スラバヤ通りと鹿児島

ほーんとにご無沙汰しております。

パッチングワーカーです。

ホットな出来事は沢山あったのですが、筆無精というか書く気になれない日々でした。

1週間タイに出張に行って、すぐに家内を連れて沖縄に1週間、帰ってすぐに台湾とインドネシアに行ってました。

今は航空券が高くて、台湾ストップオーバーしてインドネシアに行っても、台湾とインドネシアを別々に行っても金額に大差ないんです。

意味不明の内容に思えるかもしれませんが、Covid-19以前は格安航空券(航空会社が販売している正規)であれば台湾に往復して成田(あるいは羽田)に帰ってインドネシアを往復した方が航空券代は安くついていたんです。

それくらい格安航空券は安くて(多分便数が多すぎで、空席が多過ぎたのだと思います)、ストップオーバー(途中下車みたいな感じです)なんて選択肢は取れなかったんです。

そこはどうでも良いことでした、失礼。

今日は鹿児島の事を書きたくて久々にワードプレスに向かっているのですが、以前スラバヤの火事の時だったと思いますが、スラバヤ通りはスラバヤには無いって事に複数名の方々の方に反応していただいたので少しだけ。

ジャカルタで、とある日系のお客様の工場に向かっていた時に丁度スラバヤ通りを横切ったのでシャッターを切った話です。

実は隣の車に邪魔されて(ドライバーに罪はありません)とんでもない写真になってしまったのですが、大学時代(ロングロングアゴー)のデニーズバイト仲間のユーミンファンクラブに向けてLINEしたくて撮ったのです。

屋台っぽい骨董屋さんが並ぶこの通りがスラバヤ通りです。

ジャカルタの東端にあります。

それだけのお話でした。

ユーミンファンにはちょっと興味深いかもしれません。

聖地ってやつです。

何故か鹿児島

実は今、訳あってぼっちで鹿児島県の垂水というところにいます。

旅行でもワーケーションでもなく、ましてや家内がここに居ない予定でもありませんでした。

その理由は後日書かせていただきますが、垂水って素敵なところですという事と、私達にとって鹿児島は深い意味のある土地だという事を書きたいと思っています。

結局のところ、昨日まではワーケーションをせざるを得ませんでした。

今日はあまりにも天気が良かったので、仕事を一時停止してドライブに出る事にしました。

車で1時間ほど走ったところにある、隼人という街にあるAZというスーパーマーケットを目指します。

広い〜〜〜い店内。最高のリハビリスペースでした。

13年前のオープン当時は、日本最大と言われていたスーパーマーケットです。

きゅうり一本から車まで売っています。

家内が半身麻痺になってアメリカから帰国して、最初に入院させていただいたのが鹿児島大学医学部附属病院霧島リハビリテーションセンターでした。

アメリカで調べたら、鹿児島大学の川平教授が提唱する川平法で麻痺が良くなる、という記事を見つけて国際電話で何度もお願いして入れていただいた病院です。

霧島温泉郷に位置していました(現在は閉院)

朝から夕方まで頑張ってリハビリをしても、土日が休みなので自主練するか外を歩くしかないんです。

ある時からは外出許可を貰えたので、山を降りてAZのこの平坦かつ長い通路を使ってリハビリしていました。

私は病院近隣(といっても山を降りたところ)のマンスリーアパートに滞在して毎日病院に通っていました。

懐かしさに浸りながらホテルに帰ろうと車を走らせるとこの標識(というか案内)

霧島音楽祭の会場です。

入院中に、病院の看護師さんたちから誘われて霧島国際音楽祭に行ったのを思い出しました。

あの時はなぜか假屋崎省吾さんが招かれていました。

名前を忘れたのですが、ものすごく有名なピアニストが演奏してくれて、娘が(ピアノを弾きます)鍵盤を模したトートバックを購入したらサインしてくれて良い思い出でした。

先行き不安な気持ちを打ち消すためにも、普段と違う事をしていました。

この時は夏休みで子供たちも一緒だったのを思い出しました。

正直、ミヤマコンセールの事をすっかり忘れていました。

懐かしさが込み上げて、みやまコンセールを目指します。

山の上の方です😃

今年も霧島国際音楽祭が開かれるようです

ここまで(もはや霧島温泉郷は目と鼻の先)来たのだから、病院があったところまで行こう!

そう思いました。

残念ながら侵入禁止。

隣の温泉から写真だけ撮らせていただきました。

人影はありません。

今は市内の本院に統合されているようです。

この写真を撮っている場所は、カジロが湯という立ち寄り湯の駐車場です。

当時は気が張っていたのですが、でも身も心も疲れ果てることはしばしばありました。

そんな時は元気な顔して病院を出て、この温泉に浸かってから帰っていました。

今回は390円で入れましたが、当時いくらだったのかは思い出すことができず。

アメリカで、ん千万円の支払いを病院にして帰国して、この頃は無職でしたから本当にお金がなくて。

街に出て吉野家で牛丼を食べる勇気もなかった事を思い出しました。

そんな訳でここで温泉に浸かるのも、たまの贅沢だったのです。

今なら笑えるエピソードがありまして、初めてこの温泉に入ったあとに薬指の純銀製の結婚指輪が真っ黒に変色!

びっくりしてゴシゴ拭いても洗っても戻らずじまい。

強い硫黄成分のカジロが湯に染められてしまったのでした。

家内になかなか言い出せなかったなあ😃

AZへ2時間半程度の外出のつもりでしたが、思い出に浸りながら半日ドライブになりました。

当時の不安や必死な気持ち、子供達に申し訳ない気持ち、家内を元に戻してあげたい気持ち、なんかが強烈に蘇ってきました。

お金もなくて、先行きも真っ暗で、無心でというか何もアイデアが出ないまま病院とアパートを行き来していた現実。

川平先生が私達家族を、病院の隣にある丸尾の滝の上流部に連れて行ってくださって、川遊びをした事。

そこで先生が滑って危うく滝の下に落ちそうになった事。

近隣のミヤマコンセールで霧島国際音楽祭を鑑賞した事。

温泉で指輪が真っ黒に染まった事。

夏休みに子供たちが鹿児島のアパートに来ても、お金がなくて大したものも食べさせてあげられなかった事。

病院の休憩時間に、談話室でコーヒーを入れて家内とげたんはをよく食べた事。

結構忘れていたんだな。

げたんは

思い出に浸る気持ちになれたって事なんですが、人って忘れる生物ですね(わたしだけ?)

あれから13年ってことは、13年あれば人生最大の危機も懐かしく思える様になるってことです。

今きつい人、人生最大の危機に遭遇している人、◯んでしまいたい人。

軽々しい言葉はかけられませんが、経験から申し上げます。

時間が経てば頑張れる機会がやってくるし、脳も動き出します。

今はじっとしている事をお勧めします。

不安が沢山頭をよぎるし、気が狂いそうになるけれど、今は何もしない方が良いです。

必ず潮目が変わる時が来ます。

それまで待つ。

準備をして待つ。

潮目が変わったら頑張るのです。

なんとかなります。

経験者が保証します。

というわけで(youtuberの決まり文句)私がなぜかいる垂水を紹介します。

チタン修行目的ではありません(結果そうなってます)

美しい街です。

温泉と漁業の街だと思います。

カンパチと鰤が美味しいです。

養殖が盛んだそうです。

垂水には2つの道の駅があります。

道の駅たるみず、道の駅たるみずはまひらです。

たるみずには温泉施設があって足湯も併設されています。

現金オンリーですのでご注意ください。

たるみずはまひらは新しい道の駅です。

フェアフィールドバイマリオットが併設されています。

敷地外ですがホテルAZ(スーパーのAZとは違います)もあります。

こちらはPaypayやクレカが使えます。

4泊しましたが、これから家内の待つ大分県に移動します。

4時間のドライブです。

道の駅たるみずの足湯(桜島ビュー)
道の駅たるみずはまひらにあるフェアフィールドバイマリオットからの眺め
鰤、かんぱち炙り丼(道の駅たるみずはまひら)
持ち帰りカンパチ丼(道の駅たるみずはまひら)
オープンしたてのフェアフィールドバイマリオットたるみず

エリート会員の話

こんにちは、パッチングワーカーです。

traveltiger88さんの、マリオットBonvoyのステイタスがチタンからプラチナに下がってちょっとショックだったブログ記事を読んで、私の気持ちを書かせていただきます。

👇 traveltiger88さんのブログはこちらです。

マリオットBonvoyとエリートステイタス

マリオットBonvoyをご存知ない方のために簡単に説明させていただきますと、マリオットグループのマイレッジみた

いなシステムです。

せっせと飛行機に乗ったり、航空会社系クレジットカードで買い物をしたり、提携クレジットカードのポイントをマイルに交換したりしてマイルを貯めて航空券に交換しますよね。

