブレンドしているみたいです。

一口目のインパクトがある代わりに喉が渇くタイプ。

晩餐は目の前の海がおつまみ。

天ぷら買ってきたり、刺身買ってきたりで、泡盛を楽しみました。

こだわりはスパイスや天然出汁を持参した事。

ミルが一つあって、スパイスを付け替えて使うタイプのキャンプ用品です。

これには魚粉や昆布粉、天然野菜出汁、カレー系スパイスなどを入れています。

絶対に作りたかったのは

島豆腐で作った麻婆豆腐です。

そのために花山椒をホールで持参して、直前に挽いて使いました。

ベランダでね、波の音聞きながら楽しむんです。

ホテルの高級レストランより美味しく感じるのです。

はした無いのですけど、誰も見てないからこんな感じです。

下の料理(茶色ばかりで恥ずかしいです)は、島の天ぷら(グルクン)、島豆腐の厚揚げ島イカ(せいいか)のシマニンニク炒め物。

アグー豚のソテーもありますね。

新鮮な朝獲れ鰹は毎日
カツオの街本部町

前のビーチも美しいのですが、砂浜なので魚が少ないです。

瀬底大橋にほど近いポイント『ゴリラチョップ』

ここはダイバーもスノーケラーも沢山いるポイントです。

欧米人も沢山です。

ビーチエントリーもできて5分も泳げば珊瑚礁が広がるエリア。

美しかったあ〜。

辺野古が遠くないので気になりますが、できるうちに楽しみましょう!!

家内を引いてのスノーケルは結構大変だけど、喜びを共有できるので楽しいです。

こんな感じの7泊8日でした。

毎日雨予報でしたが、毎日晴れてました😃

シティホテルにある居酒屋

お久しぶりでございます。

8月3日に関西教育ICT展という展示会で、基調講演をしてきました。

パートナーになっているアメリカ企業の依頼です。

プレゼンは得意なつもりでも、いつも緊張してしまいます。

3日と4日の2日間だけの展示会だったのですが、結構な来場者数がありました。

4日は金曜日で、17時に閉幕するとすぐに会場を後にして、新幹線で自宅に帰りました。

5日は義父の初盆で大分に行くことになっていました。

21時に家に着いて、翌朝は4時に家を出るタイトさ。

危なっかしいスケジュールばかりでドキドキですが、問題なく早朝のANA便に乗って鹿児島に向かいました。

鹿児島?

そうなんです、鹿児島。

7日と8日を休みにして、日曜日から2泊の予定でシェラトン鹿児島に滞在しようと企てたわけです。

義父の件も、家内のリハビリでも色々とあった鹿児島ですからね。

供養と家内の心のリハビリを兼ねていたのです。

8時半には鹿児島空港に到着して、レンタカーで大分を目指します。

最近の車は限りなく自動運転で快適。

4時間のドライブですが、疲れることなく安全に目的地に到着しました。

15時の法事にはたっぷりと時間があったので、昼ごはんは大好きなウエストのうどん。

グルテンを控えている家内も

「絶対に食べる!!」

と言って参戦。

ふわっとしていてコシも感じる麺と、上品な出汁が美味しいんですよ。

「俺は針金のようなうどんが好きだから、腰がないうどんは嫌いだね!!」

なんて言っていた人たちを、どれだけ虜にしたことか。

私は暑さに負けて冷たいうどんを。

ふわっとした麺を冷水で締めているので、無茶苦茶上品なコシです。

美味極まりない。

店内は寒いくらいの冷房設定だったので、温かいうどんも正解でした。

法事も会食もソツなく終わり、市内のホテルに泊まりました。

翌日は義母と一緒に買い物に行って、美味しそうな食材を冷蔵庫一杯になるほど買ってきました。

かなり元気になっていて一安心です。

秋には遊びに来てもらう計画です。

昼前に鹿児島に向かって走り出しましたが、ANAから連絡が。

「8日にパッチングワーカー様が予約されている鹿児島発羽田行きの便ですが、欠航の可能性が高いと判断しております。台風の速度が遅いので、お帰りの際は前倒しが懸命かと存じます」