あと、実際に飛行機に乗った実績の積算でプラチナやダイヤモンドといったステイタスを期間限定で貰えます。

座席のアップグレードや優先搭乗、より乗り心地の良い席への誘導、専用ラウンジへのアクセスなんかがメリットです。

マリオットBonvoyも同じで、せっせとホテルに泊まったり、マリオットBonvoyクレジットカードで買い物をしたりしてポイントを貯めて、無料宿泊特典、専用ラウンジのアクセス、スイートルームへのアップグレードを謳歌します。

実際に宿泊した実績の積算で、プラチナやチタンといったステイタスを期間限定で貰えます。

これはもう麻薬のようなもので(麻薬を使ったことがないので正しい例えか不明ですが)、一度手にしたステイタスを手放したくなくなるんです。

ところがJAL、ANAのダイヤモンドステイタス、マリオットBonvoyのプラチナステイタスが、コロナをきっかけに日本で大増産されて飽和状態に陥っています。

JALのダイヤモンドになっていれば、JALもANAも飛んでいる路線であればJALを選びますよね。

マリオットBonvoyのプラチナステイタスになっていれば、ヒルトンの近くにマリオットがあるとすればマリオットに泊まるようにです。

マイルやポイントが貯まることに加え、優先搭乗や預け入れ到着空港での荷物の優先引き渡し、専用ラウンジ、宿泊であれば予約した部屋からの数ランクアップなどの特典が得られるわけですから、なかなかその呪縛から抜け出られなくなるんです。

ルートインやアパホテル等のビジネスホテルポイント制度の特典は、同じ系列ホテルの無料宿泊やキャッシュバックだと思いますが、マリオットBonvoyの場合はMoxy、Aloft、Four Points by Marriott等のビジネス系に宿泊して宿泊回数やポイントを稼いで、プライベートでリッツカールトン、JWマリオット、ウエスティンをはじめとする高級ホテルの宿泊特典を選ぶことができるし、航空会社と同じように専用ラウンジが用意されていてお酒や料理が振る舞われるのです。

そしてスイートルームを含むお部屋のアップグレードが待っているのです。

エリート大増産が産んだ問題

但し、日本にあるラウンジを備えたマリオットBonvoy加盟ホテルでは、ラウンジが溢れかえってる現状があります。

もちろん航空会社のラウンジも同じです。

選ばれた上客に、ゆったりと寛いで頂く目的で作られたラウンジであった筈なのですが、順番待ちが発生する大衆食堂状態なのです。

ホテル好きからは『配給所』と呼ばれているそうです。

ポイントで宿泊して、ラウンジで夕食代を浮かせようとする(ホテルにお金を落とさない)なんちゃってエリート客は、ホテルにとってはおいしくない客です。

航空会社も同じです。

コロナが終息に向かい旅行業界に活気が戻ってきた今、各社は粛清を始めているのです。

本当にお金を払ってくれるお客様を選別し始めたのです。

上級会員になりにくくなるプログラム変更、無料宿泊や無料航空券取得に必要なポイント数やマイル数が嘘みたいに沢山必要になっている事、ポイント宿泊や特典航空券の設定自体が目減りしている事などです。

では、上級会員になるメリットがないのかと言いますと、それは使い方次第です。

私の知る限りでは、台湾やインドネシア、タイのラウンジは空いています。

本来のVIP向けラウンジの役割を果たしています。

これは何故かと言いますと、Covid-19を機にエリート大増産した国が限られているということです。

そして、海外を飛び回るグローバルなエリート会員はほんの一握りだということです。

『日本のエリートの大半は日本を出ない』

この法則が正しければ説明がつきます。

エリートを大増産した日本に存在するラウンジは大混雑ですし、国内線のダイヤモンド優先搭乗も大行列でなんのために並んでるのか分からなくなっています。

この行列に並ぶことが、リモアやTUMIを持った見栄っ張りたちにとってのステイタスなのでしょうか?

個性を大切にする欧米人と違って、日本人は周りと同じことをしたがります。

個性を大切にしていれば、例え自分が発掘した少数派の素敵なブランドであっても、多くの人が持ち始めた途端に目を向けなくなります。

国内線ダイヤモンドの優先搭乗待ちの大行列の人間観察をするのも楽しいものです。

話が逸れました。

個人的には景色の良い海外のホテルで、ガラガラのラウンジでホテルの方々と話をしながらお酒を飲むのが好きです。

プラチナとチタン

特典リストだけ見るとプラチナとチタンにあまり差がないように見えますが、ホテル側の扱いとアップグレード率には大きな差があります。

そんなチタンを続けたくて、出張先で少し遠くてもBonvoy加盟ホテルに宿泊してしまうのです。

全くもってマリオットの手のひらで踊らされているような感じです。

Bonvoy加盟ホテルしか目に入らなくなる副作用付きです🙃

traveltiger88さんの気持ちですが、痛いほどわかります。

コロナで出張が激減してJALのダイヤモンドから転げ落ちた時、その昔ANAのダイヤモンドから転げ落ちた時も同じ気持ちを味わいました。

初めはSPGゴールド(昔のシェラトンゴールド会員)、JALグローバルクラブ、ANAスーパーフライヤーズクラブに入れれば良いという目標だったのに、気がつけばマリオットやJAL、ANAの筋書きに飲み込まれていました。

SPGゴールドはSPGアメックスというクレジットカード会員になれば自動付与されて、それだけでシェラトンの朝食が無料になりました。

そのうち年間50泊して付与されるプラチナを持たなければ朝食はつかなくなりました。

JALグローバルクラブは一度でもサファイヤ以上になれば申し込むことができて、ラウンジを使うことができます。

ANAスーパーフライヤーズクラブには一度でもプラチナ以上になれば申し込むことができて、ラウンジを使うことができます。

30年以上も国際的に飛び回っていたこともあって、JALグローバルクラブにもANAスーパーフライヤーズクラブにも入っていますが、決して素晴らしいとは思えません。

結局のところ、瞬間最大風速やクレジットカードの力を使ってエリートになった客には興味がないということです。

憧れていたSPGゴールド会員にも、JALグローバル会員にも、ANAスーパーフライヤーズクラブメンバーにも成れたのに、トホホなのです。

マリオットBonvoyプラチナにはショートカットがありません(アメリカではプラチナステイタスになれるアメックスが存在していますが日本では発行されていません)。

コツコツ泊まらなければなることができません。

プラチナは年間50泊以上、チタンは75泊以上です。

だからこそ、価値があります。

ハイアットのグローバリスト(旧ダイアモンド)にもショートカットがありません。

結局のところ、本当のエリートを厳選して徹底的なサービスを提供し、97%の一般客が3%のエリート客のメリットの為に寄付する構図が一番美しいのだと思います。

ポイント宿泊のメリット

ほんの一例ですが、例えばリッツカールトン日光。

評判の高いホテルです。

10月末の紅葉の季節。

1泊1部屋食事なし147,000円からになっています。

でもポイント宿泊は85,000ポイントです。

今現在ポイントを購入できて、40%おまけ(4/3まで)してくれます。

85,000ポイントは$750で購入可能です。

円安の今(1$≒137.73円)でさえ、10万3,297円で宿泊できるのです。

もちろん部屋代だけで1泊10万円強なんて滅多にない事ですけど、差額の4万4000円でもっと贅沢できるのですから、特別な記念日等の宿泊でリッツカールトンの紅葉温泉体験をお考えでしたらお試しください。

下記写真は全てBonvoyホームページから拝借しています。

業務用トレッドミルとフィリピン

皆様こんにちは。

パッチングワーカーです。

相変わらず朝ラン(トレッドミル)習慣は続いています。

先週は台湾にいて今はフィリピンにいるのですが、海外のホテルにはジムが併設されている事が多いので助かります。

出張減らすんじゃなかったっけ?

はい、今年の目標は家にいる時間を劇的に増やす事です。

台湾に行ったのは大きな仕事を若い人に引き継ぐ布石を打ちに、フィリピンはある商材のフレームワーク構築のために来ています。

仕組みを作らないと何時までもしがみついているようになってしまって、老害の極みになりますからね。

今日はトレッドミルとフィリピンの話でした。

前回、家庭用トレッドミルを紹介して

『これは凄いですよ!』

みたいなノリで書いてしまったのですが、業務用のトレッドミルを改めて使用してみて感じたことを書きたいと思います。

先週は台湾でした。

ちなみに以前紹介した大好きな小籠包の店『小上海』にちゃっかり行ってきました。

10個入りで150元(500円くらいかな。撮影を忘れて2個食べちゃいました😄)
ちまきもボリュームがって美味いです

4泊のうち3泊したホテルにはジムがなくて、仕方なく外を走りました。

でも台中でいつものMOXYに宿泊した際に使用したジムで衝撃を受けました。

もう何回も使っているのにです。

MOXT台中のトレッドミル

機能や画面にトレーナーが映し出されるのも凄いのですが、やはり安定感が全然違います。

最近の軽自動車やコンパクトカーを運転して

『本当に素晴らしい❗️』

なんて言った後にレクサスのLSあたりを運転して

『うわー、別次元だわ』

なんて感じるのと同じ感覚というか、

上には上があるものだ😃

ってな感じでした。

別格❗️のひとこと。

家庭用でさえもバラして2階に上げるのに苦労したのですから業務用を買うなんてナンセンスなんですが、

業務用の一流どころのジム流れ品も、ヤフオクでは不人気と見えて超安いんです。

一階に設置する予定で広い家の方であれば、業務用の中古品をお薦めします。

今泊まっているマニラのホテルのトレッドミルはこんな感じ。

ちょっと古いですが安定感は流石。

向こう側に見えるのはホテルプールです。

プールの手前にある白い構造物はカバナです。

マニラですよ、リゾート地ではありません。

流石にフィリピンだなっていう出来事が2つあって、

今週の木曜日にマニラに到着したのですが、木曜日の夕方になって膣然

『明日祝日ね〜!!』

って政府から発表があって大混乱。

アポイント幾つも取っていたし、

『どうしよう?』

ってなりますよね。

でも、4社中3社はわざわざ出勤してくれて会っていただきました。

ありがとうございます!!!!

あと、ホテル3泊の予定だったのが、

『電気のシャットダウンがあるから2泊だけです』

って言われて、急遽(出発前でしたが)近隣の同クラスのホテルを予約したのでした。

たった600メートルの距離なのですが、殺されずに移動できるのか?

だって

『タクシーは絶対にに乗ったらダメです!!』

って言われていたんですから。

こちらは移動したホテルのトレッドミル。

1泊1万円ちょっとのクラスのホテルです。

Life Fitnessの製品は安定感があります。

皆さんはフィリピンってどんなイメージですか?

私は結構世界中を旅してきたのですが、フィリピンには行く機会がなくて今回が初めてです。

子供達がゴミの山を漁って生活の足しにしていたり、刑務所は定員の何十倍で最悪の環境だとか、銃社会なので殺人が多いとか。

そんな訳で、私はフィリピンに対して良いイメージを持っていませんでした。

だからホテルを移るために600メートル歩くことに恐怖を覚えていました。

でも、ドゥテルテさんの頑張りなのか大きく改善されています。

私の仕事のお客様はものづくりをしていますから、街中で事が済むわけがありません。

郊外に出てお客様の工場で商談をします。

バラック小屋が建ち並んで、子供達が裸足で駆け回るエリアも通ります。

でも、交通マナーはインドネシアのそれとは違って秩序が保たれていますし、ゆずりあいの精神もある。

インドネシアでは、車間を少しでも空けようものなら突っ込んでくるし、車の流れをスムースにするために開けたスペースにさえも車の鼻先を突っ込んできて、結局渋滞を悪化させる光景が当たり前です。

自分の前に立ちはだかる邪魔な存在(自分にとってだけです)には、それがたとえ歩行者であっても障害者であってもクラクションを浴びせかける。

かれこれ40年近く前に卒業旅行で立ち寄ったエジプトのカイロがそんな感じだったな〜、って思い出しました。

もしかして宗教上の教育の結果?

いや違う、マレーシアやドバイは秩序が保たれている。

そういえばサウジアラビアのリヤドでも同じだった。

宗教と秩序は関係ないな。

パッシングの意味は多くの国では

『どうぞ行きなさい。私が待ってますよ!!』

ですが、インドネシアでは

『どけ!!』

なのです。

相手がパッシングに気づかなければ事故になる。

どこまでも身勝手なのです。

一歩下がって客観的に全体を見て判断する能力に欠けるのと、その行動が恥ずかしいと思わせる文化が育っていないのです。

これはしっかりとした教育がなされていない証拠であり、汚職や政治家のポケットに入ったお金を教育に費やさない限りは良くならないと思います。

話をフィリピンに戻します。

ホテルの外には機関銃を構えた警備員がいたりして少し微妙な光景はあるのですが、民度は確実に進化しています。

いや、元々民度が高いのかもしれません。

スペイン領であった事が幸いしているのか?

アメリカと密に付き合っている事が幸いしているのか?

中国との関係も密に見えますが、民度は最近の中国の若者レベル並(上海の若者はしっかり並びます😀)に高いと思います。

民度の高い1億人以上のこの国の内需に興味を持ちました。

そして、新しいビジネスモデルが作れそうな予感がしてきました。

各社がお困りの問題を解決できそうだからです。

こんな時人脈が役に立ちます。

独りよがりの日本の孤立主義では絶対にうまく行きません。

また来たいし、ビジネスにもなりそうなのでかなり楽しみです。

もちろん担当は若い人に譲りますよ😀

最後に、スペイン領だったこの国のタパスレストラン2店(2回一人酒でした)を紹介します。

出張先で1人で飲みに出かける事が殆どない私も、思わず行きたくなるタパスなのでした。

そして散歩しながら撮影したBGCという新市街の眺望をご覧ください。

今回もまとまりのない内容でごめんなさい。

ホテルにあるトレッドミルは良いよ!

それから、

フィリピンは進化してるよ。美味しいよ!

でした。

The Luxury Collection

お久しぶりです。

パッチングワーカーです。

トラブルに見舞われたインドネシア出張の最後に、オートグラフコレクションのサリ・パシフィックホテルに滞在して、とても満足したお話を書かせていただきました。

今日は同じマリオットグループのラグジュアリーコレクションホテルに滞在したお話をさせていただきます。

実はインドネシアから帰国後も激動で、仕事で台湾に行って来ました。

台湾帰国の翌々日から、おじゃんリカバリープラン第二弾の宮古島旅行が控えていたので気が抜けない出張になりました。

前回は台湾から帰った直後にCovid-19感染が発覚して、泣く泣く沖縄本島にあるルネッサンスリゾート滞在を諦めたのですから、ある意味今回も同じシチュエーションなのです。

でも、同じウイルスタイプであれば罹患後1年程は抗体が守ってくれるというデータを信じていたのでそれなりに安心できました。

台湾の目的地は台中と新竹の2箇所で、両方とも観光客にはあまり馴染みがないエリアです。

台中は前回MOXYホテルをご紹介したので(今回も同じホテル)割愛させていただき、新竹滞在を少しだけ紹介させていただきます。

新竹は台北と台中の間(厳密には台湾桃園国際空港のある桃園市の南に位置しています)にある新興都市であり、今話題のファウンドリ企業(半導体チップの製造を専門に請け負う企業)であるTSMCの本拠地がある地域で、台湾のシリコンバレーと呼ばれている製造工場がどこまでも続く巨大エリアです。

TSMC本社 (同社ホームページより拝借)

この一角にある勢いのあるベンチャー企業(とは言っても年商400億円くらいあります)から、オフィシャルサプライヤーとして大会に招かれたのです。

新竹市の中心的なホテルであるシェラトン新竹でセッションやプレゼンテーションが行われ、その後晩餐会が催されました。

シェラトン新竹
晩餐会でもプレゼンが続きます
BMWコンセプトカー

ディスプレーや大型看板、値札から車のボディカラーまで、文字やデザインを自由自在に変えることができる技術で躍進している企業です。

液晶とかELディスプレイを思い浮かべるかもしれませんが、どちらの技術も電気を通し続けなければ色を表示し続けることができません。

この会社の技術が飛び抜けているのは、電気を通さなくても表示し続けられること。

ハイビジョン並みの高精細で、最新技術ではビデオも流せる応答性。

車のボディが豹柄だったり、鮫肌だったり、ラッピングカーになったりと面白い技術なんです。

普通は出張で宿泊しないランクのホテルなのですが、同行させて頂いた社長様の同意を得てこのホテルに宿泊することにしました。

シェラトンホテルはマリオットグループですから、使いきれないスイートナイトアワードを利用してスイートルームをお譲りすることにしました。

私はダブルルームでしたが、クラブフロアでラウンジを使うことができました。

ラウンジはとても静かで落ち着きがあります。

マリオットがコロナでエリートを乱発したためにごった返している日本のラウンジとは違って、仕事にも集中できるほどの静粛が保たれています。

今年からクレジットカードの特典を含めてプラチナ会員数を絞る取組みを開始しているので、日本のマリオット系ラウンジの静寂も緩やかに戻ってくると思いますが、航空会社のラウンジも含めてエリートの乱発は真の顧客を失う結果になると言う教訓を与えてくれたと思います。