だそうです。

スイートナイトアワードを利用した、シェラトン鹿児島のスイート2泊滞在計画がオシャカです。

マリオットBONVOYの致命的な欠陥で、連泊の予約の場合減泊が難しく、予約をキャンセルして取り直さなくてはいけません。

ところがキャンセルをした途端に、確約されていた2泊のスイート宿泊の権利が剥奪されてしまうのです。

フロントオフィスマネージャーの柳澤さんが助けてくださいました。

1泊に減泊して、2泊分のスイート宿泊権利は失いましたが、取り直した予約にスイート宿泊をプレゼントしてくださいました。

失った1泊分は仕方ないです。

いつも使いきれなくて流れてしまうので、諦めます。

お部屋はこんな感じ。

窓からの眺めは桜島です。

素晴らしい温泉も完備されたホテルなのですが、バスタブも素晴らしい。

シェラトン鹿児島には、5つ星のシティホテルでは(私は)聞いたことがない居酒屋があるのです。

早速予約をお願いしました。

先ずは温泉に入ってさっぱりして、お腹が空いたところで居酒屋さつまぐまに!!

その前に、せっかくなのでラウンジのカクテルタイムに。

軽くおつまみをいただいて、家内と2人でワインで乾杯。

30分もいなかったと思います。

予約の時間が近づいたので、さつまぐまに。

グラスが居酒屋じゃないです😃
全部地魚のお造り
揚げたてさつま揚げ。シェラトンの焼印は後で気がつきました
ホントうまいです。空港に売っているやつと全然違う
桜島の溶岩をイメージしたコロッケ
薩摩牛のイチボ
薩摩黒豚の生ハムサラダ
私は日本酒を2種類飲みました

他にさつま黒豚のグリルを食べたのですが、痛恨の撮り忘れ。

嘘みたいに美味しかったのですが残念。

コースもあったのですが、好きなものだけ食べたくてアラカルトにしました。

全部美味しくてびっくり。

一般的にシェラトンの食事は美味しいのですが、南の方のシェラトンでガッカリしてからというもの、少し疑心暗鬼になっていました。

でもやはり美味かった!!!!

家内が焼酎の水割りを飲んだのも入れて、1万2千円くらいでした。

ホテル価格ではないですよね。

大満足でした。

気分が良すぎてバーにも行っちゃいました。

本当に素敵なホテルです。

ホスピタリティも最高でした。

翌朝はラウンジで朝食をいただいて、温泉に浸かってから空港に向かいました。

美しく盛り付けたつもり😃
温泉のあるSPAに通じる通路

何もかもが満足の1泊でした。

2泊したかったけれど、翌日乗るはずだった便の欠航が決まっていました。

ギリギリセーフ。

また来たいと思わせてくれたホテルでした。

所得格差と不景気

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

明日の飛行機で帰国なので、気分の良い朝を迎えております。

こちらの化学系、食品系の方々(日本人)は口を揃えて景気が悪いと言います。

ほぼ全員が言うには、売り上げ減の理由が解らないのだそうです。

日本人出向者の方々は、日本にいる時よりずっと良い給料を貰って、素晴らしいお家に住んでいます。

皮肉ではありません。

私も海外にいる時はそうでした。

出張者の私は、昨日も能天気に1人でピザを食べに近くの人気レストランに行ってきました。

自分へのご褒美?アホ

ピザ1枚とワインをグラス2杯で4,000円くらいでした。

さて、インドネシアの平均月収のお話です。

インドネシア全体で26,000円、ジャカルタだと50,000円くらいです。

ただしこれは平均であって、格差の大きいこの国ではベンチマークにはなりません。

下記はかけもちというサイトからお借りしたデータですが、職種ごとに収入が大きく違います。

農林水産業従事者は極端に低いのですが、オペレータクラスでも3万円強。

この収入で家族を養うと考えると、家族全員で1日1,000円。

3人家族で一人当たり330円です。

この金額には住にかけるコストも、エネルギーにかけるコストも含まれますから、食事にかけるコストは想像ですが1人100円程度でしょう。

様々な要因が噛み合って、この国でもインフレの波が押し寄せています。

20%近いインフレになっているようです。

物価に対して十分な所得がある世帯にとっては、物価上昇は気にならないと思います。

Covid-19が来る前に比べて、飲みに出る機会が激減しているので、かえって家計は楽かもしれません。

1人100円の食費ということは、単純計算で1食33円程度です。

自炊するしか手がありませんが、それでも質素な食事でしょう。

例えばの話ですが、食材が20%値上げされたら、コーヒーを飲む余裕などありません。

従って、コーヒーの消費が大きく落ち込み、コーヒー容器の需要が落ち込み、容器を印刷するインクの需要が落ち込むわけです。

スナック菓子なども同様です。

車の販売は好調です。

Covid-19による販売低迷を梃入れすべく、政府が補助金を出しているからです。

車の価格はインドネシア産(日本メーカー)で日本並、輸入車(日本メーカー)は日本の約2倍します。

従って、車を買える層は高所得層だけなのです。

国全体の底上げを図るには、高所得層の購買意欲を煽るのが手っ取り早いのは仕方ないのですが、この国もまた、田中角栄氏のような強力な政治家の出現が必要なのだと思うのです。

乗り場が不便すぎて使われない新幹線然り、鳴物入りで作られたのに80キロ以上出すと危ないほどの凸凹超高速仕様の道路、中国のように飽和状態なのに作り続けるショッピングモールなど、どう考えても国民の生活が楽になる道筋が見えないのです。

いつまでも回復の兆しが見えない大渋滞、張り巡らされていない公共交通機関、Grabバイク(ウーバーのバイク版)が異常発達して公共交通機関の必要性を感じていない状況。

賛否があると思いますが、田中角栄氏が作った新幹線網や高速道路網は、本当に素晴らしいと思うのです。

人流や物流が激増して、お金もまた大きく流れ始めました。

それを真似した中国の新幹線のように、嘘みたいな赤字に喘いでいるということもないし、航空各社との共存も果たしています。

タクシーの運転手に多めに渡すとか、レストランでたくさんお金を使うくらいしか、私にはできませんが、この国を良くすることができるのは政治家しかいないと切に感じるのです。

我が国では、大勢が文句言っている皆保険制度、張り巡らされた公共交通網、生活保護の制度やさまざまな免税措置。

日本人であることに感謝しなければバチが当たると思います。

日本がそうであったように、ウクライナは凄まじい経済発展を成し遂げると思います。

戦争がなくても発展できて、格差が広がりすぎない社会が実現できると素晴らしいと、能天気に考えるのです。

支離滅裂ですが、そう思うのです。

インドネシアスペシャルティコーヒー

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

月曜日になって、いきなり時計が早回しで動き出したかの様な1日でした。

昨日、お話ししていたANOMALI COFFEEに行ってきました。

私のホテルから一番近いお店でも、徒歩で30分近くかかります。

歩くといっても、こちらは33度80%の不快な天候。

行きはタクシーで行ってしまうことにしました。

タクシーで5分ほどで到着。

スターバックスと比べると、少し見劣りする店構え。

早速コーヒー豆を物色します。

何やら雑然と並べられたコーヒー豆達を発見。

200グラム入りのコーヒー豆に目を取られます。

写真撮っていい?

て聞いたら、良いよ!!

って言ってくれました。

私が購入したのはこの5種類。

おしゃれな紙袋に入れてもらいました。

コーヒー1杯サービスするよ。

ホットかい?アイスかい?

って言ってくれたので、迷わずホットを選択。

ううううううううー、やばい。

今まで味わったことのない複雑な味と香り。

舌の部位毎に感じる味が異なって、舌が混乱しています。

間違いなく自分史上最高のコーヒー。

うまいいいいいい!

紙コップでここまでなのだから、コーヒー専用グラスで味わったらどこまで凄い?

少し細目で挽いてハンドドリップしています。

この店はコーノ式で淹れています。

早く帰宅して、自分の味を追求したくなります。

店はこんな感じ。

外は暑いのだけれど、ホットが美味いです。

帰りは緑の濃い道を選んで、ゆっくり帰りました。

このチョコレートとのマリアージュ最高でした。

複雑 × 複雑 = 舌フル稼働

なのでした。

骨休め

みなさまこんにちは、パッチングワーカーです。

前回、痛みに関する記事を書きました。

色々と勉強するうちに、オメガ3が痛みを和らげる作用があることを知りました。

今までの私であれば、オメガ3をたくさん含むサプリ、例えばEPA・DHA等を取り寄せていたと思います。

でも、食生活に着目することの方が大切だという事実に気づき始めています。

ホームジムを作って、食生活にも気をつけていたつもりでしたが、PFCバランスに気を取られすぎていたようです。

プロテインに頼らずにPFCバランスをコントロールするのは至難の業なのですが、クレジットカードの定例プレゼントでいただいた低温調理器を使ってサラダチキンを大量生産して、まめに(アレンジを加えながら)食べることでバランスを取っていました。

MCTオイルやアマニ油をサラダドレッシングに使用したり、無塩ミックスナッツを食べたりして、オメガ3をそれなりに取っていたつもりでした。

反面、これは主婦の方にとってはアルアルだと思いますが、タンパク質としての魚は、鶏肉と比べてコストパフォーマンスが悪いのです。

ついつい鶏胸肉やささみを買ってしまいがち。

肉が悪いわけではありませんが、バランスがよくなかった。

そんな訳で、秋元 里奈さん率いる食べチョクでお取り寄せ。

アントレプレナーの間では、有名な起業家さんです。

先ずはカツオでしょ!!