こちらは私が泊まったダブルルームですが、十分というか一人では広すぎる印象です。

最上階だったからかもしれないのですが、天井も高くて広く感じます。

こちらはスイートルームです。

撮りきれなくて枚数が増えてしまうほど。

これは一人で泊まる部屋ではありませんね。

宮古島

ここからが本題です。

宮古島といっても1泊目は来間島にあるシーウッドリゾート、2泊目と3泊目は伊良部島にあるイラフSUIに宿泊したので宮古島には泊まっていません。

次回は宮古島にヒルトン宮古島が完成しているでしょうから、宮古島にも宿泊すると思います。

今回は宮古島空港ではなくて下地島空港を使いました。

理由は簡単で、スカイマークが羽田からの便を運行していてキャリアと比べて断然安価であったからです。

下地島空港は日本航空や全日空がパイロットの訓練施設として運用していた空港です。

2002年6月に、全日空の訓練生が767-200型機で着陸に失敗して機体が中損(後日解体)という事故も発生しています。

2006年に宮古島と伊良部島を繋ぐ伊良部大橋が開通したことも手伝って状況は少しづつ変化します。

2016年三菱地所の提案で下地島空港に旅客ターミナルが作られることになり、2019年3月にターミナルが開業して旅客便の運行が始まりました。

Covid-19で全ての定期便がなくなってしまう事態にも遭遇しながら、着実に進化している様です。

12月17日(土)に降り立った時は、嵐のような強風でしたが問題なく着陸できました。

パイロットの腕が良いのはもちろんですが、便数の少ない地方空港でありながら訓練施設として使われていたことで滑走路の両サイドにILSが完備されているのも大きいと思います。

下路島空港ILS
強風でターミナル移動に時間がかかってしまいました

あそぶーこさんのブログで12月は晴れる確率が低いと書いてあったので覚悟はしていたのですが、さすがに嵐とは驚きでした。

北風が吹き荒れて寒い寒い!!

天気予報も最悪の様子でテンションが下がります。

初日は来間島にあるI Preferホテルズ加盟のシーウッドリゾートに宿泊したのですが、天気が悪すぎてネガティブな印象でしたが、ホテルに罪は全くありません。

シーウッドリゾートは建売住宅で有名な飯田産業が運営するホテルです。

モルディブの大規模リゾートを意識しているのではないでしょうか?

ホテル棟である首里ハウスと、コテージが立ち並ぶヴィラハウスで構成されています。

広大な敷地内は車の通行は禁止(ホテルのワゴン車は走っています)で、徒歩かカートで移動することになります。

今回は一番安価な首里ハウスのツインルームを予約していたのですが、I Preferホテルズのエリート特典でプール付きコテージにアップグレードしていただきました。

寒くてプールは使えませんでしたけどね。

気持ちはリッチになれました😀

部屋に入った後はレストランに食事に行く事も難しいくらいの雨と風でした。

それを予想して、空港からホテルに向かう途中のスーパーマーケットで食べるものを調達してきて正解でした。

広くて素敵な部屋でした
海も荒れていて冬の日本海を思い出します

クリスマス用に成城石井でまとめ買いしたワインを何気にスーツケースに入れたのですが、本当に正解でした。

宮古島まで来てお篭りステイになるとは悲しすぎます。

翌朝は相変わらず風が強かったのですが雨は止んでいました。

朝ごはんを食べに行くにも風が邪魔をして家内が歩くには危なすぎたので、50メートル程でレストラン棟だったのですがカートに来てもらいました。

朝ごはんのクオリティは高くてオムレツも本格派でした。

レストランのツリー

食事のあと風も少し収まってきたので、散歩してみました。

曇っても沖縄!!

美しい海を見ることができて幸せです。

エリート特典でチェックアウト時間も伸ばして頂き、静かになった時間にチェックアウトさせて頂きました。

優しいスタッフが声をかけてくださって記念撮影をしました。

厚着でもこもこです😀

朝ごはんでお腹いっぱいでお昼はパス!!

ランチに伊良部島の名店かめさんの伊良部蕎麦を食べる予定でしたが、翌日にリスケです。

イラフSUIのチェックインまで時間があったので、下地島空港の滑走路端17END(ワンセブンエンド)に行ってみました。

中学生の頃からパイロットに憧れていたので、いつか行ってみたかったんです。

すごい海の色です
海が荒れて恐ろしいくらい

イラフSUI

イラフSUIはマリオットグループであるラグジュアリーコレクションブランドのホテルです。

ゆきたびとんさんのブログを読んでいつか行ってみたいと思っていたホテルなんです。

景色も美しくて伊豆ホテルリゾート&スパと同じようなコンセプトの高級ホテル。

森トラストが運営するホテルです。

実は今回2泊なんですが、マリオットBonvoyで溜まったポイントを使って部屋を予約して、スイートナイトアワードを2泊分利用したコストフリーの滞在なんです。

伊豆マリオットホテル修善寺に泊まる時もそうなのですが、ポイントで泊まらせていただく時はレストランでお金を落としてホテルに貢献したいと考えています。

天気がまだイマイチで外出するのも大変そうだったのもあって、1泊目にレストランで食事をすることにしました。

真っ青なシーザーとクリスマスツリーが迎えてくれます。

何というか、事前に学習してはいたのですが部屋の素晴らしさに感動しまくりでした。

オーシャンビュージュニアスイートルームです。

下の写真は曇っていて天気がイマイチだったのにこの素晴らしさ。

後はもう天気の良い翌日以降の写真も含めて是非ご覧いただきたいです。

ウエルカムフルーツがメロンまるっと1個なんて衝撃的すぎて、横にあった箱入りのウエルカムスイーツにチェックアウト寸前まで気が付かなかった始末!!

ウエルカムレターも素敵です。

ゆったりとしたシャワー独立型バスルーム、掘り炬燵っぽい段付きベランダに設置されたクッション、景色を独り占めするための大きなソファ、大きなテレビ(夜中にワールドカップの決勝を観ただけでした)、そして伊豆ホテルリゾート&スパと同じように大きな景色という切り取られた芸術作品が飾られています。

冷蔵庫の飲み物は全て無料と伺っていたのですが、結局ビールもコーラも飲まずじまい。

レストランや近くの居酒屋で味わいたいし、部屋でアルコールを飲んで寝てしまうのが勿体無いと思ってしまいました。

夕方5時からサンセットを見ながらシャンパン(リアルシャンパーニュです)を味わうシャンパンディライトが開催されます。

フリーフローと言って、好きなだけいただくことができます。

これも追加料金が発生しません。

良い気分になったらレストランへ!!

アラカルトで好きな料理をお願いして、ソムリエの方にワインをセレクトしていただきました。

担当のギャルソンはフランス人でToulouse出身の方。

フランスのお話で盛り上がりました。

楽しすぎておしゃべりと飲食に集中してしまって写真を撮るのを忘れた料理やワインがいくつかあります。

朝食も同じレストランでいただくのですが、全く違う景色に見えました。

続いてはホテルから見える景色や庭の写真です。

伊良部そばの名店かめさん

宮古島ヒルトンホテルの進捗チェック。

2回行ったので天気が違います。

半年後にはオープンですね。

絶対に泊まりにきますよ!!

最後の晩餐は龍宮さんで舌鼓です。

予約必須のお店です。

最終日は素晴らしい天気だったので16時までのレイトチェックアウトをお願いして近くの渡口ビーチに行ってきました。

最後に撮った記念撮影はインフィニティプールの前で

また来たいホテルが増えました。

心身ともにリラックスできました。

空港ターミナルの天井がコンクリート打ちっぱなしに見えますが、コンパネにペンキを塗っているだけでした。

コストダウン、ウエイトダウンがよくできていました。

下地島空港のおかげで宮古島に安く行けるようになって感謝感謝!!