というわけで、届いたカツオの写真を家内に送ってもらいました。

船上凍結カツオ柵の箱には、たたきの試供品も入っているようです。

プラス青魚で、オメガ3を安定的に取ろうと思います。

帰ったら、ジップロックに良質なオリーブオイルとシチリア海塩をまとったカツオの柵を入れて、低温調理器でコンフィ風を作ってみたいです。

七輪でたたきも作ります!!

刺身でも、カルパッチョでも、漬けにしても美味いんです。

大移動

長旅に出て1週間が経ちました。

台湾3泊、フィリピン3泊を経て、昨日ジャカルタにつきました。

疲れすぎて昨夜はダウン状態。

今日は1日休息日にします。

今からANOMALIコーヒーという、インドネシアスペシャリティコーヒーの店に行って、コーヒー豆を大量仕入れ(自分用)してこようと思っています。

あまりコーヒーバッグを好まない私ですが、いただいたANOMALIさんのコーヒーバッグで淹れたコーヒーに感動!!

いくつものトーンが押し寄せてくる感じです。

コーヒーバックなのに新鮮な泡立ちだなと思って淹れたのですが、味も新鮮でした。

コーヒーバッグに12グラム入っているのって、凄くないですか?

普通8グラムとかで、小さなデミタス用?って思ってしまいます。

大移動中は忙しすぎて、何も書く気力が出ないくらい疲れていました。

強いて言えば台湾最後の夜に泊まったFour Points by Sheratonで、スイートにアップグレードしてくれたこと事くらいでしょうか?

1人なのでスイートナイトアワードを使わなくても、普通の部屋で十分だと思っていたので、かなり感動。

ジムも使いやすくて好印象でした。

Four Points by Sheraton Linko
リビング
ダイニング
大容量ウォークインクローゼット
おしゃれなバスタブ
湯量ばっちりのレインシャワー
2人を想定した部屋ですね。申し訳ないです
こちら側は使用せず
安定のLifeFitness
ウエイトも充実でした
早朝便に搭乗するため、速攻で食べました(タンパク質少なすぎ)

フィリピンを経て、ジャカルタは久しぶりの定宿Aloftにやってきました。

今日はコーヒー豆を買いに行く以外は、体を休めながらプレゼンの準備をしようと思います。

芯まで疲れています。

Aloft Jakarta Wahid Hasimのジムです
Life Fitnessのトレッドミルと充実のウエイト
奇抜な壁画(マドンナ)
エレベータホール
部屋から見えるツインビル。何年も前から工事が止まってます。中国資本だそう。

痛みと導き

みなさまこんにちは、パッチングワーカーです。

これから台湾、フィリピン、インドネシア3国の旅に向かいます。

周遊チケットを日系で買うとコロナ禍の航空券のように高価になってしまうので、EVA航空で台湾に向かいます。

幸いEVAはスターアライアンスなので、全日空ラウンジかUNITEDラウンジを使用できます。

アメリカ系航空会社のラウンジは、先入観もあって敬遠しがちです。

スターアライアンスを使う時は、搭乗ゲートから少し遠くても全日空ラウンジを使います。

ただし、混んでます。

座れないわけではありませんが、気持ちが休まらない。

今回は免税エリアで購入したお土産が巨大で重いので、搭乗ゲートに近いUNITEDラウンジで妥協しました。

いえ、妥協したつもりでした。

ラウンジはとても大きくて、人影は疎ら。

こっちの方が全然良いじゃないですか😁

お酒もたくさん揃っています(今日は着いてすぐ仕事なので我慢)し、イタリアンサラミや生ハム、モルタデッラ、ピクルス、オリーブ、サラダ、天津各種、照り焼きチキン、稲荷寿司、巻き寿司、ビーフカレー、チキンカレー、フルーツ、スイーツ(ケーキやわらび餅までありました)等々!!