しっかりリカバリーできた気がします。

ありがとうございました。

オートグラフコレクション

こんにちは、パッチングワーカーです。

昨日無事に帰国して自分のベッドで爆睡できました。

いつも思うのですが、日本って本当に素晴らしいです。

でも今回は、ジャカルタで素晴らしいホスピタリティの激安ホテルを見つけたので、オートグラフコレクションのサリパシフィックホテルジャカルタの続報を交えて書かせていただきます。

ヒルトンオナーズステータスマッチ

下田東急ホテルについて書いた時に、マリオットBonvoyからのステータスマッチでI Prefer Hotelsのエリート資格を頂いた事に触れました。

ヒルトンホテルグループにもステータスマッチという制度があります。

マリオットグループのエリート資格保有を証明できれば、3ヶ月間だけヒルトンオナーズのゴールド会員資格を頂けるというものです。

その3ヶ月の間に12泊すればダイアモンド資格が頂けるというありがたい制度でもあります。

ただし3ヶ月間に12泊って結構大変だよねってなりますよね。

だってヒルトングループに余程の魅力を感じない限り、マリオットグループのホテルに12泊した方がメリット大きいですからね。

宮古島に大規模なヒルトンホテルを建設中であり建築が順調に進んでいるので、間違いなく2023年度初夏にはオープンします。

宮古島エリアにはマリオットグループのラグジュアリーコレクション、イラフSUIが伊良部島にあります。

とても素敵なホテルだと評判が良くて、私たちも12月にお邪魔する予定ですが高価すぎて長居できないのが難点。

南国リゾートは長く滞在してこそ心の洗浄ができるわけですから、超高級よりちょい高級のリゾートがありがたいのです。

ヒルトングループは那覇市内にリーズナブルなホテルを複数展開しています。

沖縄本島のリゾートに行く時は、できれば魅力のある那覇市内にも宿泊して街の魅力も味わいたいので、ヒルトングループとマリオットグループの掛け合わせは魅力的なのです。

ちなみにですが、沖縄本島にマリオットグループはリッツカールトン、シェラトン(食事が…)、ルネッサンスリゾートしかありません。

以前はマリオットホテルも1軒あったのですが撤退しています。

石垣島にもマリオットリゾート計画がありましたが、地元住民の強烈な反対運動を受けて計画が凍結になっています。

そんな訳で沖縄好きの我が家としては、ヒルトンオナーズダイヤモンドステータスは魅力的。

でも12泊するのはな〜、って敬遠していたのですが、ここにきてヒルトンオナーズがダブルカウントキャンペーンを始めました。

1泊すると2泊した事としてカウントするキャンペーンです。

一般の人からすれば全く魅力を感じないキャンペーンですが、3ヶ月で6泊すればダイヤモンドになれるわけですから、この希少なチャンスを使わない手はない!!

今回は展示会関連の仕事が入ったので、ジャカルタ北側(普通はこの地区に滞在するメリットありません)にあったヒルトンガーデンインに宿泊したのでした。

ただ、結果的に同行者のコロナ感染という想定外の出来事で12泊してしまったので、規定の倍宿泊してダイヤモンドになった計算です。

即ちキャンペーンを狙わなくてもダイヤモンドになっていたという事です。

なんか間抜けな感じ(°▽°)

何はともあれ目標達成です

サリパシフィックジャカルタ

前回でも触れたのですが、サリパシフィック(以前はサリパンパシフィック)ジャカルタがマリオットグループであるオートグラフコレクションに加盟してくれたことは大きな魅力になりました。

クラシカルなホテルなのに、部屋の作りは(改装済みの部屋)近代的でスタイリッシュなのです。

同行者の部屋を私の名前で予約したら、改装前の1ベッドスイートルームにアップグレードされました。

ウエスティン東京のスイートによく似ていました。

どちらも素敵な部屋でしたが、出張に使うホテルは使い勝手が良い部屋がありがたい(個人の感想)のでこのホテルは超お気に入りになりました。

改装が終わったら価格が大幅に上がりそうな予感はしていますが、それまでは定宿にしてしまいたいくらい気に入りました。

高級感漂うエレベーターホールです
改装が終わった階の廊下です

このホテルにもエグゼクティブラウンジが備えられています。

18階(最上階)がラウンジ専用階になっていて、資格のある部屋のキーをエレベータで翳すと18階に行ける仕組みです。

シェラトンジャカルタガンダリアを紹介したときにも書いたのですが、ジャカルタのラウンジはとても空いています。

ラウンジの皆様に名前と顔を覚えてもらえるメリットがあります。

日本のそれは大衆食堂化して混雑極まりないのですが、この国では落ち着いて使う事ができます。

今回は朝食、お客様とのミーティング、カクテルタイムに使わせてもらいました。

お客様とのミーティング時に好みの飲み物を運んでくれます。

都度名前を言ってサーブしてくれるので、ちょっとこのホテルの常連VIPみたいな気分にさせてくれます。

この円安の最中でも1泊1万円強ですからね。

都内のアパホテルかそれ以下の金額でこれですからすごい!!。

朝食はエリート会員用(プラチナ会員以上)にウエルカムギフトとしてメインレストランの朝食を選ぶこともできますが、ラウンジの朝食であれば無料でいただくことができます。

そしてその朝食は大満足のものでした。

2泊目の朝は午前4時出発だったので食べる事ができなかったのですが、1度味わった朝食がこれです。

ナシゴレンやミーゴレン、飲茶なんかもありましたが私はこれで満足しました。

ゴハンもお蕎麦も置いてありました。

和食のレストランがあるホテルのメリットだと思いますが、茶碗蒸しも味噌汁も出汁が効いていて美味しかったです。

パンも結構な種類が置いてありました。

朝食を食べているとき(1泊目の朝)にJALからメッセージに気が付きました。

普段はあまり気にしないこのメッセージですが、今回は

『やっと帰れるー!!!!!』

ってテンションが上がりました。

ラウンジの写真を撮りたかったのですがなかなか恥ずかしくて撮れずじまい。

コロナ感染での隔離から解き放たれた同行者と一緒に撮ったカクテルタイム時のテーブル。

撮ったのは朝食とこれくらいでした。

とても広い空間に感覚をあけてテーブルが並んでいます。

テラスにも席があって、雨季だったせいか外でも気持ちがいい気温でした。

飲茶やサンドイッチ、寿司などが並びます。

お酒もフルラインナップでした(日本酒はありませんでした)

オートグラフコレクションって、個性のあるホテルがマリオットグループに加盟するためのコレクションです。

日本ではメズム東京やプリンスさくらタワーなどが加盟しています。

ザ・プリンスギャラリーなどの超高級ホテルはイラフSUIと同じラグジュアリーコレクションに加盟しています。

この勢いでマリオットグループ加盟の個性的なホテルが増えてくれると、マリオット1択になるような予感です。

フライトが朝早い(AM6時35分発)ので3時起きの4時ホテル出発なので早く寝ることにしました。

寝坊できないのと帰れる喜びでなかなか寝付けなくて、寝たり起きたりを繰り返したのでした。

早朝のロビーと外から見たホテルロビーです。

ハイヤーと同行者が映り込んでいますがご容赦ください。

バリ島を意識していますね

ハイヤーから見たエントランスも綺麗だったので撮りました。

エントランス手前は絶賛工事中です

今回の旅も色々ありましたが、無事日本に帰って来れました。

あと2泊で帰国だ!!

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

住み慣れた?ヒルトンガーデンインジャカルタ最後の朝を迎えました。

早起きしてジムに行って、マシン達に感謝してこよ!!

ってな訳でジムに行ったら外の空気が気持ちよくて、プールサイドで心地よい風にあたってきました。

灼熱のジャカルタで滅多に無い心地よさです。

おまけに結構素敵なプールじゃん。

少しだけ風に当たって、日本とのWeb会議のため部屋に帰りました。

会議が長引いて朝ご飯食べ損なってしまったけれど、チェックアウトで気分がいい(このホテルは満足でしたよ)から空腹くらいは我慢しよう!!

ミーティング長引きすぎでチェックアウトのAM11時ギリギリでした。

感染者発生のお詫びをしてチェックアウト。

笑顔で『No problem!! Our pleasure』って言ってくれました。

タクシーで次のホテル『Sari Pacific Jakarta』へ移動です。

このホテルは前からよく知っていて場所も良くて価格帯もフィットしていたのですが、かなり古いという事で敬遠していました。

最近オートグラフコレクションに加盟したのと、部屋のリフォームが進んでいるという噂を聞いて泊まってみることにしました。

オートグラフ コレクションは、
マリオット インターナショナルポートフォリオ
内にある高級ホテルの独立したグループです。
プロパティは独立して所有され、オートグラフ コレクションの名前で運営されています。

Wikipedia
オートグラフコレクションって書いてあります

15時チェックインなのにホテルに着いたのが11時55分で、部屋の用意ができていないということでウエルカムモクテルを頂きながらロビーラウンジで待つことになりました。

腹ペコだから何か食べよう!!

ってことで注文したのがベジタブルサンドイッチ。

色々準備中でしたが結構ゴージャスです
高級ホテルっぽいロビーです
ウエルカムモクテルとベジサンド(でか!!)

期待できそう!!って思っていたら部屋の準備ができました。

待つこと30分くらいでした。

イッチバン安い部屋(リフォーム前の部屋らしい)を予約しましたが、リフォーム後のデラックスダブルを取っていただきました。

素敵な部屋です!!
お決まりのウエルカムスイーツと果物
日本食レストランもあります

午後からの日系メーカーさんとのミーティングには、最上階にあるエグゼクティブラウンジを使わせていただきましたがとても静かで気配りの行き届いた空間でした。

写真を撮る雰囲気ではなかったので、明日の朝食時に頑張ってみます。

ミーティング後はお客様のオーナー様ご家族に会食に連れて行っていただきました。

中華でお腹いっぱいです。

今日のところはトラブルなく気分良く終了です。

この後まだまだ出てきました。

お腹がはち切れそうになってお開きです。

ジャカルタど真ん中のプラザインドネシアにあるこのお店から、歩いても帰れる(700メートル)ホテルなのでした。

今晩含めてあと2泊。

何も起こりませんように🙏

ルージュの伝言

こんにちは、パッチンングワーカーです。

相変わらずインドネシアに滞在しています。

前置き

長いことインドネシアには足を運んでいて、大きなトラブルもなく過ごしていました。

ただし、過去連続2回はトラブルが続いています。

前々回は同行者(私と同年代の制御系技術者)の血圧が180を超えていることが飛行機に搭乗する直前に告げられ、慌てふためく場面からのスタートでした。

今まで不摂生をしていたにもかかわらず血圧を測ったことがなかったという彼は、求められていた出国前のPCR検査で血圧を測られ判明したと。

JALのラウンジで待ち合わせしていたので、その事実を告げられたのはチェックイン後。

奥様にその事実を報告したら

『180って高いの?』

という答えが返ってきたそう。

病気に無縁ってすばらしい?

そんな訳で、当時は10日間の隔離が義務付けられていたのですが、ホテルに懇願して医師を派遣してもらい降圧剤を処方されて繋ぎ、隔離が明け次第日系のクリニックにかかったのでした。

今の彼は毎日血圧を測り、医師の指示のもと血圧のコントロールをしているそうです。

前回のインドネシアはジャカルタではなくスラバヤだったのですが、

ブログにも書かせていただいた隣のSOGO火災事件と同行者脱水症状による入院がありました。

インドネシアではありませんが、前回の台湾出張後に私自身がコロナ感染して家内にも移してしまい、ずっと前から計画していた1週間の沖縄旅行がおじゃんになったのでした。

今回のインドネシア

今回はと言いますと、

前回のレポートでローカルホテルへの微妙な違和感を書いたのですが、無事にその仕事が終わって展示会の仕事のためホテルを移動。

ジャカルタの北西に位置するヒルトンガーデンインに宿泊となりました。

マリオットからのステータスマッチでいただいたヒルトンゴールドを体感しつつ、ダイヤモンド修行を兼ねた滞在となる予定です。

ヒルトンガーデンインは言ってみればビジネスユースやカジュアルファミリーみたいな位置付けで、とてもシンプルなホテルです。

このホテルでゴールド向けのサービスはないだろうと(ヒルトンホームページにも記載されています)思っていたら、ユーミンのルージュの伝言ばりのウエルカムメッセージにはビックリ!!

部屋のサイズは同じですが、彩光豊かな2面大型窓の角部屋を取ってくださいました。

マリオット系でお決まりのウエルカムスイーツも同様に置いてありました。

ジムも使いやすく快適です。

プールもしっかりあります。

またもや

2回連続で前例のない問題に遭遇していると(プラス1回は自分がコロナ罹患しました)何かありそうな胸騒ぎがするもので、何もなければ良いなという願いも打ち砕かれてしまったのでした。

同行者が熱を出した!!という事で、慌てて日本の商社様に相談して抗原検査キットを分けもらいました。

しっかり陽性!!

疑う余地もありません。

何故携帯の画面と?

保険会社から

『陽性を確認した日時を記録せよ!!』

との依頼が入ったためです。

この時はまだ余裕があって、日本でサポートしてくれているアシスタントの女性たちが

『待受画面がかわい子ちゃんとかじゃなくて良かったですね…』

なんてメッセージが来ていたので、(未婚の男性なのです)

私もフォトショでこんな加工をして送り返したりしていました。

保険会社に送ったら(未加工の方)、パスポートも同じ写真に納めてくださいとのことで、

撮り直したのでした。

この後日系のクリニックの予約を取ってPCR検査をしてもらい、

アビガンを含む薬をたくさん処方されたのでした。

実はここからが大変でした。

日本人なものですから、真面目に感染を各所に報告。

特にホテルは満室状態ですから、正直に伝えました。

『ハウスキーピングを止めてくれ。一切出入りしないから隔離させてくれ』

と。

『マネージャーに相談しないとわからない。即答できない!!』

とのことで、部屋で待機。

私の部屋に電話がかかってきて、

『ゴメンナサイ(英語ですがそれっぽく)アナタノドウコウシャハアシタデテイッテクダサイ』

このホテルは隔離ホテルではないので、ここで隔離はまずい。

満室なので他の客に移る可能性がある。

ってな感じです。

ホテルの主張はごもっともなので了承して受け入れ先を探すことに。

ここからがすごい!!

やっぱりインドネシアじゃん。

入国者強制隔離が撤廃された途端に隔離ホテルがゼロになっていて、どこも受け入れ拒否。

日本大使館にお願いしてもらって探すも全滅。

よく聞いてみると、こちらで罹患した日本人は滞在ホテルに内緒で自主隔離状態なのだそうです。

内緒なんて、人に迷惑かかるじゃん!!

そんな理屈が通る国ではありません。

エレベータではマスクをしない現地人たちがぺちゃくちゃ喋りながら乗っているし、

朝食会場ではマスクをせずにゴホゴホやりながらビュッフェを取るおばちゃんの姿も。

ホテルには正直ベースで申告済み。

疲れ切ってイライラ状態。

でも病人はもっと不安。

でも時すでに遅し。

医師の診断では25日まで隔離しなければならない。

でも見つけてくれました、本音と建前をしっかり使って融通してくれる宿が。

問題あるので宿の名前は出しませんが、

こちらで罹患した日本人の出張社たちはここにいました😄

食生活崩れてます

そんな訳で私も帰国が伸びて部屋仕事。

ホテル直結のモールにある小さなスーパーマーケットと吉野家にお世話になりながら、なんとか生きています。

やることは山積みなので困りませんが、

野菜は朝食ビュッフェで頑張って取り、

夜は吉野家かカップラーメンの生活。

1人でタクシー乗って居酒屋行こうとはとても思えません。

そういえば、KYOさんのヌーボーの記事を見てワインが無性に飲みたくなって、

隣のモールにあるリカーショップで買っちゃいました。

イスラム圏ですからお酒が高いのは承知の上ですが、これが3,000円くらいです。

買わなきゃいいじゃん!!

わかってます、でも飲みたくて買ってしまいました。

満足?

まあ、仕方ないです。

こんなもんです。

日本のコンビニで700円くらいかな?

八海山の純米4号瓶が1万2千円でした。

おかしいだろ!!

って言いたくなるほどいい加減な価格。

日本でも一昔前は、シーバスリーガルが1万円でしたね。

今は3000円くらいかな?

まあ、飲むやつが悪いですよね。

栄養バランスが崩れていて、体がワインを欲しがったのです(嘘です)

フランスのクリームチーズも買いました。

吉野家は日本より高いんですけど、同じ味がするし日本人としてはありがたいんです。

はやい・やすい・うまいの順番で脳に刻まれているんですけど、

こちらは違いますね。

すき焼き牛丼もあります。温泉卵無料キャンペーン中です。この国の生卵は?ですからね
おしゃれな紙袋に入れてくれます
右下の緑はナッパの天ぷらみたいです。お浸しは人気ないのでしょうか?
しっかりハラル認証されてます

早く日本に帰って刺身突つきながら日本酒呑みたい!!