食べ物も全日空ラウンジより全然良いです。

比べているのはANAダイヤモンドラウンジではありません。

ANAもJALもダイヤモンドはとっくに首になってます😁

いつもつまらない前置きが長くてごめんなさい。

家内の痛みについては、何度も書いてきました。

診断名は脳卒中後疼痛。

漢方を含むペインクリニックを渡り歩き、様々な民間療法にもお世話になり、大阪大学の磁気共鳴療法の治験を失語症を理由に断られ、代わりに勧められた脊髄刺激療法(SCS)の電極(コントローラも)埋め込み術を受けて、これが全く効果なく…。

電極が入ったまま民間療法を転々とするも効果なく。

西洋医学には不信感しかなく(リリカやトラムセットの副作用で疲弊しました)、5年くらい前から私の中では諦めムード。

沖縄の海に行くと少し痛みが和らぐからと、家内との旅に気持ちがシフトしていきました。

こいつがまずかった。

諦めなければきっと叶う!!なんて思っていても、心の底では諦めていて情報収集のスピードを極限まで緩めていた気がします。

7年経ったら入れ替えが推奨されている脊髄刺激療法(SCS)の電極とコントローラですが、Covid-19の流行で自粛。

緊急でない手術は延期!!とばかりについに8年が経ってしまいました。

抜去を近くの昭和大学にお願いするも、

『昭和大学ではSCSを取り扱っていないからできません』

と断られます。

抜去できる病院を見つけることができず困り果て、

埋め込みをしてくれた大阪大学に相談したら、横浜の病院の先生を紹介してくれました。

先週無事に抜去が終わりスッキリ。

もちろん交換ではなく取り去る手術です。

メスを入れたからだと思うのですが、疼痛のレベルが上がってしまいすごく痛いようです。

執刀医の先生はとても良い先生で、手術が終わったらさよならではなくて、

『痛みの対策をしましょう』

と言って、横浜市立大学病院の北原雅樹先生を紹介してくださいました。

この先生、とても著名な方で1年待ち。

?って、聞き返してしまいました。

ここで2つの偶然というか必然。

1つめは、横浜市立大学病院。

大阪大学から紹介していただいた病院は、横浜市立大学の医局から来ている先生で構成されていた病院だったのです。

以前触れたと思いますが、娘が神経再生を勉強したくて通っていた大学、大学院は横浜市立大学。

随分と遠回りをしたのですが、横浜市立大学病院に辿り着いたわけです。

執刀医の先生は娘の恩師の竹居先生をよくご存知でした。

ほんと不思議。

2つめは、疼痛管理。

1年なんて待っていられないから、予約はキープしておいてどうしようか考えますよね。

横浜市立大学病院の北原雅樹先生が痛みに関するYoutubeチャンネル(専門家向けなので素人にはキツイですが)をやっていらっしゃって、世界的に慢性疼痛へのアプローチが進んできていることを知ることができたのです。

Pain Management Networkというサイトが日本語化されていて、本当に興味深い内容がずらり。

慢性疼痛について、色々と解ってきているのだと目から鱗状態。

家内の症状を完璧に説明できるコンテンツにびっくりでした。

家内が石垣島にいると痛みが和らいだり、大好きな裁縫をしていると痛みを忘れたりと言った事象。

側から見たら『気の持ちよう』で片付けてしまうような事柄でさえも、

『なるほど!!』

と、納得できてしまう内容です。

なんと言っても、死ぬまで痛みを抱えるのか?

っていう不安に、少しばかり希望がみえるだけで随分違うのです。

慢性的な痛みに悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひこのビデオを観てください。

希望が持てると思います。

あともう一つ。

ネトリン4という物質。

6年前くらいかな?

大阪大学が見つけた物質。

脊髄損傷や脳出血などによる疼痛患者が分泌している

『痛み信号を大幅に増幅する物質、ネトリン4』

を発見したのです。

ネトリン4阻害薬ができれば、慢性疼痛に苦しむ沢山の人たちを救うことができると思います。

ただし、ビデオにあるような、痛み信号を制御するゲートの動きを正常化する試みは必須だと思うのです。

何でもかんでも薬で治すっていう考え方が、副作用に苦しむ患者を増やすわけですからね。

これから、たくさん情報を集めて実行していこうと思っています。

頑張って、疲れて、諦めて…。

ホント反省!!!

何事も諦めたら終わりなんだと気付かされました。

諦めないぞ!!!!!

家内と旅行には行き続けますよ

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