人生の小さなマイルストーン

みなさまこんにちは、パッチングワーカーです。

前回お伝えしきれなかった伊豆旅の残りを書かせていただきます。

リゾートルーム

伊豆ホテルResort&Spaにはリゾートルームと呼ばれるラウンジがあります。

宿泊している部屋のランクに関わらず、宿泊者全員が使える施設です。

軽いフードと、ワインやビールを含むドリンクがセルフで提供されています。

もちろんリゾートルームからの眺めも素晴らしいです。

航空系のラウンジに置いてあるフルオートのビアサーバーと、あまり見かけないワインサーバー(こちらはマニュアル)が置いてありました。

チェックイン直後も翌朝も提供されていたので、おそらく24時間提供していると思います。

気持ちの良い日だったので、テラスに出てコーヒーを飲みながら景色を楽しみました。

メインロビーから5階分下がった位置にあるので、違う景色を楽しむことが出来ます。

メインロビーでチェックインしたあと、エレベータで1階下りてから長い廊下を渡って景色の良い回廊を通って西棟に移動します。

西棟の4階(ロビーの一つ下)にレストランがあって、3階に大浴場があり、最も下の1階にリゾートルームがあります。

考えながら移動しないと、自分がいる空間がどこなのか解らなくなってしまいます。

回廊の景色も最高ですが、リゾートルームは鳥の囀りがよく聞こえてリラックスできます。

写真を撮り忘れたのですが、ゆったりした空間でソーシャルディスタンスの事を心配する必要がないくらい席が点在している感じです。

室内の席はソファやダイニングテーブルで、真っ白の卓球台やサッカーゲーム(台中のMOXYにもありました)が置いてあります。

リゾートルームにも人はあまりいません。

レストランも、パティオも、大浴場も、メインロビーでさえも人がまばらです。

考えてみれは当たり前なのですが、これだけ広い施設に26部屋しかない訳ですから50名くらいしか泊まっていない。

ホテルの人たちと会うことは頻繁にあっても、宿泊客と会うことは本当に少なかったのです。

結構人がいるなって感じたのは、朝ごはんの時とチェックアウトの時くらいでした。

チェックアウトリミット時間の11時にチェックアウトが集中する訳ですが、朝食を終えたあたりから支払いができるようになっていて【精算済】のカードを受け取ってギリギリまで滞在するのです。

従業員の数は間違いなく宿泊客より多いです。

私たちに直接会う人たち(ボーイさんや、レストランのスタッフ)だけでもかなりの人数働いていますし、メンテナンスや施設をきれいに保つ裏方さん達もたくさん見かけました。

私たちに会うと笑顔で挨拶をしてくれて礼儀正しい方ばかり。

教育が行き届いています。

裏方さんが海外から来た方が多いホテルも目立ちますが、ここはほぼ日本人でした。

人材不足を解消するために歪んだ制度があって、海外からの労働者を奴隷のように働かせる仕組みには心が痛みます。

人材不足を解消するために知恵を絞ってこそ進化のブレイクスルーがやってくる筈なのに、老害政治家の皆様が奴隷制度を作って安い労働力を確保しているせいで、進化できない日本なのです。

コロナや強烈な円安で少しは進化してくれる事を祈ります。

ドル売り介入の名の下で円安を阻止するフリをしながら、安く仕入れていたドルを売って上げた何兆円もの利益を、進化のために投下して欲しいものです。

話が大きくずれてしまいました。

朝食

伊豆の宿は豪華な朝食を売りにしているところも少なくありませんが、

伊豆ホテルResort&Spaの朝食はシンプルなものでした。

私的には朝ごはんは軽めが良いです。

プレフィックスメニューとバイキングの組み合わせです。

和食と洋食が選べて、メインディッシュも選べる仕組みでした。

私たちはぶり大根を選びましたが、オムレツなどの卵料理をはじめ数種類あったと思います。

満足出来ました。

スパークリングワイン等も用意されていました。

私的にはコーヒーにこだわって欲しかった。

最大50名程度の朝食で時間もバラバラでコーヒーを飲む人はもっと少ないのですから、注文に応じてハンドドリップで入れるコーヒーを提供していただけたら完璧でした。

贅沢すぎる不満ですね。

ポットに入ったコーヒーはリゾートルームにも置いてあって、それなりにフレッシュで美味しいです。

ただ、淹れたてのそれとは違う訳で…。

エスプレッソマシンで入れるアメリカンコーヒーや、ポットに入っているコーヒーは個人的にはテンションが下がってしまいます。

都心の高級ホテルに言うような要求でした。

わがまま🙃

うな瀬の海鮮丼

時間ギリギリまで景色を楽しんでチェックアウトした後は、道の駅で買い物をしてから「うな瀬」へ向かいました。

ここの鰻は絶品だそうで(家内も娘も言うのですが私は海鮮派なので食べたことがありません)すが、今回は家内も私も海鮮丼。

今までうな瀬のコロナ対策が完璧で、同じ家族でテーブルに座ってもアクリル板に仕切られて食事していた感じだったので、『ちょっと味見させて』が出来なかったのです。

家内が鰻にしなかった理由を聞いたら、

『いつもパパが食べている海鮮丼が美味しそうだったけれど鰻の誘惑に負けていたの。でも今回は海鮮丼って決めていたから海鮮丼』

だそうです。

ここのキンメの煮付けもうまいだろうな、って思いながら定番の海鮮丼(酢飯をチョイス)を堪能したのでした。

写真で味わってください。

解説不要です😄

マイルストーン

ちょっと大袈裟な小見出しで恐縮ですが、旅って人生のマイルストーンには適していると思うのです。

旅は簡単に気持ちをリセットできる優れものですから、ストレスを軽減させる目的やちょっとした気分転換にはもってこいです。

それもマストなんですが、年に1回か2回程度の贅沢(金額ではなくて完全に非日常)な旅を人参に据えて頑張る。

マイルストーンは大袈裟かもしれませんが、出口の見えないどん底を味わっていたり、毎日遅くまで残業をして、たとえ休みがあったとしても寝ているだけの日々にはマイルストーンは存在しない(マイルストーンが存在すれば休日に寝ていたり生産性のないことをやらないですから)訳ですから、せめてにんじんをぶら下げる事をお勧めしたいです。

人に言えた身分ではないですけどね🙃

今いる世界からほんの少しだけ飛び出して違う世界をのぞいてみることに消極的で、視野の狭い凝り固まった石頭に自分から向かいがちです。

贅沢な旅を経験したからといって視野が一気に広がる訳ではありませんが、

1 感動してリラックスできた

2 リラックスできたらアイデアがたくさん浮かんできた

3 また来たい

4 頑張って稼ごう

5 もっと賢く稼ぎたい

6 勉強しよう

なんて感じで、高級な宿に泊まれる自分になるためでも良いですから勉強を始めるきっかけになる。

無理があるように見えますけど、私は心底そう思っています。

違う世界をのぞいてみよう!!

って言うところが大切で、今持っているスキルや経験に全く違う世界のスキルや経験を付加できれば、それは足し算ではなくて掛け算で効いてくる事に気がつくには、余裕のある客観的な脳が必要なのです。

出口の見えない地獄の日々から脱出するきっかけに繋がるかもしれません。

そんな訳で、旅という手段を使って脳に余裕を持たせてあげる事も絶対に必要です。

今回伊豆ホテルResort&Spaに滞在して感じたことは、

『一番大切なことは空間である』

ということでした。

部屋の広さや、設備、食事の内容や評価を気にして検討していましたが、

ロビー、回廊、部屋、大浴場、リゾートルームから見える景色が違っていたことに感動を覚えました。

部屋にテラスがつき、露天風呂も完備されている。

全室ジュニアスイートの設で部屋からの景色を売りにしている。

でも今回の滞在では、

メインロビーにも回廊にも大浴場にも、何回も足を運びました。

同じ景色を切り取っているにもかかわらず、

メインロビーからの景色、回廊からの景色、大浴場からの景色、部屋からの景色が全くといって良いほど違っていました。

メインロビーなどはロビー内部から見る景色と、一歩出たデッキからの景色ですら全く違うのです。

ガラス越しでない開放感と共に味わう雄大な景色も、

ガラス越しであることを巧みに利用した絵画のように計算し尽くして切り取られた景色も素晴らしい。

回廊はゆったりした個室感のあるベッド並みに大きなソファが幾つも完備されていて、開放感と共に雄大な景色を感じることが出来ます。

雄大な海を見ているのに、決して波の音は聞こえてきません。

そこがまた素晴らしいのです。

人が溢れる事も全くありません。

大地の匂い、鳥の囀り、緩やかな風を感じながら目にする雄大な眺めも、

空調の効いた心地よい音楽が流れる自然の音が遮断された空間で感じる大きな作品(切り取られた景色)も、

全くの別物として味わえる贅沢を手に入れて、リラックスできない筈がありません。

食事はもちろん美味しく満足出来ましたし、設備も素晴らしかったのですが、

心に焼き付いているのは計算しつくされた作品たち、すなわち完璧な空間なのです。

12月に計画している伊良部島のイラフSUIもまた景色を巧みに計算して成り立っているホテルですが、家内も私も赤倉観光ホテルに注目しています。

そして1年以内に伊豆ホテルResort&Spaを訪れようと思っています。

でもまずは下田東急ホテルに再訪して、辻さんの金目鯛の煮付けを頂きたいと考えてもいるのです。

早速次のマイルストーンを置きに行くことにします。

全員がチェックアウトギリギリまで滞在するホテル第二話

こんにちは、パッチングワーカーです。

伊豆ホテルResort&Spaの滞在その2をレポートします。

第一話を急いで書いたため、誤字脱字が多すぎでした。

見苦しくてごめんさい。

訂正いたしました。

海も山も温泉も美味しいものもある贅沢リゾートをお楽しみください。

パティオ

伊豆ホテルResort&Spaには海の見えないパティオがあります。

ここは宿泊者でなくても入れるスペースになっていて、ハワイ料理をいただくことができます。

中程にあるプールのような水辺は癒しの空間です。

ハワイ料理やドリンクをここでいただくことも可能です。

ドリンクバーで烏龍茶をいただこうとしたら宿泊者は無料でした。

奥のナティエブルーのオーニングのところがハワイ料理のお店Coastline

高台からパティオを見ると壮大な海が見えますが、パティオにいると全く見えません。

奥がレストランなのですが、レストランに入れば壮大なパノラマが開けるというわけです。

水辺の中のこの席は、実は足湯になっています。

熱めかな?

そう思っているとだんだん心地よくなってきます。

喉が渇いてきて烏龍茶というわけです。

足湯なんです
はしたなく装具用のシューズを脱ぎ捨てています…ごめんなさい
光の反射で青い点が蠢いています。目障りでごめんなさい。

大浴場と湯上がり休憩

大浴場は面白い趣向です。

立ち湯といって深い湯船に立って入ります。

目の前に広がる景色を楽しむために窓やガラスがありません。

外ギリギリのところで入浴すれば外の風を感じて景色を楽しむことができて、

後ろギリギリに設置されたベンチ(湯船の中です)に座ると、湯船の湯面と海が一体化するように設計されています。

公式ページからの借用です

全室テラスと露天風呂完備ですが、この大浴場を体験すべきです。

サウナも併設されています。

湯上がりどころ(もっと素敵な名前だったのですが忘れました)も景色を計算して作られています。

素敵な香りに癒されます
夕食を最高に楽しむためにビールは我慢
ちょっとおしゃれな空間に見えますが
長椅子に寄りかかるとこの景色です(汚い足がごめんなさい)

私が偵察していけると感じたので、家内も挑戦しました。

この湯上がりどころで待ち合わせです。

ちなみに足が出てしまっているこの写真は朝ご飯前の時間帯です。

お部屋と日の出

このホテルにはたった26室しかありません。

スイートルームは無く(全室ジュニアスイートの設えです)、テラスの大きさや部屋の間取りでランク分けされています。

私たちはA2という部屋に泊まりました。

部屋に入った瞬間は、

『東急のジュニアスイートの方が広くて良い?』

なんて思ってしまいましたが、それはそれは計算し尽くされた素敵なお部屋でした。

部屋に入った瞬間です(234号室です)
テラスがまた素晴らしい
部屋の露天風呂(源泉掛け流し)

日の出は6時1分で、風呂に入りながらチャンスを待ちました。

伊豆大島から顔を出した太陽が油絵のようです
幻想的です
家内の髪も赤く染まっています
表情が変わってゆきます

夕食

順番が前後してしまいましたが、夕食についてレポートします。

魚介をふんだんに使ったフレンチ、割烹、鉄板焼きから選べます。

割烹は既に満席だったのと、下田で辻さんに行くつもりでしたから鉄板焼きを選択していました。

WAVEの鉄板でいただきます
これが本日の鉄板素材です

メニューを見た瞬間ドリンクを決めました。

まず吟醸酒でカルパッチョや生ハムをいただき、魚で白、肉で赤という鉄板。

白と赤はおすすめのグラスをお願いしました。

白はシャブリ、赤はボルドーのタンニン主張タイプの(カベルネ主体)フルボディでした。

先付けは柿をグリルしたものをスペイン産生ハム(切り出し)で巻いたもの
ドーンと鎮座するこいつです
吟醸酒を合わせます
前菜は地魚のカルパッチョです(キンメもいますね)
グリル三島野菜のバーニャカウダと続きます(人参の隣はコールラビ)
お魚はシイラ
サーロインとヒレをシェア
ガーリックライスではなくてエビライス
赤だしを添えて

お腹いっぱいです。

満足満足!!

長くなってしまったので今日はこの辺りで終わりにします。

残りあと少しは後日。

お付き合いいただきありがとうございました。

全員がチェックアウトギリギリまで滞在するホテル第一話

皆様こんにちは、パッチングワーカーです。

伊豆下田の下田東急ホテルに続いて、熱川温泉の伊豆ホテルResort&Spaに滞在してきました。

2020年6月開業の新しいホテルです。

かの有名な赤倉高原ホテルや東府やResort&Spa-Izuを手掛けるR&Mリゾート株式会社の作品とあって期待しまくりの滞在でした。

老舗旅館のリノベーションの達人が、まっさらから作ったリゾート旅館式ホテルなのです。

下田東急ホテルが想定外に素晴らしかったので、がっかりしないといいね!!って家内と話しながらの訪問なのでした。

気持ちにもお金にも余裕がない時には旅という選択肢が浮かばなかったのですが、次の展開につながる貴重な可能性が開けるかもしれないからこそ、特別旅という人生の小さなマイルストーンを置きに行くことの大切さを感じた旅になったのでした。

子供たちにも一定期間の思い出の空白期間ができていて、暗い闇の中を彷徨っていた時にこそ旅に行くべきだったと思っています。

子供達が独立して始まった二人旅を大切に続けられるよう頑張ると誓ったのです。

ナティエブルー

前回書き損なってしまったので少しだけ触れさせていただきたいお話。

下田東急ホテルの海に向かって右側の海の色はナティエブルーという色。

フランスの王室付画家であったジャン=マルク・ナティエが好んで使った青。

東急ホテルのコンセプトカラーは黄金色なのに対して、下田東急ホテルはナティエブルーを多用しています。

さりげなく外観のサイドルーフやベッドのワンポイントライン、カーテン、グリーティングカードの文字の色にもナティエブルーが用いられています。

とてもリラックスできる色だと思いませんか?

私は大好きな色です。

圧巻

2日目の昼に大好きな『うな瀬』でランチしようと思っていたのですが、夕食の予約が17時半だったので予約を入れていなかったこともありパスしました。

その代わり翌日の昼に予約を入れました。

土曜日は混むだろうな!!って思ったので念の為予約です。。

伊豆ホテルResort&Spaに行くには、国道135号線の熱川温泉入口とは少し違うところから入ってゆきます。

R&Mリゾートが運営するリゾートパーク伊豆あたがわの入口です。

角にファミリーマートがあるのが目印で、ホテルの看板は出ていませんでした。

温泉が潤沢に湧き出る眺めの良い山を一つ買って別荘地を作り上げて、その上にホテルを建設した感じです。

海抜300メートルのところにあるホテルに向かって、海抜数メートルのところから登って行きます。

くねくねと曲がる道に点在する別荘はとても素敵です。

テニスコートやプールを比較的低い海抜の土地に作り、別荘地は眺めの良い高地に作られています。

高いところはなるべく自然を破壊しない工夫がなされているのを感じます。

別荘地は、眺めを得るために木を伐採するというより、眺めのある場所に家を建てるという感じ。

温泉が運ばれるそれなりに太いパイプも、目立たないように工夫された施工になっています。

横浜に引っ越す前は23区に住んでいたため車は持たずにカーシェアで事足りていたのですが、今の地では車は必須で注文したのですが、入荷まで半年以上を要するということでそれまでのつなぎとして中古で購入した非力なコンパクトカーが悲鳴を上げながら坂を登ります。

まだ?

そんな不安が募るくらい長い坂を上り詰めたところに伊豆ホテルResort&Spaが顔を出しました。

坂を利用して建てられているためか、今一つ建物の構造がわかりません。

事前にお願いしていた障害者用の駐車場はエントランスの真前で、坂を登ることなくロビーに向かえました。

ロビーからの圧巻の景色をご覧ください。

ガラスの外に出たところでチェックインを待つこともできます。

日差しが強く、風がとても心地良い日でした。

15時のチェックインでしたが、14時には到着していました。

素敵なカフェがあるので、そこで時間を潰そうと考えたからです。

しかしながら、部屋の準備は完了していて直ぐに入ることができました。

21時間滞在できたことになります。

あっという間でしたけどね。

ベルボーイさんに案内されて素敵な回廊を通って宿泊する西棟に向かいます。

初めての滞在で自分達だけでは絶対に部屋にたどり着けないと思います。

回廊も素晴らしいので、時間を変えて撮った写真をご覧ください。

柱の左側と右側の景色が別物に見えませんか?
水面が眩しすぎて情けない顔になる…

伝えたいことが多すぎるので、今日はこのくらいで止めにしておきます。

この景色、如何ですか?

波の音が漏れなくついてくる下田東急ホテルも捨て難いし、ゆったりとした気分で過ごせる伊豆ホテルResort&Spaも素晴らしすぎる。

頻繁に行きたい下田東急ホテル、年1回のご褒美滞在としてリストアップしたい伊豆ホテルResort&Spaなのでした。

次回はパティオや食事の紹介をさせていただきます。

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